日本映画の輝かしい歴史を築き、惜しまれながら逝去された映画人の方々を、それぞれの代表的作品を上映することで追悼する企画「特集・逝ける映画人を偲んで」を2年ぶりに開催します。残念ながら、この3年のうちにも、日本映画は多くのかけがえのない才能を失うこととなりました。
本企画では、2004年1月1日から2006年12月31日の間に逝去された方々へのオマージュとして、64作品を54番組で上映し、野村芳太郎、石井輝男、鈴木尚之、岡崎宏三、高村倉太郎、伊福部昭、丹波哲郎、岸田今日子、三橋達也の各氏をはじめとする80名近くの映画人の業績を回顧・顕彰します。
縁りの方々のみならず、広く映画ファンの皆様のご来場をお待ち申し上げます。
■(監)=監督・演出 (製)=製作・企画 (原)=原作・原案 (脚)=脚本・脚色 (撮)=撮影 (美)=美術・舞台美術・装置 (音)=音楽・音楽監督 (録)=録音 (出)=出演 (解)=解説
■紫色の人名は今回の上映で追悼する方々です(出演者の場合、カッコ内は映画中の役名です)。
■記載した上映分数は、当日のものと多少異なることがあります。
■本企画には、昨年度企画「特集上映 岡本喜八 日本映画のダンディズム」、本年度企画「追悼特集 映画監督 今村昌平と黒木和雄」、「映画監督 川島雄三」で特集した各監督作品は含まれておりません。