金語樓のむすめ物語

• 67分
• 35mm・白黒

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妻に先立たれ、ひとり親として3人の娘を育ててきた金兵衛（金語楼）。娘たち全員を嫁がせ安泰のはずが、夫婦らのアツアツぶりにやきもき。やがて金兵衛は亡き妻に瓜二つの女性・ぬい（清川）に出会う。娘たちや女中、泥棒など周囲の人々を横目に一喜一憂する金語楼の百面相が可笑しい。中川の喜劇演出は快調で、とりわけ終盤の金語楼と清川虹子の台所対決は抱腹絶倒。

1940（東宝映画・京都＝吉本興業）（監）中川信夫（脚）山﨑謙太（撮）平野好美（美）平川透徹（音）谷口又士（出）柳家金語樓、澁谷正代、江波和子、若原春江、立松晃、坂内永三郎、三田國夫、昔々亭桃太郎、谷﨑歳子、淸川虹子