生誕120年 円谷英二展
Eiji Tsuburaya: On the 120th Anniversary of His Birth

概要

会場
国立映画アーカイブ 展示室(7階)
会期
2021年8月17日(火)-2021年11月23日(火・祝)
開室時間
11:00am-6:30pm(入室は6:00pmまで)
*毎月末金曜日は11:00am-8:00pm(入室は7:30pmまで)
休室日
月曜日、9月7日(火)~10日(金)、9月26日(日)~10月3日(日)、10月12日(火)~15日(金)は休室です。
観覧料
一般250円(200円)/大学生130円(60円)/65歳以上・高校生以下及び18歳未満、障害者(付添者は原則1名まで)、国立映画アーカイブのキャンパスメンバーズは無料

*料金は常設の「日本映画の歴史」の入場料を含みます。
*( )内は20名以上の団体料金です。
*学生、65歳以上、障害者、キャンパスメンバーズの方はそれぞれ入室の際、証明できるものをご提示ください。
*国立映画アーカイブの上映観覧券(観覧後の半券可)をご提示いただくと、1回に限り団体料金が適用されます。
*2021年11月3日(水・祝)「文化の日」は、無料でご覧いただけます。
主催
国立映画アーカイブ、須賀川市
特別協力
円谷プロダクション

円谷英二の出身地、福島県須賀川市でも生誕120年を記念する展覧会が開催されます。

2021年12月18日(土)~2022年1月30日(日) /  須賀川市文化センター 小ホール

  • マスク着用のない方の入館をお断りします。
  • 来館者全員に検温を行います。37.5℃以上の方は入館をお断りいたします。
  • 新型コロナウイルス感染拡大防止のため混雑状況により入室を制限することがあります。
  • 当館の感染症予防の対策およびご来館の皆様へのお願いにつきましては、「ご来館にあたってのお願い」をご覧ください。

《特撮の父》―その黎明から開花へ

私たちは「ゴジラ」や「ウルトラマン」のいない日本の映像文化の歴史を想像できるでしょうか? さまざまな特殊撮影の技術を駆使した日本の映画・テレビ作品は、世界各国のファンの心をつかみ、現在も限りないリスペクトに包まれています。そして日本の映像界が世界に誇るこうした技術を切り拓いた“特撮の父”円谷英二(1901-1970、本名英一)は、この2021年に生誕120年を迎えます。

 福島県須賀川町(現・須賀川市)に生まれ、若き日は飛行機の操縦士を目指した円谷は1919年に東京で映画界に入り、京都では当時気鋭の監督衣笠貞之助の率いるグループに参加したのち、松竹の新スター林長二郎(のちの長谷川一夫)を擁した時代劇のフレッシュなキャメラマンとして頭角を表します。アメリカ映画『キング・コング』(1933年)に魅入られて特撮の研究を始めた円谷は、やがてミニチュア撮影により東宝撮影所の航空映画に貢献し、戦争映画『ハワイ・マレー沖海戦』(1942年)では日本映画界全体に特撮の意義を知らしめました。そして戦後、たゆまぬ創意工夫を通じ、日本初の「特技監督」として東宝撮影所などから数々の戦争映画・怪獣映画・SF映画を送り出し、1963年には円谷特技プロダクション(現・円谷プロダクション)を興してテレビ特撮の礎を築き、後進の育成にも努めた史実は誰もが知るところです。

 近年、東宝特撮映画や円谷プロの「ウルトラマン」シリーズなどの特撮をめぐる研究は高度な達成を見せ、名スタッフの功績や技法に注目した展覧会も頻繁に行われていますが、これまで円谷自身を日本映画史の中に位置づけようとする機会は多くありません。その生誕120年を記念して、須賀川市との共催により実現する本展は、イギリスで新たに発掘された円谷撮影の初期作品『かぐや姫』(1935年)も含めて、若き日の功績にも注目しながらその生涯を紹介します。

『乱軍』
(1927年、松竹下加茂、犬塚稔監督、円谷英二撮影)ポスター
『小唄礫 鳥追お市』
(1935年、J.O.スタヂオ、円谷英二監督)
「カメラワーク」1933年4月臨時号
(日本カメラマン協会)
『長篇怪獣映画 ウルトラマン』(1967年、円谷プロ、円谷一監督)ポスター
『かぐや姫』
(1935年、J.O.スタヂオ、田中喜次監督、円谷英二撮影)
『ハワイ・マレー沖海戦』
(1942年、東宝、山本嘉次郎監督)真珠湾セット撮影スナップ

展覧会の構成

第1章 若き映画キャメラマンとして

円谷英二は現在の福島県須賀川市に生まれ、パイロットを目指して上京するも、運命に導かれるように映画界に入ります。日本映画草創期の名キャメラマン枝正義郎の下で修業した円谷は関東大震災後にキャメラマンとして一本立ちしたのち、京都に移り松竹下加茂撮影所で本格的にキャメラマンとして活動を開始しました。本章では松竹下加茂時代を中心に、数々の貴重な写真やポスター、台本、雑誌などから、円谷がその撮影技術の基礎を作り、特撮という次のステップに進むまでの時代をたどります。

第2章 特撮への志

アメリカ映画『キング・コング』に衝撃を受けた円谷は、現在の東宝の前身会社のひとつであるJ.O.スタヂオへの入社を転機に、合成技術やスクリーン・プロセスといった撮影技術を深化させてゆきました。その努力は日独合作の『新しき土』(1937 年、アーノルト・ファンク&伊丹万作監督)をきっかけに注目され、やがて航空機がテーマとなる映画で特撮技術を大きく前進させ、戦時下の『ハワイ・マレー沖海戦』(1942 年、山本嘉次郎監督)では日本映画界に特撮の意義を決定的に印象づけました。本章では、円谷がそれまでに築き上げたキャメラマンのキャリアから特撮というフィールドに踏み出して、その地位を確立した時代をたどります。

第3章 東宝特撮の時代

終戦後、円谷は戦時中に手掛けた戦意高揚的な映画の見事な特撮が仇となって不遇の時代を迎えました。しかし特撮の重要性はすでに必要不可欠となっており、その卓越した技量は 1954 年の記念碑的な『ゴジラ』(本多猪四郎監督)第一作によって日本映画に特撮映画・怪獣映画という新しいジャンルを開きました。本章では『ゴジラ』をはじめ様々な作品のポスターと並んで、円谷英二の故郷に設立された須賀川市アーカイブセンターの保存資料も展示し、その仕事が最も知られている時代の円谷の足跡をたどります。

第4章 円谷プロの創設

1963 年に円谷特技プロダクション(現・円谷プロダクション)を設立してから 1970 年に亡くなるまでの間に、円谷は多くの後進を育てながら、1966 年 1 月放映開始の『ウルトラ Q』をはじめとするテレビの特撮番組という新たな路線を確立しました。怪獣が世間的な人気を集める一方で、円谷は若き日に憧れた日本の初期のパイロットたちを描く「ニッポン・ヒコーキ野郎」という企画を長年温めていました。本章では円谷の晩年の活動をたどります。


出品リスト

凡例:

  • 出品内容はやむを得ず変更される場合があります。
  • 本リストの通番と会場内での配列順序は一致していない場合があります。
第1章 若き映画キャメラマンとして
1写真:生家大束屋の蔵(1972年) 圓谷誠氏所蔵
2写真:母セイと円谷英二(1902年) 提供 円谷プロダクション
3円谷英二 立志の書(1916年) 圓谷誠氏所蔵
4写真:枝正義郎 国立映画アーカイブ所蔵
5雑誌:「活動雑誌」1919年8月号 『哀の曲』(1919年、枝正義郎監督)記事 国立映画アーカイブ所蔵
6雑誌:「活動雑誌」1920年9月号 『島の塚』(1920年、枝正義郎監督)記事 国立映画アーカイブ所蔵
7雑誌:「活動雑誌」1921年8月号 国活暑中見舞広告 国立映画アーカイブ所蔵
8写真:『延命院の傴僂男』(1924年、内田吐夢監督) 「映画と演芸」1925年1月号より 国立映画アーカイブ所蔵
9浅草大東京プログラム[複製] 国立映画アーカイブ所蔵
10雑誌:「活動倶楽部」1925年3月号 『延命院の傴僂男』批評 国立映画アーカイブ所蔵
11写真:『義血』(1925年、内田吐夢監督) 「音楽と映画」1925年3月号より 国立映画アーカイブ所蔵
12雑誌:「活動雑誌」1925年4月号 『義血』批評 国立映画アーカイブ所蔵
13写真:『関東の遭難と小川水兵』(1924年完成、内田吐夢監督) 国立映画アーカイブ所蔵
14雑誌:「音楽と映画」1925年3月号 国活広告 国立映画アーカイブ所蔵
15シナリオ:『狂った一頁』(1926年、衣笠貞之助監督)脚本原稿 国立映画アーカイブ所蔵(衣笠貞之助コレクション)
16写真:『狂った一頁』スナップ 国立映画アーカイブ所蔵(衣笠貞之助コレクション)
17ビデオ:『狂った一頁』[抜粋] 国立映画アーカイブ所蔵
18写真:『稚児の剣法』(1927年、犬塚稔監督) 国立映画アーカイブ所蔵
19ポスター:『乱軍』(1927年、犬塚稔監督)63.3cm×29.5cm 国立映画アーカイブ所蔵(みそのコレクション)
20写真:『乱軍』スナップ 国立映画アーカイブ所蔵
21ビデオ:『風雲城史』(1928年、山崎藤江監督)[抜粋] 国立映画アーカイブ所蔵
22写真:『篝火』(1928年、星哲六監督) 国立映画アーカイブ所蔵
23写真:『怪盗沙彌麿』(1928年、小石栄一監督) 国立映画アーカイブ所蔵
24『明暗』(1929年、星哲六監督)写真アルバム 国立映画アーカイブ所蔵(衣笠貞之助コレクション)
25『用心棒』(1929年、石山稔監督)写真アルバム 国立映画アーカイブ所蔵(衣笠貞之助コレクション)
26写真:『曲る刄』(1929年、石山稔監督)スナップ 国立映画アーカイブ所蔵
27『涙の街』(1930年、犬塚稔監督)写真アルバム 国立映画アーカイブ所蔵(衣笠貞之助コレクション)
28衣笠貞之助宛て松下雅夫書簡(1929年) 国立映画アーカイブ所蔵(衣笠貞之助コレクション)
29シナリオ:『紅蝙蝠 第一篇』(1931年、悪麗之助監督) 千早晶子使用台本 国立映画アーカイブ所蔵(衣笠貞之助コレクション)
30製作資料:『黎明以前』(1931年、衣笠貞之助監督)クレジット表 国立映画アーカイブ所蔵(衣笠貞之助コレクション)
31写真:『黎明以前』 国立映画アーカイブ所蔵
32雑誌:「下加茂」1931年7月号 「製作以前座談錄(5) 「決戦河古原城」を語る」 国立映画アーカイブ所蔵
33写真:『長脇差風景』(1933年、犬塚稔監督)スナップ 国立映画アーカイブ所蔵
34ポスター:『長脇差風景』79cm×55.6cm 国立映画アーカイブ所蔵(みそのコレクション)
35ポスター:『キング・コング』(1933年、エドガー・ウォーレス&メリアン・C・クーパー監督)アメリカ版[リプリント]72.8cm×49.5cm 国立映画アーカイブ所蔵(みそのコレクション)
36写真:『祇園しぐれ』(1933年、犬塚稔監督) 国立映画アーカイブ所蔵
37写真:『浅太郎赤城颪』(1934年、犬塚稔監督) 国立映画アーカイブ所蔵
38雑誌:「日活」1934年4月号記事 円谷英二退社記事 国立映画アーカイブ所蔵(みそのコレクション)
39雑誌:「カメラワーク」1933年4月臨時号 国立映画アーカイブ所蔵(衣笠貞之助コレクション)
40写真:日本撮影者協会関東メンバー 国立映画アーカイブ所蔵(宮島義勇旧蔵)
41書籍:『映畫撮影學讀本』下巻(1941年、大日本映畫協會) 国立映画アーカイブ所蔵
第2章 特撮への志
42写真:『天下の伊賀越』(1934年、勝見庸太郎監督) 国立映画アーカイブ所蔵
43写真[4点]:『百萬人の合唱』(1935年、富岡敦雄監督)スナップとスチル 国立映画アーカイブ所蔵
44雑誌:「キネマ旬報」1934年11月11日号 『百萬人の合唱』折込広告 国立映画アーカイブ所蔵
45写真[6点]:『かぐや姫』(1935年、田中喜次監督)スナップとスチル 国立映画アーカイブ所蔵
46ビデオ:『かぐや姫』[抜粋] 国立映画アーカイブ所蔵
47雑誌:「キネマ旬報」1935年11月21日号 政岡憲三「ミニエチュアの製作と撮影について」 国立映画アーカイブ所蔵
48雑誌:「キネマ旬報」1935年11月1日号 『かぐや姫』折込広告 国立映画アーカイブ所蔵
49写真[2点]:『赤道越えて』(1936年、円谷英二構成・監督・撮影) 国立映画アーカイブ所蔵
50雑誌:「キネマ旬報」1935年11月11日号 『赤道越えて』折込広告 国立映画アーカイブ所蔵
51写真[4点]:『小唄礫 鳥追お市』(1936年、円谷英二監督) 国立映画アーカイブ所蔵
52雑誌:「キネマ旬報」1936年1月1日号 『小唄礫 鳥追お市』折込広告 国立映画アーカイブ所蔵
53ビデオ:『新しき土』ドイツ版(1937年、アーノルト・ファンク監督、伊丹万作監督)[抜粋] 国立映画アーカイブ所蔵
54写真:『新しき土』スナップ 国立映画アーカイブ所蔵
55雑誌:「映画と技術」1937年1月号 圓谷英一「「新しき土」とバックグラウンド撮影」国立映画アーカイブ所蔵
56写真:森岩雄 国立映画アーカイブ所蔵
57写真:『皇道日本』(1939年、青木泰介構成)スナップ 国立映画アーカイブ所蔵
58写真:『海軍爆撃隊』(1940年、木村荘十二監督) 国立映画アーカイブ所蔵
59写真:『燃ゆる大空』(1940年、阿部豊監督) 国立映画アーカイブ所蔵
60ビデオ:「『南海の花束』の特撮技術」 『南海の花束』(1942年、阿部豊監督)DVD特典映像[抜粋] 提供 東宝株式会社
61書籍:『東寶映畫拾年史抄』(1942年、東寶映畫) 国立映画アーカイブ所蔵
62写真: 映画科学研究所 『東寶映畫拾年史抄』より 国立映画アーカイブ所蔵
63雑誌:「映画之友」1942年11月特別号「ハワイ・マレー沖海戰」特輯 橫山隆一「いざハワイ見參!」 国立映画アーカイブ所蔵
64『ハワイ・マレー沖海戦』(1942年、山本嘉次郎監督)写真帖 国立映画アーカイブ所蔵
65書籍:『東寶十年史』(1943年、東京寶塚劇場)  国立映画アーカイブ所蔵
66ポスター:『加藤隼戦闘隊』(1944年、山本嘉次郎監督)47.6cm×63.5cm 国立映画アーカイブ所蔵
67写真:『雷撃隊出動』(1944年、山本嘉次郎監督) 国立映画アーカイブ所蔵
68製作資料:『雷撃隊出動』製作計画案(1944年) 国立映画アーカイブ所蔵(本木荘二郎コレクション)
69製作資料:「アメリカようそろ」製作計画案(1945年) 国立映画アーカイブ所蔵(本木荘二郎コレクション)
70写真:『幽霊列車』(1949年、野淵昶監督)スナップ 国立映画アーカイブ所蔵
71ポスター:『透明人間現わる』(1949年、安達伸生監督)B2 阿部一夫氏所蔵
第3章 東宝特撮の時代
72製作資料:『太平洋の鷲』(1953年、本多猪四郎監督)予算表 国立映画アーカイブ所蔵(本木荘二郎コレクション)
73製作資料:『太平洋の鷲』スケジュール表 国立映画アーカイブ所蔵(本木荘二郎コレクション)
74製作資料:『太平洋の鷲』場面割り・撮影香盤・参考資料集 国立映画アーカイブ所蔵(本木荘二郎コレクション)
75写真:『太平洋の鷲』スナップ 国立映画アーカイブ所蔵
76シナリオ:『太平洋の鷲』決定稿 国立映画アーカイブ所蔵(本木荘二郎コレクション)
77製作資料[2点]:『ゴジラ』(1954年、本多猪四郎監督)ピクトリアルスケッチ 西村祐次(M1号)氏所蔵
78志村喬旧蔵写真アルバムより『ゴジラ』 国立映画アーカイブ所蔵(志村喬コレクション)
79写真[4点]:『ゴジラ』スナップとスチル 国立映画アーカイブ所蔵
80ポスター:『ゴジラ』(初版)B2 阿部一夫氏所蔵
81写真:本多猪四郎、田中友幸、円谷英二(1957年) 写真提供 東宝株式会社
82ポスター:『乱菊物語』(1956年、谷口千吉監督)B2×1/2 国立映画アーカイブ所蔵
83ポスター:『白夫人の妖恋』(1956年、豊田四郎監督)B2×1/2 国立映画アーカイブ所蔵
84写真[2点]:『白夫人の妖恋』スナップとスチル 国立映画アーカイブ所蔵
85ビデオ:『銀輪』(1956年、松本俊夫ほか監督)[抜粋] 国立映画アーカイブ所蔵 株式会社徳間書店協力
86製作資料:未映画化企画「ギュヨードラゴン」(1957年) 国立映画アーカイブ所蔵(本木荘二郎コレクション)
87「トリック映画今昔談」円谷直筆原稿(1958年) 西村祐次(M1号)氏所蔵
■特撮映画ポスターギャラリー
88『空の大怪獣 ラドン』(1956年、本多猪四郎監督)B2[リプリント] 国立映画アーカイブ所蔵
89『地球防衛軍』(1957年、本多猪四郎監督)B2×2[立看] 国立映画アーカイブ所蔵
90『美女と液体人間』(1958年、本多猪四郎監督)B2 国立映画アーカイブ所蔵
91『大怪獣バラン』(1958年、本多猪四郎監督)B2 国立映画アーカイブ所蔵
92『宇宙大戦争』(1959年、本多猪四郎監督)B2×2[立看] 国立映画アーカイブ所蔵
93『ハワイ・ミッドウェイ大海空戦 太平洋の嵐』(1960年、松林宗恵監督)B1 国立映画アーカイブ所蔵
94『モスラ』(1961年、本多猪四郎監督)B1×8シート 国立映画アーカイブ所蔵
95『世界大戦争』(1961年、松林宗恵監督)B1×3シート 国立映画アーカイブ所蔵
96『キングコング対ゴジラ』(1962年、本多猪四郎監督)B1×3シート 国立映画アーカイブ所蔵
97『青島要塞爆撃命令』(1963年、古澤憲吾監督)1971年再公開版 B2 国立映画アーカイブ所蔵
98『海底軍艦』(1963年、本多猪四郎監督)B2×2[立看] 国立映画アーカイブ所蔵
99『モスラ対ゴジラ』(1964年、本多猪四郎監督)B2 国立映画アーカイブ所蔵
100『キングコングの逆襲』(1967年、本多猪四郎監督)B2×2[立看] 国立映画アーカイブ所蔵
101『日本海大海戦』(1969年、丸山誠治監督)B1 国立映画アーカイブ所蔵
102写真:『モスラ』スナップ 国立映画アーカイブ所蔵
103シナリオ:『電送人間』(1960年、福田純監督) 国立映画アーカイブ所蔵
104シナリオ:『妖星ゴラス』(1962年、本多猪四郎監督) 国立映画アーカイブ所蔵
105シナリオ:『マタンゴ』(1963年、本多猪四郎監督) 国立映画アーカイブ所蔵
106シナリオ:『モスラ対ゴジラ』円谷英二使用台本 西村祐次(M1号)氏所蔵
107シナリオ:『連合艦隊司令長官 山本五十六』(1968年、丸山誠治監督) 国立映画アーカイブ所蔵(須崎勝弥旧蔵)
108写真:『日本海大海戦』スナップ 写真提供 東宝株式会社
109『青島要塞爆撃命令』弾薬輸送列車の貨車台車部分(1963年) ※
110寒天の海 専用下駄 ※
111ガラス板二重反転式タイトル撮影装置(1980年代) ※
※109~111 須賀川特撮アーカイブセンター所蔵(須賀川市寄託、特定非営利活動法人アニメ特撮アーカイブ機構所有)
第4章 円谷プロの創設
112ビデオ:『太平洋ひとりぼっち』(1963年、市川崑監督)[抜粋] 提供 日活株式会社
113写真:オックスベリー社製オプチカル・プリンター 提供 円谷プロダクション
114製作資料:「UNBALANCE」企画書 西村祐次(M1号)氏所蔵
115ビデオ:『現代の主役 ウルトラQのおやじ』(1966年、実相寺昭雄監督)[抜粋] 提供 円谷プロダクション
116写真:円谷英二とウルトラマン(1966年頃) 提供 円谷プロダクション
117ポスター:映画版『長篇怪獣映画 ウルトラマン』(1967年、円谷一監督)B1×3シート 国立映画アーカイブ所蔵
118「ニッポン・ヒコーキ野郎」企画書原稿 西村祐次(M1号)氏所蔵
119伊藤音次郎宛て円谷英二書簡(1969年) 井上和子氏所蔵
120伊藤音次郎旧蔵 写真アルバム 井上和子氏所蔵
121雑誌:「ヒコーキ野郎」1972年2月号 「大空が俺を呼んでいる 玉井式2号機」 井上和子氏所蔵
122円谷英二 名刺 西村祐次(M1号)氏所蔵
123円谷英二 1970年日記 西村祐次(M1号)氏所蔵
124円谷英二 カトリック葬儀カード(1970年) 西村祐次(M1号)氏所蔵
125書籍:円谷一編著『円谷英二 日本映画界に残した遺産』(1973年) 国立映画アーカイブ所蔵
126書籍:竹内博編『写真集 特技監督円谷英二』増補改訂版(2001年) 国立映画アーカイブ所蔵
127書籍:竹内博編『定本 円谷英二随筆評論集成』(2010年) 国立映画アーカイブ所蔵
128ウルトラマン立像 円谷プロダクション所蔵 *ロビー展示


関連上映

『かぐや姫』上映会

2021年9月4日(土)、5日(日)

会場:国立映画アーカイブ 小ホール(地下1階)

円谷英二が撮影を手掛けた『かぐや姫』(1935年、J.O.スタヂオ、田中喜次監督)の海外向け短縮版(1936年作成)がイギリスで発見され里帰りしました。

※上映時間やチケット情報など詳細はこちらをご覧ください。【※全回ともチケット完売いたしました(当日券はございません)】 ※8/31(火)更新