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Screening 上映・企画情報
大ホール

日本・ウズベキスタン国交樹立15周年記念

ウズベキスタン映画祭

Uzbekistan Film Festival
2007.9.27-10.7

2007年9月27日(木)~10月7日(日)

開催要領

開映後の入場はできません。

会場=大ホール
定員=310名(各回入替制)
発券=2階受付
料金=一般500円/高校・大学生・シニア300円/小・中学生100円/障害者(付添者は原則1名まで)は無料
・観覧券は当日・当該回にのみ有効です。
・発券・開場は開映の30分前から行い、定員に達し次第締切となります。
・学生、シニア(65歳以上)、障害者の方は、証明できるものをご提示ください。
・発券は各回1名につき1枚のみです。

主催=東京国立近代美術館フィルムセンター、ウズベキスタン文化・芸術フォーラム基金
協力=ウズベキスタン映画祭実行委員会
福岡市総合図書館
後援=駐日ウズベキスタン共和国大使館
助成=国際交流基金

シルクロードのほぼ中央に位置し、中央アジア第一の大都市タシケント、そしてサマルカンドやブハラ、ヒヴァなど優美なイスラーム建築に彩られた都市を擁するウズベキスタンは、1991年にソ連からの独立を果たし、その翌年には日本との国交を樹立して、中央アジア地域への関心の高まりとともに日本でも近年ますますその注目の度を増しています。
また、ソ連時代(ウズベク共和国)から国営のウズベクフィルムによる映画製作が盛んで、独立後に公開されたSF映画『UFO少年アブドラジャン』(1992年)が日本でも人気を博したウズベキスタンは、カザフスタンと並ぶ中央アジア映画の拠点とも言えるでしょう。現在も、ズルフィカル・ムサコフ、ユスフ・ラジコフといった監督が精力的に活躍を続け、ウズベク民族の歴史と伝統、そして現代ウズベク社会の変貌をフィルムに刻み込んでいます。
この「ウズベキスタン映画祭」は、ウズベキスタン文化・芸術フォーラム基金との共催により、ソ連時代の名作、独立後の作品に、参考上映作品を加えた計11本を集め上映するもので、フィルムセンターとしては中央アジア地域の映画を紹介する初の上映企画となります。皆様のご来場をお待ち申し上げます。

9月27日(木)3:00pm
『オイジョン(母)』、『鳥』上映終了後

【講師】大久保賢一氏(映画評論家)
※「中央アジア映画祭」(1994年、国際交流基金主催)のコーディネーターとして、『UFO少年アブドラジャン』ほかを日本に最初に紹介。

9月28日(金)3:00pm
『I WISH…』上映終了後

【講師】上田信氏(『I WISH…』プロデューサー)
※第2回NHKアジア・フィルム・フェスティバルで、ムサコフ監督の『I WISH…』をプロデュースした。

9月29日(土)4:00pm
『トゥルクシブ』上映終了後

【講師】岡田一男氏(東京シネマ新社代表、プロデューサー、
ディレクター)

※ウズベキスタン映画祭実行委員会メンバー。旧ソ連の国立映画大学(VGIK)を卒業し、中央アジア地域での映像取材経験も豊富。

9月30日(日)1:00pm
『タシケントはパンの町』上映終了後

【講師】山田和夫氏(映画評論家/国際シネマ・ライブラリー代表)
※ソビエト映画の第一人者。1968年からウズベキスタンの首都タシケントで開催されたアジア・アフリカ・ラテンアメリカ諸国国際映画祭(通称タシケント国際映画祭)のすべての回に参加。

10月4日(木)3:00pm
『ドラゴンヘッド』上映回

【ゲスト】神田沙也加さん(『ドラゴンヘッド』主演)
※『ドラゴンヘッド』上映回に主演の神田沙也加さん(SAYAKA)が来館予定です。

10月4日(木)7:00pm
『男が踊るとき』上映終了後

【講師】 佐藤忠男氏(映画評論家)
※長らく「アジアフォーカス・福岡映画祭」のディレクターを務め、同映画祭でウズベキスタン映画を紹介してきた。

10月7日(日)4:00pm
『オイジョン(母)』、『鳥』上映終了後

【講師】 岡田一男氏(東京シネマ新社代表、プロデューサー、
ディレクター)
佐野伸寿氏(プロデューサー)
井上 徹氏(映画史・ユーラシア文化研究者)

※ウズベキスタン映画祭実行委員会メンバーによる鼎談。


会場:大ホール
※トークのみのご入場はできません

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