国立映画アーカイブ開館記念
生誕100年 映画美術監督 木村威夫
Inaugurating NFAJ: Art Director Takeo Kimura at His Centenary

開催概要
- 会期
- 2018年11月6日(火)-11月25日(日)
★各回の開映後の入場はできません。
★11月の休館日:月曜日 - 会場
- 長瀬記念ホール OZU(2階)
- 定員
- 310名(各回入替制・全席自由席)
当日券についてはこちらをご覧ください。
前売券についてはこちらをご覧ください。
2018年10月16日(火)~2019年1月27日(日)の期間、7階展示室にて展覧会「国立映画アーカイブ開館記念 生誕100年 映画美術監督 木村威夫」を開催しております。国立映画アーカイブの上映観覧券(観覧後の半券可)をご提示いただくと、1回に限り団体料金が適用されます。詳しくはこちらをご覧ください。
[NFAJプログラムNo.8]
概要
国立映画アーカイブでは、今年生誕100年を迎えた映画美術監督・木村威夫の軌跡をたどる企画展の開催にあわせ、特集上映を開催します。
劇場公開された長篇作品だけでも240本以上に及ぶフィルモグラフィーの中から、木村自身が「私の処女作は不運であった」と回想した美術監督デビュー作『海の呼ぶ聲』(1945)など、長い間観ることのできなかった作品から、恩師・伊藤熹朔の下で明治時代の美術表現に正面から取り組んだ『雁』『春琴物語』、それに鈴木清順(『悪太郎』『肉体の門』『ツィゴイネルワイゼン』)と熊井啓(『忍ぶ川』『サンダカン八番娼館 望郷』『本覺坊遺文 千利休』)という個性の全く異なる監督と組んだ代表作の数々、そしてギネス記録となった最晩年の長篇監督デビュー作『夢のまにまに』(2006)まで、木村威夫の多彩な映画美術の魅力を20作品でご紹介いたします。特に『海の呼ぶ聲』と美術監督第二作『絢爛たる復讐』(1946)、そして大映時代中期の『蜘蛛の街』(1950)の3作品は、現存する16mmマスターポジから、今回のために上映用35mmプリントを作製しました。この機会に是非ご鑑賞ください。皆様のご来場を心よりお待ち申し上げます。
トークのお知らせ(11/16追記)
『夢見るように眠りたい』の下記の上映回では林海象監督によるトークがあります。
- 日時
- 11月9日(金)3:00pmの回 上映終了後
11月18日(日)4:45pmの回 上映終了後
*トークのみの参加はできません。
プログラム
■(監)=監督・演出 (原)=原作・原案 (脚)=脚本・脚色 (撮)=撮影 (美)=美術・設計・舞台装置 (音)=音楽 (出)=出演 (解)=解説・ナレーション
■スタッフ・キャストの人名は原則として公開当時の表記を記載しています。
■特集には不完全なプリントが含まれていることがあります。
■記載した上映分数は、当日のものと多少異なることがあります。
海の呼ぶ聲64分・1945・伊賀山正徳 絢爛たる復讐78分・1946・小石榮一、吉村廉 蜘蛛の街77分・1950・鈴木英夫 雁104分・1953・豊田四郎 春琴物語111分・1954・伊藤大輔 黑い潮113分・1954・山村聰 雑居家族110分・1956・久松靜児 春泥尼98分・1958・阿部豊 陽のあたる坂道209分・1958・田坂具隆 アリバイ92分・1963・牛原陽一 悪太郎The Bastard / The Incorrigible95分・1963・鈴木清順 肉体の門Gate of Flesh90分・1964・鈴木清順 紅の流れ星97分・1967・舛田利雄 忍ぶ川120分・1972・熊井啓 サンダカン八番娼館 望郷121分・1974・熊井啓 ツィゴイネルワイゼンZigeunerweisen144分・1980・鈴木清順 夢みるように眠りたい81分・1986・林海象 本覺坊遺文 千利休108分・1989・熊井啓 紙屋悦子の青春113分・2006・黒木和雄 夢のまにまに106分・2008・木村威夫
上映日時(チケット購入)
■作品によって開映時間が異なりますのでご注意ください。
11/6(火) | |
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11/7(水) | |
11/8(木) | |
11/9(金) | |
11/10(土) | |
11/11(日) | |
11/12(月) | 休館日 |
11/13(火) | |
11/14(水) | |
11/15(木) | |
11/16(金) | |
11/17(土) |
座談会「木村威夫をめぐって」長瀬記念ホール OZU |
11/18(日) | |
11/19(月) | 休館日 |
11/20(火) | |
11/21(水) | |
11/22(木) | |
11/23(金) | |
11/24(土) | |
11/25(日) |
座談会
「木村威夫をめぐって」
- 日時
- 2018年11月17日(土)12:15pm-1:15pm(終了時刻は予定)
- ゲスト
- 深民浩、中林啓治、林隆、竹内公一
木村威夫と仕事をした美術デザイナーの方々に、木村威夫の人と仕事についてお話を伺います。
- 入場無料。当日1回目の上映をご覧になった方は、そのまま座談会にご参加いただけます。座席に余裕がある場合は、座談会からご参加いただけます。
トークのお知らせ(11/16追記)
『夢見るように眠りたい』の下記の上映回では林海象監督によるトークがあります。
- 日時
- 11月9日(金)3:00pmの回 上映終了後
11月18日(日)4:45pmの回 上映終了後
*トークのみの参加はできません。
当日券 入場方法
当日券(発券=2階受付)
- 料金
- 一般520円/高校・大学生・シニア310円/小・中学生100円/障害者(付添者は原則1名まで)、国立映画アーカイブおよび東京国立近代美術館のキャンパスメンバーズは無料
◆当日券でご入場される方には、開館と同時に、当日上映される全ての回の入場整理券を1階ロビーにて発券します。各日の開館時間についてはスケジュールをご覧下さい。
- 各回の開映後の入場はできません。
- 当日券の発券は、定員に達し次第締切ります。
- 学生、シニア(65歳以上)、障害者、国立映画アーカイブおよび東京国立近代美術館のキャンパスメンバーズの方は、証明できるものをご提示ください。
- 当日券の発券は各回1名につき1枚のみです。
入場方法
- 前売券をお持ちの方は、開場時(開映30分前)に、前売券に記載された整理番号順にご入場いただけます。
- その後は、当日券の整理券をお持ちの方が、整理番号順にご入場いただけます。前売券をお持ちの方は、随時ご入場いただけます。
- 前売券・当日券は当日・当該回のみ有効です。
前売券 入場方法
前売券
10月23日(火)10時より、チケットぴあにて全上映回の前売券(全席自由席・各100席分)を販売します。
[Pコード:559-053]
- 前売料金
- 一般520円/高校・大学生・シニア310円/小・中学生100円
- 別途発券手数料がかかります。
- 各回の開映後の入場はできません。
- 学生、シニア(65歳以上)の方は証明できるものをご提示下さい。
前売券の購入方法
[Pコード:559-053]
チケットぴあ店舗、セブン-イレブン、サークルKサンクスで購入
10月23日(火)より各プログラムの前日まで
⇒前売料金に加え、1枚につき発券手数料108円がかかります。
受付電話(0570-02-9999)で購入
10月23日(火)より各プログラムの4日前23:59まで購入可能
⇒前売料金に加え、1枚につき発券手数料108円がかかります。
- 毎週火・水2時30分~5時30分はシステムメンテナンスのため受付休止となります。
チケットぴあのサイト(http://w.pia.jp/t/nfaj-takeokimura/)で購入
購入時期によってご利用可能な決済方法が異なります。
⇒前売料金に加え、1枚につき発券手数料108円、また決済方法によって1件につき決済手数料がかかる場合があります。
- チケットぴあの手数料等については、チケットぴあHPのヘルプ、利用料一覧の頁をご覧ください。
本前売券の購入に、システム利用料(通常216円/枚)はかかりません。 - 前売券の払い戻し、交換、再発行はいたしません。
入場方法
- 前売券をお持ちの方は、開場時(開映30分前)に、前売券に記載された整理番号順にご入場いただけます。
- その後は、当日券の整理券をお持ちの方が、整理番号順にご入場いただけます。前売券をお持ちの方は、随時ご入場いただけます。
- 前売券・当日券は当日・当該回のみ有効です。