作品詳細
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10/27(金) 6:00pm |
10/28(土) 0:00pm |
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マックス・ランデー短篇集
(計79分)
フランスの無声映画コメディを華々しく飾ったマックス・ランデーは、日本で「新馬鹿大将」の名で親しまれたパテ社の花形コメディアンであるアンドレ・デードの移籍を期に、1900年代後半より映画俳優として頭角を現すようになる。パテ社が与えた“ブルジョワ紳士”のスタイルをものにして、1910年から製作され始める「マックス」シリーズに主演し、1911年以降には自らが監督までもこなし、大スターの座に君臨した。今回上映する8本は小宮登美次郎コレクションのもので、クレジットのない作品も含まれているが、チャップリンに影響を与えたとも言われている「マックス」シリーズの魅力を語る重要な作品群である。
マックスの近視眼[英語版]
LE DUEL D’UN MONSIEUR MYOPE
(6分・18fps・35mm・染色)
極度な近視のマックスがありとあらゆる失態を繰り広げる。
’10(パテ・フレール)(監)ルイ・ガスニエ(出)マックス・ランデー
マックスとピアノ[英語版]
MAX MAÎTRESSE DE PIANO
(15分・18fps・35mm・染色)
著名なピアニストを父に持つ娘に求婚するマックスは必死にピアノが弾ける振りを試みる。
’10(パテ・フレール)(監)リュシアン・ノンゲ(出)マックス・ランデー
マックスの快癒[英語版]
MAX EN CONVALESCENCE
(10分・18fps・35mm・染色)
久々に帰郷したマックスを、家族たち、犬そして馬が思い思いのやり方で歓待する。
’11(パテ・フレール)(監)(出)マックス・ランデー(出)マックス・ランデーの家族
マックスと規那入り葡萄酒
MAX ET LE QUINQUINA
(18分・18fps・35mm・白黒)
規那入り葡萄酒を一気に呷ったマックスが泥酔して大騒ぎする。
’11(パテ・フレール)(監)(出)マックス・ランデー(脚)(出)モーリス・ドラマール(出)ジャック・ヴァンデンヌ、ガブリエル・ランジュ、ポーレット・ロルジー、リュシ・ドルベル
マックスと犬[英語版]
MAX ET SON CHIEN DICK
(9分・18fps・35mm・染色)
マックスは、恋敵から運良く勝ち取った妻の浮気防止のため愛犬ディックを見張り役にする。
’11(パテ・フレール)(監)(脚)(出)マックス・ランデー(出)ジェーン・ルヌアール、アンリ・ボスク、犬のディック
マックスの電話結婚(電話交換手)[英語版]
UN MARIAGE AU TÉLÉPHONEK
(4分・18fps・35mm・染色)
偶然しゃべった電話交換手に恋したマックスだが、誤って別の交換手を食事に誘ってしまい・・・。
’12(パテ・フレール)(監)(出)マックス・ランデー(出)スターシャ・ナピエルコフスカ
マックスの農場恋愛詩[英語版]
UNE IDYLLE À LA FERME
(10分・18fps・35mm・白黒)
マックスは借金を形に、返済を請け負った伯父の友人の2人の娘どちらかと結婚することになる。
’12(パテ・フレール)(監)(脚)(出)マックス・ランデー(出)スージー・ドゥプシー
マックスの舟遊び[英語版]
A MOTOR BOAT TRIP(英語題)
(7分・18fps・35mm・染色)
妻をマックスに取られそうになった夫は、3人でモーターボート・クルーズをすることにした。
不明(パテ・フレール)(出)マックス・ランデー