Art東京国立近代美術館
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Screening 上映・企画情報
大ホール

4/19(火)-22(金)、26(火)-28(金):
1回目、2回目のみ上映あり
4/23(土)-24(日)、29(金・祝)-5/1(日):
1回目、2回目、3回目の上映あり

生誕百年
映画監督 吉村公三郎

Kozaburo Yoshimura Retrospective
at his Centenary
2011.4.5-5.1

2011年4月5日(火)~5月1日(日)

開催要領

定員=310名(各回入替制)
料金=一般500円/高校・大学生・シニア300円/小・中学生100円/障害者(付添者は原則1名まで)、キャンパスメンバーズは無料
発券=2階受付
・観覧券は当日・当該回のみ有効です。
・発券・開場は開映の30分前から行い、定員に達し次第締切ります。
・学生、シニア(65歳以上)、障害者、キャンパスメンバーズの方は、証明できるものをご提示ください。
・発券は各回1名につき1枚のみです。

★開映後の入場はできません。
★4月の休館日:月曜日、3月28日(月)-4月4日(月)

本年は映画監督・吉村公三郎(1911-2000)の生誕百年を記念する年にあたります。1929年に松竹に入社、島津保次郎に師事した吉村は、1934年に短篇無声喜劇『ぬき足さし足』を初監督ののち、1939年に正式な監督昇進を果たすと『女こそ家を守れ』など5本の作品を年内に発表し、とりわけその中の一本『暖流』の斬新な演出で大きな注目を集めます。戦後は1947年の『安城家の舞踏會』でキネマ旬報ベストテンの1位に輝いて第一線に返り咲くとともに、ウィリアム・ワイラーの手法にヒントを得た「縦の構図」(ディープ・フォーカス)を駆使した独自のスタイルを築き、また同作で初めてコンビを組んだ新藤兼人と1950年に独立プロダクション・近代映画協会を設立して、『僞れる盛裝』(1951年)、『夜明け前』(1953年)、『足摺岬』(1954年)などの野心作を次々と発表して戦後日本映画界をリードします。本企画では、 1939年の『五人の兄妹』から遺作となった1974年の『襤褸(/rp>らんる)の旗』まで、36本の上映を通して、その映画作家としての歩みをたどります。

1 五人の兄妹(93分・16mm・白黒)
2 暖流(132分・35mm・白黒)
3 間諜未だ死せず(117分・35mm・白黒)
4 象を喰った連中(84分・35mm・白黒)
5 安城家の舞踏會(89分・35mm・白黒)
6 誘惑(85分・35mm・白黒)
7 わが生涯のかゞやける日(101分・35mm・白黒)
8 喜劇 嫉妬(87分・35mm・白黒)
9 森の石松(97分・35mm・白黒)
10 眞晝の円舞曲(109分・35mm・白黒)
11 春雪(87分・35mm・白黒)
12 戦火の果て(90分・35mm・白黒)
13 僞れる盛裝(103分・35mm・白黒)
14 自由学校(104分・35mm・白黒)
15 源氏物語(124分・35mm・白黒)
16 西陣の姉妹(110分・35mm・白黒)
17 千羽鶴(110分・35mm・白黒)
18 慾望(116分・35mm・白黒)
19 夜明け前(142分・35mm・白黒)
20 足摺岬(107分・35mm・白黒)
21 銀座の女(109分・35mm・白黒)
22 歌舞伎十八番 鳴神 美女と怪龍(99分・35mm・白黒)
23 嫁ぐ日(89分・35mm・白黒)
24 夜の河(104分・35mm・カラー)
25 四十八歳の抵抗(108分・35mm・白黒)
26 夜の蝶(90分・35mm・カラー)
27 地上(98分・35mm・カラー)
28 一粒の麦(109分・35mm・カラー)
29 夜の素顔(121分・35mm・カラー)
30 女の坂(107分・35mm・カラー)
31 女の勲章(110分・35mm・カラー)
32 その夜は忘れない(95分・35mm・白黒)
33 越前竹人形(101分・35mm・白黒)
34 こころの山脈(104分・35mm・白黒)
35 眠れる美女(96分・35mm・白黒)
36 襤褸(/rp>らんる)の旗(112分・35mm・白黒)
Calendar 上映・展示カレンダー
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The National Museum of Modern Art, Tokyo