チッソを訴えた29世帯の患者たちを起点に、さらなる患者発掘の過程を示した「水俣」シリーズの第1作。裁判をきっかけに告発の気運が高まり、ラストでは同社の株主総会を訪れた患者たちの怒りを見事に捉えた一方、この映画を「人間のやさしさ」を追い求める試みだと記したプロデューサー高木隆太郎の言葉も心を打つ。
小ホール
水俣 患者さんとその世界
チッソを訴えた29世帯の患者たちを起点に、さらなる患者発掘の過程を示した「水俣」シリーズの第1作。裁判をきっかけに告発の気運が高まり、ラストでは同社の株主総会を訪れた患者たちの怒りを見事に捉えた一方、この映画を「人間のやさしさ」を追い求める試みだと記したプロデューサー高木隆太郎の言葉も心を打つ。 ’71(東プロダクション)(監)(編)土本典昭(撮)大津幸四郎(編)関沢孝子(録)久保田幸雄 ■(監)=監督、演出 (原)=原作、原案 (脚)=脚本 (撮)=撮影 (録)=録音 (編)=編集 (音)=音楽 (出)=出演 (解)=解説 |
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