25三森逸子

  • 計102分

眞人間

  • 54分
  • 35mm・白黒

浅草でケンカに明け暮れていた不良青年(若原)が、出征した親友を思って改心するという時局映画。前年に日本公開されたフリッツ・ラングの『真人間』(1938)を翻案している。本作が公開1作目となった三森逸子は、1939年に新興キネマに入社してスクリプターとなり、戦後はフリーで新東宝を中心に活躍した。

1940(新興キネマ)(記録)三森逸子(監)伊奈精一(原)三木蒐一(脚)村上德三郎(撮)岡崎宏三(美)植田種康(音)中川栄三(出)若原雅夫、浦辺粂子、眞山くみ子、宇佐美淳、押本英三、海野光一

野口英世の少年時代

  • 48分
  • 35mm・白黒

不自由な左手や貧困にもめげず勉学に励んだ野口英世の高等小学校時代を描いた秀作ドラマ。東映の児童向け中篇劇映画として初めて著名人の伝記を取り上げた本作は、猪苗代にて無雪期と有雪期のロケ撮影を行なった。三森(旧姓・牧田)逸子は東映教育映画にも数多く携わった。

1956(東映教育映画)(記録)牧田逸子(結髪)土屋すて(監)関川秀雄(脚)片岡薫(撮)北山年(美)阿部三郎(音)池野成(出)大源寺英介、岸輝子、浅野進治郎、原保美、島田屯、松本克平

  • 小ホール
  • 小ホール