映画監督 森田芳光
Film Director Yoshimitsu Morita

概要
- 会場
- 国立映画アーカイブ 展示室(7階)
- 会期
- 2025年8月12日(火)~11月30日(日)
- 開室時間
- 11:00-18:30(入室は18:00まで)
*9/26、10/31、11/28の金曜日は11:00-20:00(入室は19:30まで) - 休室日
- 月曜日、8月26日(火)~9月5日(金)、10月7日(火)~12日(日)
- 観覧料
-
一般500円(400円)/大学生300円(240円)/65歳以上、高校生以下及び18歳未満、障害者手帳をお持ちの方(付添者は原則1名まで)、国立映画アーカイブのキャンパスメンバーズは無料
- 料金は常設の「日本映画の歴史」の入場料を含みます。
- ( )内は20名以上の団体料金です。
- 学生、65歳以上、障害者手帳をお持ちの方、キャンパスメンバーズの方はそれぞれ入室の際、証明できるものをご提示ください。
- 国立映画アーカイブが主催する上映会の観覧券(オンラインチケット「購入確認メール」またはQRコードのプリントアウト)をご提示いただくと、1回に限り団体料金が適用されます。
- 主催
- 国立映画アーカイブ、ニューズ・コーポレイション(森田芳光事務所)
8mm映画の自主製作を皮切りに、商業映画デビュー作『の・ようなもの』(1981年)以来、独立独歩のフィルムメーカーとして1980年代以降の日本映画に絶え間なく話題作を提供してきた映画監督森田芳光(1950-2011)。喜劇、アイドル映画、文芸作、恋愛映画、法廷劇、ホラー映画、ミステリー映画、時代劇といったジャンルの垣根を取り払い、『家族ゲーム』(1983年)や『黒い家』(1999年)などでは時代の世相も巧みに取り入れながら、一作ごとに異なるスタイルや意表をつく演出を盛り込んだ作品群は、時に社会現象となるほどの大きな反響を呼び起こしました。
この展覧会では、そうした多彩な作品を取り上げるとともに、監督自身の愛蔵品や劇中で使われた小道具なども交え、近年世界的に進みつつある再評価の流れにも触れながら、アイデアと独創に満ちた監督像を示します。

森田芳光事務所所蔵

森田芳光事務所所蔵

森田芳光事務所所蔵

森田芳光事務所所蔵

森田芳光事務所所蔵

劇中キャラクターのぬいぐるみ
杉山泰一氏所蔵
展覧会の内容
史上初となる本格的回顧展! 森田組スタッフ全面協力による独創の展示空間に注目
森田芳光事務所をはじめ各所の秘蔵資料が一堂に会する、「映画監督 森田芳光」に着目した史上初の本格的回顧展です。森田組スタッフの全面協力のもとしつらえられた、森田映画の独特な作品世界を思わせるユニークな展示空間にもぜひご注目ください。本展のために再製作された『家族ゲーム』(1983)の食卓や、監督の創造の場となった書斎の再現セット、愛聴盤が一同に会するレコードギャラリー、監督作品のポスターギャラリーのほか、盛りだくさんの見どころが会場を彩ります。
展覧会と連動した特集上映を開催
会期後半の10月14日(火)から11月23日(日)にかけては、同タイトルの特集上映も開催いたします。商業映画第1作『の・ようなもの』(1981)から遺作となった『僕達急行 A列車で行こう』(2012)に至る森田の監督作品を辿るだけでなく、脚本を担当した『ウホッホ探検隊』(1986、根岸吉太郎監督)などの作品も上映し、脚本家・森田芳光の功績も再検証します。
森田作品を深く知るための多彩なトークイベント
展覧会の会期中には、森田と大学時代に知り合い、以来公私にわたるパートナーとして共に作品を送り出してきた映画プロデューサーの三沢和子氏、そして初期からの森田映画フリークであり、三沢氏とともに大著『森田芳光全映画』(リトル・モア)を刊行したラッパー、ラジオパーソナリティのライムスター宇多丸氏が展示の見どころについて語ります。
※トークの詳細は当展覧会ページの「イベント」部分をご確認ください

展覧会の構成
後日更新
出品リスト
準備中
イベント
トークイベント
ゲスト講師によるギャラリートークを実施します。
申込不要、参加無料です。
ライムスター宇多丸が語る「ココが見どころ!展覧会『映画監督 森田芳光』」
- 開催日
- 2025年8月23日(土)
- 講師
- ライムスター宇多丸氏(ラッパー、ラジオパーソナリティ)
- 場所
- 展示室ロビー(7階)
- 開催日
- 2025年10月18日(土)
- 講師
- 三沢和子氏(プロデューサー) 聞き手:佐野亨(当館特定研究員)
- 場所
- 展示室ロビー(7階)
*詳細は後日ホームページなどでお知らせいたします。