「水俣」シリーズのスピンアウトとして製作された児童向けの中篇。不知火海の変わらぬ豊穣さを示し、作品中に「水俣」の語は一切使われない。魚にもタコにも、それらを捕獲する人間と同じ尊厳を感じさせる撮り方が印象的。
小ホール
海とお月さまたち
「水俣」シリーズのスピンアウトとして製作された児童向けの中篇。不知火海の変わらぬ豊穣さを示し、作品中に「水俣」の語は一切使われない。魚にもタコにも、それらを捕獲する人間と同じ尊厳を感じさせる撮り方が印象的。 ’80(日本記録映画研究所)(監)土本典昭、西山正啓、原博徳、浅田康爾(撮)瀬川順一、一之瀬正史、柳田義和、江原正雄(録)赤坂修一(編)川岸喜美枝(音)松村禎三(解)大宮悌二 水俣病 その30年
湾の埋め立てが始まり水俣病の「風化」の兆候が見えてくる中、未認定患者の多さや裁判闘争の困難さなど、病が発見されて30年経っても残る「影」の部分を見据えた作品。当初は「海は死なず」という大作が計画されていた。 ’87(青林舎=シグロ)(監)土本典昭(撮)清水良雄(録)岡本光司(音)高橋鮎生(解)伊藤惣一 ■(監)=監督、演出 (原)=原作、原案 (脚)=脚本 (撮)=撮影 (録)=録音 (編)=編集 (音)=音楽 (出)=出演 (解)=解説 |
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