前作『会社員生活』(1929年)でデビューした子役の青木富夫は愛らしさと悪童振りで、この配役名“突貫小僧”が芸名として定着した。野田高悟、池田忠雄、大久保忠素と小津安二郎の名を合成した名を原作者とする、たった3日で製作された短篇喜劇。
大ホール
突貫小僧
前作『会社員生活』(1929年)でデビューした子役の青木富夫は愛らしさと悪童振りで、この配役名“突貫小僧”が芸名として定着した。野田高悟、池田忠雄、大久保忠素と小津安二郎の名を合成した名を原作者とする、たった3日で製作された短篇喜劇。 ’29(松竹キネマ蒲田)(出)青木富夫(突貫小僧)(監)小津安二郎(原)野津忠二(脚)池田忠雄(撮)野村昊、茂原英雄(出)斎藤達雄、坂本武 錆びたナイフ
殺人事件を目撃し、町の権力抗争に巻き込まれるチンピラ3人の物語。日活アクションを支えてきたことでも評価の高い高村倉太郎のキャメラは本作でも臨場感あふれるショットで人物の動きを捉えた。戦後の青木富夫は多くの日活アクション作品に脇役として出演した。 ’58(日活)(撮)高村倉太郎(出)青木富夫(乾分)(監)(脚)舛田利雄(原)(脚)石原慎太郎(美)松山崇(音)佐藤勝(出)石原裕次郎、北原三枝、安井昌二、白木マリ、宍戸錠、小林旭、清水將夫、楠田薫、杉浦直樹、高原駿雄、川上信夫、天路圭子、相原巨典、弘松三郎 |
|