和田誠 映画の仕事
Makoto Wada: Works on Film

概要

会場
国立映画アーカイブ 展示室(7階)
会期
2023年12月12日(火)~2024年3月24日(日)
開室時間

11:00am-6:30pm(入室は6:00pmまで)

  • *1/26、2/23の金曜日は11:00am-8:00pm(入室は7:30pmまで)
休室日
月曜日および12月26日(火)~1月4日(木)は休室です。
観覧料

一般250円(200円)/大学生130円(60円)/65歳以上、高校生以下及び18歳未満、障害者手帳をお持ちの方(付添者は原則1名まで)、国立映画アーカイブのキャンパスメンバーズは無料

  • *料金は常設の「日本映画の歴史」の入場料を含みます。
  • *( )内は20名以上の団体料金です。
  • *学生、65歳以上、障害者手帳をお持ちの方、キャンパスメンバーズの方はそれぞれ入室の際、証明できるものをご提示ください。
  • *国立映画アーカイブが主催する上映会の観覧券(オンラインチケット「購入確認メール」またはQRコードのプリントアウト)をご提示いただくと、1回に限り団体料金が適用されます。
主催
国立映画アーカイブ
協力
和田誠事務所、多摩美術大学アートアーカイヴセンター

日本を代表するグラフィックデザイナー、イラストレーターの和田誠(1936~2019)にとって、映画は人生の友であり、創造の泉でもありました。

少年期からの映画への情熱に支えられ、若手デザイナーとして頭角を現すや、本職の傍ら映画ポスターの制作やアニメーション映画にも挑みました。やがてその味わいある画風は広く支持され、世界の映画人を描いた無数のイラストレーションや、映画をめぐる著書や対談集を続々と送り出してゆきます。さらにその情熱は日本映画界を動かし、監督修業の経験なしに『麻雀放浪記』(1984年)をはじめ4本の優れた長篇娯楽映画を監督するに至りました。

また私生活でも、熱意をもってアメリカ映画のフィルムやポスターのコレクションを築き、当館も2015年の展覧会「ポスターでみる映画史 Part 2 ミュージカル映画の世界」にそのコレクションをご貸与いただきました。

その博覧強記にもかかわらず、「評論家」ではなく常に“映画ファン”を自称していた和田誠。この展覧会は、日本が生んだこの最高の“映画ファン”の限りない映画愛を感じ取れる絶好の機会となるでしょう。

<展覧会関連書籍>
和田誠 映画の仕事

[監修]国立映画アーカイブ
[発行]国書刊行会
ISBN:978-4-336-07579-6  A4変型判・並製
定価:本体3,200円+税

  • ※全国の書店・各ネット書店で販売。会期中、当館1階受付でも販売しています。
和田誠作「国立近代美術館『アメリカ
映画史講座 チャップリンの歩み』」
ポスター(1959年)
国立映画アーカイブ所蔵
和田誠事務所のフィルム収蔵庫
撮影:吉田宏子
和田誠著『お楽しみはこれからだ
(Part 1)』(1975年)
国立映画アーカイブ所蔵
和田誠画『巴里のアメリカ人』(2011年)
画像提供:和田誠事務所
和田誠旧蔵『キス・ミー・ケイト』
(1953年、ジョージ・シドニー監督) アメリカ版ポスター 
国立映画アーカイブ所蔵
『麻雀放浪記』(1984年、和田誠監督)絵コンテ[複製]
個人蔵(澤井信一郎監督旧蔵)

展覧会の内容

膨大な仕事の中から映画だけにテーマを絞った初の展示

和田誠の約60年にわたる仕事は多岐にわたりますが、本展では映画にテーマを絞り、映画を「知った・描いた・語った・集めた・撮った」という5つの切り口によって振り返ります。

手がけた映画ポスターや装丁した映画書が勢ぞろい

若き日の「日活名画座」ポスターから劇場公開用・映画祭などのポスターまで、そして俳優・監督などのイラストレーションを活かしつつ装丁を手がけた映画書の数々をお楽しみいただけます。

《監督・和田誠》に再注目!

『麻雀放浪記』『快盗ルビイ』『怖がる人々』『真夜中まで』の4つの優れた長篇娯楽作品を放ち、異業種監督でありながらスタッフにも慕われたという映画監督としての和田誠に改めて注目します。

映画フィルムやポスターのコレクションを公開

アメリカ映画を愛した和田誠の情熱は、映画フィルムやポスターのコレクションにも向かいました。当館で受領することになったこれらコレクションの一端を公開します。

監督作の映画音楽やお気に入りの映画の曲が聴ける

4つの監督作品で使われた音楽・主題歌のほか、和田誠が生涯愛したアメリカ映画の名曲の数々を聴ける音楽展示コーナーをご用意いたします。


出品リスト

凡例

  • ※出品内容はやむを得ず変更される場合があります。
  • ※本リストの通番と会場内での配列順序は一致していない場合があります。
表記なし
国立映画アーカイブ所蔵
W
和田誠事務所所蔵
T
多摩美術大学アートアーカイヴセンター所蔵
S
渋谷区立中央図書館 和田誠記念文庫所蔵
8
888ブックス所蔵
個人蔵
第1章 映画に出会った
1映画鑑賞記録リングノート(1946-1953年) 画像提供:和田誠事務所
2アル・ジョルスンについてのノート 画像提供:和田誠事務所
3映画ノート「Jimmy」(1955年頃) 画像提供:和田誠事務所
4日記「だいありぃ」(1953-1956年) W
5国立近代美術館「世界のポスター」展資料(1953年) 東京国立近代美術館所蔵
6ポスター:『夜のマルグリット』(1955年、クロード・オータン=ララ監督)[複製](1957年) W Marguerite de la Nuit
7ポスター:『独裁者』(1940年、チャールズ・チャップリン監督)[複製](1957年) W The Great Dictator 
8ポスター:「アメリカ映画史講座 チャップリンの歩み」(1959年)
9ポスター:「アメリカ映画史講座 西部劇」(1959年)
10ポスター:「アメリカ映画史講座 トーキーの誕生」(1959年)
11ポスター:「アメリカ映画史講座 ギャング・エイジ」(1959年)

第2章 映画を描いた
12バスター・キートン(1973年) T Buster Keaton
13ジョン・フォード(1973年) T John Ford
14ポスター:「キネマ旬報」(1973年)
15山田洋次、渥美清(1974年) T
16『タワーリング・インフェルノ』(1975年) T The Towering Inferno
17『E.T.』(1982年) T E.T. The Extra-Terrestrial
18フランソワ・トリュフォー(1985年) T François Truffaut
19ルイス・ブニュエル(1992年) T Luis Buñuel
20雑誌:「キネマ旬報」1974年11月上旬号(1974年)
21雑誌:「キネマ旬報」1976年新年特別号(1976年)
22雑誌:「キネマ旬報」2004年8月下旬特別号(2004年)
23岩下志麻 画像提供:和田誠事務所
24浅丘ルリ子 画像提供:和田誠事務所
25加賀まりこ 画像提供:和田誠事務所
26藤純子 画像提供:和田誠事務所
27菅原文太 画像提供:和田誠事務所
28若山富三郎 画像提供:和田誠事務所
29ディーン・マーティン 画像提供:和田誠事務所 Dean Martin
30ジェーン・フォンダ 画像提供:和田誠事務所 Jane Fonda
31ヘンリー・フォンダ 画像提供:和田誠事務所 Henry Fonda
32萩原健一 画像提供:和田誠事務所
33高倉健 画像提供:和田誠事務所
34ケーリー・グラント 画像提供:和田誠事務所 Cary Grant
35ミレイユ・ダルク 画像提供:和田誠事務所 Mireille Darc
36ジャクリーン・ビセット 画像提供:和田誠事務所 Jacqueline Bisset
37ジャン=ルイ・バロー 画像提供:和田誠事務所 Jean-Louis Barrault
38フランク・キャプラ(2002年) 画像提供:和田誠事務所 Frank Capra
39セルゲイ・M・エイゼンシュテイン(2002年) 画像提供:和田誠事務所 Sergei M. Eisenstein
40ヴィンセント・ミネリ(2002年) 画像提供:和田誠事務所 Vincente Minnelli
41ジョン・ヒューストン(2002年) 画像提供:和田誠事務所 John Huston
42フェデリコ・フェリーニ(2002年) 画像提供:和田誠事務所 Federico Fellini
43スタンリー・キューブリック(2002年) 画像提供:和田誠事務所 Stanley Kubrick
44クリント・イーストウッド(2002年) 画像提供:和田誠事務所 Clint Eastwood
45ジャン=リュック・ゴダール(2002年) 画像提供:和田誠事務所 Jean-Luc Godard
46ウディ・アレン(2002年) 画像提供:和田誠事務所 Woody Allen
47スティーヴン・スピルバーグ(2002年) 画像提供:和田誠事務所 Steven Spielberg
48フランク・シナトラ『黄金の腕』 W  Frank Sinatra in The Man with the Golden Arm
49ジーン・セバーグ『さよならパリ』 W  Jean Seberg in Time Out for Love [Les Grandes Personnes]
50ソフィア・ローレン『ふたりの女』 W  Sophia Loren in Two Women [La Ciociara]
51ブリジット・バルドー『何がなんでも首ったけ』 W  Brigitte Bardot in Please, Not Now! [La Bride sur le Cou]
52オードリー・ヘップバーン『ティファニーで朝食を』 W  Audrey Hepburn in Breakfast at Tiffany’s
53モニカ・ヴィッティ『太陽はひとりぼっち』 W  Monica Vitti in The Eclipse [L’eclisse]
54ジェームズ・スチュアート『グレン・ミラー物語』 W  James Stewart in The Glenn Miller Story
55マルチェロ・マストロヤンニ、ジャック・ペラン『家族日誌』 W  Marcello Mastroianni and Jacques Perrin in Family Diary [Cronaca familiare]
56ピーター・オトゥール『アラビアのロレンス』 W  Peter O’Toole in Lawrence of Arabia
57ドナ・リード、ジェームズ・スチュアート、キャロライン・グリムス『素晴らしき哉、人生!』(2008年) 画像提供:和田誠事務所  Dona Reed, James Stewart and Karolyn Grimes in It’s a Wonderful Life
58グロリア・スワンソン『サンセット大通り』(2008年) 画像提供:和田誠事務所  Gloria Swanson in Sunset Boulevard
59ジュディ・ガーランド『スタア誕生』(2008年) 画像提供:和田誠事務所  Judy Garland in A Star Is Born
60ジャン=ピエール・レオ『大人は判ってくれない』(2008年) 画像提供:和田誠事務所  Jean-Pierre Léaud in 400 Blows [Les Quatre Cents Coups]
61サミー・デイヴィス・ジュニア『オーシャンと十一人の仲間』(2008年) 画像提供:和田誠事務所  Sammy Davis Jr. in Ocean’s 11
62京マチ子、三船敏郎『羅生門』(2011年) 画像提供:和田誠事務所
63ジーン・ケリー、レスリー・キャロン『巴里のアメリカ人』(2011年) 画像提供:和田誠事務所 Gene Kelly and Leslie Caron in An American in Paris
64アンソニー・クイン、ジュリエッタ・マジーナ『道』(2011年) 画像提供:和田誠事務所 Anthony Quinn and Giulietta Masina in La Strada
65ジャック・レモン、シャーリー・マクレーン『アパートの鍵貸します』(2011年) 画像提供:和田誠事務所 Jack Lemmon and Shirley MacLaine in The Apartment
66ジュリー・アンドリュース『メリー・ポピンズ』(2011年) 画像提供:和田誠事務所 Julie Andrews in Mary Poppins
67マーロン・ブランド『ゴッドファーザー』(2011年) 画像提供:和田誠事務所 Marlon Brando in The Godfather
68ポール・ニューマン、ロバート・レッドフォード『スティング』(2011年) 画像提供:和田誠事務所 Paul Newman and Robert Redford in The Sting
69ゲイリー・クーパー『真昼の決闘』(2013年) 画像提供:和田誠事務所 Gary Cooper in High Noon
70ユル・ブリンナー、デボラ・カー『王様と私』(2013年) 画像提供:和田誠事務所 Yul Brynner and Deborah Kerr in The King and I
71ロッド・スタイガー、シドニー・ポワチエ『夜の大捜査線』(2013年) 画像提供:和田誠事務所 Rod Steiger and Sidney Poitier in In the Heat of the Night
72テイタム・オニール、ライアン・オニール『ペーパー・ムーン』(2013年) 画像提供:和田誠事務所 Tatum and Ryan O’Neal in Paper Moon
73リーアム・ニーソン、ベン・キングズレー『シンドラーのリスト』(2013年) 画像提供:和田誠事務所 Liam Neeson and Ben Kingsley in Schindler’s List
74『マルタの鷹』監督クレジット(1987年) 画像提供:和田誠事務所 Maltese Falcon
75『天井桟敷の人々』(1996年) 画像提供:和田誠事務所 Children of Paradise [Les enfants du Paradis]
76『昼下りの情事』のラストシーンと白いカーネーション Love in the Afternoon(2002年) 画像提供:和田誠事務所
77『グレン・ミラー物語』の茶色の小壜(2006年) 画像提供:和田誠事務所 The Glenn Miller Story
78書籍:『和田誠肖像画集 PEOPLE』(1973年) W
79書籍:『和田誠肖像画集 PEOPLE2』(1977年) W
80書籍:『鉛筆映画館』(2002年) 個人蔵(澤井信一郎氏旧蔵)
81個展「LAST SCENE」案内はがき(2008年) 8
82イラストレーション:『狼たちの午後』色指定つき原画 T Dog Day Afternoon
83イラストレーション:『ビバ!マリア』色指定つき原画 T Viva Maria!
84書籍:『倫敦巴里』(1977年) *
85雑誌:「映像照明」No. 84(2014年) *
86「映像照明」No. 61 表紙原画(2002年) 日本映画テレビ照明協会所蔵
87書籍:『IMAGICA PRESENTS 100 MOVIES』(1998年)
88IMAGICAカレンダー(1980、1990、2000年)
89IMAGICAカレンダー原画『カルメン故郷に帰る』(1983年) T
90IMAGICAカレンダー原画『ギルダ』(1989年) T Gilda
91IMAGICAカレンダー原画『赤い靴』(1992年) T The Red Shoes
92IMAGICAカレンダー原画『アデルの恋の物語』(1993年) T The Story of Adele H. [L’Histoire d’Adèle H.]
93IMAGICAカレンダー原画『セーラー服と機関銃』(1995年) T
94IMAGICAカレンダー原画『クリスチナ女王』(2004年) T Queen Christina
95写真:アメリカの映画会社ロゴ コマ抜き写真

日活名画座ポスター
96「ヴェラクルス / お嬢さん、お手やわらかに! / 大人になりたい」(1960年) W Vera Cruz / Women Are Weak [Faibles Femmes] / Stefanie
97「アパートの鍵貸します」(1961年) W The Apartment
98「ペペ」(1961年) W Pepe
99「戦争と平和」(1961年) W War and Peace
100「地下水道 / 灰とダイヤモンド / 影」(1961年) W Kanał / Ashes and Diamonds [Popiół i diament] / Shadow [Cień]
101「エデンの東 / 女は女である / 雨のしのび逢い」(1962年) W East of Eden / A Woman Is a Woman [Une femme est une femme] / Seven Days… Seven Nights [Moderato cantabile]
102「ボーイハント / アメリカの裏窓」(1962年) W Where the Boys Are / America As Seen by a Frenchman [L’Amérique insolite]
103「ファニー / ブラック・タイツ」(1962年) W Fanny / Black Tights
104「マダムと泥棒 / オーケストラの少女」(1962年) W The Ladykillers / One Hundred Men and a Girl
105「風と共に去りぬ / ブルー・ハワイ / ジャイアンツ」(1963年) W Gone with the Wind / Blue Hawaii / Giant
106「禁じられた遊び / 白い少女」(1963年) W Forbidden Games [Jeux interdits] / La première nuit
107「シェルブールの雨傘 / パリで一緒に / 昨日・今日・明日 / 戦争と平和」(1965年) W The Umbrella s of Cherbourg [Les Parapluies de Cherbourg] / Paris When It Sizzles / Yesterday, Today and Tomorrow [Ieri, Oggi, Domani] / War and Peace
108レコード:「芥川也寸志:交響管弦楽のための音楽 / 弦楽のための三楽章『トリプティーク』」(1961年) *
109レコード:「映画館という名の演奏会場」(1966年) *
110レコード:「オリジナル・サウンドトラックによる武満徹 映画音楽 10」(1980年) *
111ポスター:「MCA GREAT ENTERTAINER SERIES」レコード宣伝ポスター(1976年)
112DVD:「ビリー・ワイルダー DVDコンプリートBOX」(2004年) W

ポスターギャラリー
113草月シネマテーク「日本映画の足跡 続・東宝篇」(1965年)
114草月シネマテーク「アニメーション・フェスティバル’65」(1965年)
115草月シネマテーク「怪奇と幻想」(1967年)
116リー・マーヴィン、ジョン・ウェイン、リチャード・ウィドマーク
117ジェームズ・キャグニー、エドワード・G・ロビンソン、ジョージ・ラフト(1972年)
118ジーン・ハーロウ、マレーネ・ディートリッヒ、グレタ・ガルボ(1972年)
119『恋の大冒険』(1970年、羽仁進監督)
120『チャップリンのアート・オブ・コメディ』(1972年、サミュエル・M・シャーマン監督) Chaplin’s Art of Comedy
121『台風クラブ』(1985年、相米慎二監督)
122『ギャルソン』(1983年、クロード・ソーテ監督) Garçon!
123『二十世紀少年読本』(1989年、林海象監督)[国際版]
124『おいしい結婚』(1991年、森田芳光監督)
125『金田一耕助の冒険』(1979年、大林宣彦監督)
126『キッドナップ・ブルース』(1982年、浅井慎平監督)
127『夢みるように眠りたい』(1985年、林海象監督)
128『寝盗られ宗介』(1992年、若松孝二監督)
129『かあちゃん』(2001年、市川崑監督)
130『ぷりてぃ・ウーマン』(2003年、渡邊孝好監督)
131『ふしぎな岬の物語』(2014年、成島出監督)
132MOVIEシアターアプル『地下鉄のザジ』(1985年) Zazie in the Metro [Zazie dans le métro]
133MOVIEシアターアプル『哀愁』(1986年) Waterloo Bridge
134NTTトーク&トークシアターVol. 1「TALK ABOUT BROADWAY」(1986年)
135NTTトーク&トークシアターVol. 23「MOVIE! MOVIE! 僕の履歴書」(1988年)
136第2回国際アニメーションフェスティバル広島大会(1987年)
137和田誠 アニメーションワンダーランド(1987年)
138手塚治虫劇場(1991年)
139ギンザ・グラフィック・ギャラリー『サイコ』(1992年) Psycho
140ギンザ・グラフィック・ギャラリー『狩人の夜』(1992年) The Night of the Hunter
141第10回東京国際映画祭(1997年)
142第7回世田谷フィルムフェスティバル(2005年)
143第9回世田谷フィルムフェスティバル(2008年)
144第11回世田谷フィルムフェスティバル(2009年)
1452001年シネマ・オデッセイ 映画ポスターの20世紀(2001年)
146夫婦50割引キャンペーン「お楽しみはこれからだ」(2004年)
147第10回みちのく国際ミステリー映画祭(2006年)
148『花咲ける騎士道』(1952年、クリスチャン=ジャック監督) リバイバル版ポスター(2006年) Fanfan la Tulipe

装丁書ギャラリー
149渡辺武信『映画は存在する スクリーンを信じ続ける作家たち』(1975年)
150渡辺武信『映画的神話の再興 スクリーンは信じ得るか』(1979年)
151『ああ、映画と名優たち グラフ・ヨーロッパ映画史』(1977年)
152『淀川長治対談集 映画の部屋のお客さま』(1977年)
153淀川長治『僕の教科書は映画だった』(1980年)
154都筑道夫『サダデイ・ナイト・ムービー』(1979年)
155白井佳夫『監督の椅子』(1981年)
156サミー・デイヴィス・ジュニア『ハリウッドをカバンにつめて』(1981年)
157ジェームズ・キャグニー『ジェームズ・キャグニー 汚れた顔の天使』(1981年)
158トム・ダーディス『ときにはハリウッドの陽を浴びて』(1982年)
159ハワード・タイクマン『ヘンリー・フォンダ・マイ・ライフ』(1982年)
160ローレン・バコール『私一人』(1984年)
161清水俊二『映画字幕五十年』(1985年)
162レナード・モズレー『ザナック ハリウッド最後のタイクーン』(1986年) *
163ダン・フォード『ジョン・フォード伝』(1987年)
164森卓也『シネマ博物誌 エノケンからキートンまで』(1987年)
165『小林信彦対談集 映画につれてって』(1987年)
166森卓也『アラウンド・ザ・ムービー』(1989年) *
167キャサリン・ヘプバーン『「アフリカの女王」とわたし』(1990年)
168A・スコット・バーグ『虹を掴んだ男 サミュエル・ゴールドウィン』上・下(1990年)
169ピーター・カーウィ『フランシス・コッポラ』(1991年)
170樋口尚文『グッドモーニング、ゴジラ 監督 本多猪四郎と撮影所の時代』(1992年)
171松島利行『風雲映画城』上・下(1992年)
172ロジャー・コーマン、ジム・ジェローム『私はいかにハリウッドで100本の映画をつくり、しかも10セントも損をしなかったか――ロジャー・コーマン自伝』(1992年)
173戸田奈津子『字幕の中に人生』(1994年)
174赤瀬川隼『あ、またシネマ彗星だ』(1995年)
175赤塚不二夫、やまさき十三『下落合シネマ酔館』(1996年)
176桂千穂『にっぽん脚本家クロニクル』(1996年)
177ヘルムート・カラゼク『ビリー・ワイルダー 自作自伝』(1996)
178橋本文雄、上野昻志『ええ音やないか 橋本文雄・録音技師一代』(1997年) *
179山城新伍『おこりんぼ さびしんぼ』(1998年)
180森卓也『映画 この話したっけ』(1998年)
181秋山邦晴、武満徹『シネ・ミュージック講座』(1998年) *
182粉雪まみれ『粉雪まみれインタビュー集 デコボコ映画館』(1999年)
183小林信彦『コラムの冒険』(1999年)
184マックス桐島、横井康和『ハリウッドで成功する方法』(2000年)
185キャメロン・クロウ『ワイルダーならどうする?』(2000年)
186ポスター:『ワイルダーならどうする?』書店用ポスター(2000年)
187ロナルド・バーガン『ジャン・ルノワール』(2001年) *
188森卓也『映画 そして落語』(2001年)
189渥美清『きょうも涙の日が落ちる』(2003年)
190熊谷秀夫、長谷川隆『降る影 待つ光 照明技師 熊谷秀夫』(2004年)
191大林宣彦『ぼくの映画人生』(2008年)
192岡本喜八『岡本喜八 お流れシナリオ集』(2012年)
193小林信彦『新編 われわれはなぜ映画館にいるのか』(2013年)
194大林宣彦『いつか見た映画館』上・下(2016年)
195山田宏一『映画について私が知っている二、三の事柄』(1971年)
196山田宏一『シネ・ブラボー 小さな映画誌』(1984年)
197山田宏一『友よ映画よ わがヌーヴェル・ヴァーグ誌』(1978年)
198秦早穂子、山田宏一『映画、輪舞ロンドのように』(1996年)
199山田宏一『エジソン的回帰』(1997年)
200山田宏一『山田宏一の日本映画誌』(1997年)
201山田宏一『ゴダール、わがアンナ・カリーナ時代』(2010年)
202山田宏一『トリュフォーの手紙』(2012年)
203ピーター・ボグダノビッチ『インタビュー ジョン・フォード』(1978年)
204逢坂剛、川本三郎『大いなる西部劇』(2001年)
205トニー・リーヴス『世界の映画ロケ地大事典』(2004年)
206『ライムライト』オルゴール S
207「キートン・ロイド・チャップリン」トレイ S
208「ゴジラグラフィティ」時計(2000年) S
209「ゴジラグラフィティ」ビニールバッグ(2000年) 8
210第30回湯布院映画祭Tシャツ(2005年) 8

第3章 映画を語った
211書籍:和田誠『お楽しみはこれからだ』全7巻(1975年~1997年)
212映画の名セリフ書き起こしノート T
213『お楽しみはこれからだ』直筆原稿(1994年) T
214『お楽しみはこれからだ』直筆原稿(1994年) T
215ポスター:『お楽しみはこれからだ』書店用ポスター(1976年)
216書籍:山田宏一、和田誠『たかが映画じゃないか』(1978年)
217書籍:和田誠『シネマッド・ティーパーティ』(1980年)
218書籍:和田誠『シネマッド・カクテルパーティ』(1991年)
219書籍:和田誠『映画に乾杯 歓談・和田誠と11人のゲスト』全2巻(1982年、1985年)
220書籍:和田誠編『モンローもいる暗い部屋』(1985年)
221書籍:和田誠『ブラウン管の映画館』(1991年)
222書籍:和田誠編著『映画とジャズ』(1992年)
223書籍:三谷幸喜、和田誠『それはまた別の話』(1997年)
224書籍:三谷幸喜、和田誠『これもまた別の話』(1999年)
225書籍:和田誠、川本三郎、瀬戸川猛資『今日も映画日和』(1999年)
226書籍:和田誠、森遊机『光と噓、真実と影 市川崑監督作品を語る』(2001年)
227書籍:和田誠『シネマ今昔問答』(2004年)
228書籍:和田誠『シネマ今昔問答・望郷篇』(2005年)
229書籍:山田宏一、和田誠『ヒッチコックに進路を取れ』(2009年)
230書籍:和田誠『ぼくが映画ファンだった頃』(2015年)
231書籍:和田誠『忘れられそうで忘れられない映画』(2018年)
232書籍:世田谷文学館「和田誠展 書物と映画」図録(2011年)
233「コードヴァのゆくえ 50年代のミュージカル」直筆原稿(1986年) T
234「ジェイムズ・ステュアート氏を偲ぶ」直筆原稿(1998年) T
235レーザーディスク:「栄光のハリウッド~AFI功労賞に輝く巨匠とスターVol. 2  ジェームズ・スチュアート」(1995年)

第4章 映画を集めた
236和田誠旧蔵16mmフィルム:『拳銃の罠』(1959年、ノーマン・パナマ監督) W The Trap
237和田誠旧蔵16mmフィルム:『ダイヤルMを廻せ!』(1954年、アルフレッド・ヒッチコック監督) W Dial M for Murder
238写真:和田誠の仕事場
239写真:和田誠のフィルム収蔵庫
240ポスター:『腰抜け二挺拳銃』(1948年、ノーマン・Z・マクラウド監督)[アメリカ版] The Paleface
241ポスター:『紳士は金髪がお好き』(1953年、ハワード・ホークス監督)[アメリカ版] Gentlemen Prefer Blondes
242ポスター:『バンド・ワゴン』(1953年、ヴィンセント・ミネリ監督)[アメリカ版] The Band Wagon
243ポスター:『キス・ミー・ケイト』(1953年、ジョージ・シドニー監督)[アメリカ版] Kiss Me Kate
244ポスター:『裸足の伯爵夫人』(1954年、ジョセフ・L・マンキーウィッツ監督)[アメリカ版] The Barefoot Contessa
245ポスター:『黒い罠』(1958年、オーソン・ウェルズ監督)[アメリカ版] Touch of Evil
246ポスター:『足ながおじさん』(1955年、ジーン・ネグレスコ監督)[アメリカ版] Daddy Long Legs
247ポスター:『リオ・ブラボー』(1959年、ハワード・ホークス監督)[アメリカ版] Rio Bravo
248ポスター:『五つの銅貨』(1959年、メルヴィル・シェイヴェルソン監督)[アメリカ版] The Five Pennies
249ポスター:『或る殺人』(1959年、オットー・プレミンジャー監督)[アルゼンチン版] Anatomy of a Murder
250ポスター:『北北西に進路を取れ』(1959年、アルフレッド・ヒッチコック監督)[アメリカ版] North by Northwest

第5章 映画を撮った
251ディレクターズ・チェア S
252写真パネル:『乾いた湖』(1960年、篠田正浩監督)タイトル画像
253映像:『赤頭巾ちゃん気をつけて』(1970年、森谷司郎監督)抜粋 東宝株式会社提供
254映像:『MURDER!』(1964年、和田誠監督) 和田誠事務所提供
255絵コンテ:『MURDER!』 T
256原画:『MURDER!』 T
257『恋の大冒険』(1970年、羽仁進監督)タイトルロゴ T
258プレス資料:『恋の大冒険』(1970年、羽仁進監督)
259写真パネル:『恋の大冒険』ラストシーン
260CD:「ピンキーとキラーズ大全」(2023年) *
261ポスター:『ロード・トゥ・ウエストサイド』(1979年)
262絵画:和田誠画『麻雀放浪記』(2008年) 画像提供:和田誠事務所
263脚本:『麻雀放浪記』準備稿(1984年) 個人蔵(澤井信一郎氏旧蔵)
264絵コンテ:『麻雀放浪記』 T / 個人蔵(澤井信一郎氏旧蔵)
265『麻雀放浪記』製作ニュース「お楽しみ通信」(1984年) 8
266書籍:和田誠『新人監督日記』(1985年)
267『新人監督日記』直筆原稿(1985年) T
268脚本:『快盗ルビイ』(1988年)監督使用台本 T
269絵コンテ:『快盗ルビイ』(1988年) T
270『快盗ルビイ』劇中歌「たとえばフォーエバー」楽譜(1988年) T
271『快盗ルビイ』スタッフ似顔絵(1988年) W
272ロビーカード:『快盗ルビイ』(1988年) 8
273書籍:『メイキング・オブ・快盗ルビイ』(1989年)
274ポスター:『ミスター・ロックンロール』(1957年、チャールズ・デュビン監督)[アメリカ版] Mister Rock and Roll
275脚本:『怖がる人々』(1994年、和田誠監督)監督使用台本 T
276絵コンテ:『怖がる人々』(1994年) T
277『怖がる人々』タイトルロゴ(1994年) T
278『怖がる人々』プログラム直筆原稿(1994年) T
279書籍:『怖がる人々を作った人々』(1994年)
280『ガクの絵本』(1997年、和田誠監督)絵本の直筆原稿 T
281書籍:『ガクの絵本』(1999年)
282脚本:『真夜中まで』(1999年製作、和田誠監督)監督使用台本 T
283絵コンテ:『ガクの絵本』(1999年) T
284書籍:『ジャズと映画と仲間たち』(2001年)
285パンフレット:『怪盗ジゴマ 音楽篇』(1988年) 8
286ポスター:『麻雀放浪記』(1984年、和田誠監督)
287ポスター:『快盗ルビイ』(1988年)
288ポスター:『怪盗ジゴマ 音楽篇』(1988年)
289ポスター:『怖がる人々』(1994年)
290ポスター:『しずかなあやしい午後に』(1997年)完成披露上映会ポスター
291ポスター:『真夜中まで』(2001年)
292映像:「新・監督は語る 和田誠」(2023年) 近代映画協会提供
293脚本:未映画化企画『日劇物語』(1990年代前半) W
294脚本:未映画化企画『幕末愚連隊』(執筆年不明) W
295雑誌:「キネマ旬報」2019年12月上旬特別号

イベント

トークイベント―――《監督・和田誠》を忘れない!

  • ※申込不要、参加無料(展示室内で開催のトークは、観覧券が必要です)

監督・和田誠の素顔

開催日
2024年1月20日(土)終了しました
時間
3:00pmより
講師
関口裕子氏(「キネマ旬報」元編集長)
場所
展示室ロビー(7階)

和田誠作品の映画美術

開催日
2024年2月10日(土)終了しました
時間
3:00pmより
講師
小澤秀高氏(映画美術監督:『麻雀放浪記』美術助手、『怖がる人々』美術監督)
場所
展示室ロビー(7階)

企画の見どころと展示品解説

開催日
2024年3月16日(土)終了しました
時間
3:00pmより
講師
岡田秀則(当館主任研究員)
場所
展示室内(7階)

関連上映企画

 上映企画「NFAJコレクション 2024 冬」

会期
2024年1月19日(金)~2月4日(日)
会場
国立映画アーカイブ 小ホール[地下1階]

当館の多種多様なフィルムコレクションに光を当てる企画「NFAJコレクション 2024 冬」では、和田誠展関連作品を上映します。

  • ※詳細はこちらをご覧ください。