新篇 丹下左膳 隻眼の巻

- 62分
- 35mm・白黒・不完全
林不忘による「丹下左膳」シリーズを、林の死後、隻眼隻手となった過程をたどる「新篇」として川口松太郎が引き継いだ新聞小説を原作としている。シリーズ4部作の中の第3部にあたり、中川は本作のみ担当。前作で右腕を失った丹下左市が、隻眼となり丹下左膳と名乗ることになる顛末が描かれる。中川が「僕のチャンバラの一番うまいもの」と評する偏愛の一作。オリジナルは67分。
1939(東宝映画・東京)(監)中川信夫(原)川口松太郎(脚)貴船八郎(撮)安本淳(美)島康平(音)伊藤昇(出)大河内傳次郎、山田五十鈴、黑川彌太郎、高峰秀子、鬼頭善一郎、御橋公、鳥羽陽之助、淸川莊司、澤村貞子
- 長瀬記念ホール OZU
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