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第63回国際フィルム・アーカイブ連盟東京会議2007

開催概要

主催:国際フィルム・アーカイブ連盟、東京国立近代美術館フィルムセンター
後援:文化庁
協賛:株式会社IMAGICA、株式会社IMAGICAウェスト
協力:富士フイルム株式会社、ソニー株式会社、ソニーマーケティング株式会社、株式会社ナック イメージテクノロジー、コダック株式会社
助成:独立行政法人日本学術振興会

→会議スケジュール
→シンポジウム
→映画第2世紀フォーラム
→ワークショップ
→上映会
→イベント

4月6日(金)
各加盟機関代表団到着
18:30
八重洲富士屋ホテル
開会式
4月7日(土)
09:00
大ホール
シンポジウム(~17:05) ※同時通訳つき
17:20
大ホール
テクニカル・デブリーフィング(最新技術解説)(~18:20) ※日本語
19:00
大ホール
上映会(~21:00) ※作品解説は英語のみ
21:00
小ホール
3D(立体)映画に関する講演と上映(~22:30)  ※英語のみ
4月8日(日)
09:00
大ホール
シンポジウム(~17:35) ※同時通訳つき
18:45
有楽町朝日ホール
特別上映会 『狂った一頁』with高橋悠治(~20:50)
4月9日(月)
09:00
大ホール
映画第2世紀フォーラム(~12:30) ※同時通訳つき
14:00
大ホール
ワークショップ[フィルム・アーカイブ・マネジメント](~15:30)  ※英語のみ
14:00
6階会議室
ワークショップ[カタロギング&ドキュメンテーション・コミッション](~16:00)  ※英語のみ
16:00
大ホール
ワークショップ[テクニカル・コミッション](~18:00)  ※英語のみ
19:00
大ホール
上映会(~21:00) ※作品解説は英語のみ
21:00
小ホール
3D(立体)映画に関する講演と上映(~22:30) ※英語のみ
4月10日(火)
09:00
エクスカージョン(富士フイルム神奈川工場足柄サイト、フィルムセンター相模原分館訪問) *FIAF会員・外国招待者のみ
4月11日(水)
09:00
大ホール
総会[第1セッション](~12:30) *FIAF会員のみ
14:00
大ホール
総会[第2セッション](~18:00) *FIAF会員のみ
19:00
大ホール
上映会(~21:00) ※作品解説は英語のみ
4月12日(木)
09:00
大ホール
総会[第3セッション](~12:30) *FIAF会員のみ
19:30
東京国立博物館
閉会式(~22:00)
4月13日(金)
各加盟機関代表団出発

シンポジウム

※同時通訳つき(日・英・仏・西語)
※インターネット配信実施(発表者の画像・音声のみ)
テーマ「短命映画規格の保存学的研究」

4月7日(土) 大ホール
09:00
オープニング
挨拶
辻村哲夫(東京国立近代美術館長)
開会
エヴァ・オルバンツ(FIAF会長)
イントロダクション
岡島尚志(東京国立近代美術館フィルムセンター主幹)
09:30
基調講演
ジャン=ピエール・ヴェルシュール(シネヴォリュシオン)
「スペクタクルとしての映画遺産の保存」
10:30
休憩
■第1セッション(10:45~12:30/14:00~17:05)
  「さまざまな映画フィルム」

チェア:パトリック・ロックニー(ジョージ・イーストマン・ハウス)
10:45
①エグベルト・コッペ(ドイツ連邦アーカイブ/フィルムアルヒーフ)
「ドイツ19世紀末のブロード・ゲージ・フィルムとその保存」
11:15
②カミーユ・ブロット=ヴェレンス(シネマテーク・フランセーズ)
「ジョリー=ノルマンダン・フィルムの研究と復元」
11:45
③エリック・ル・ロワ(フランス国立映画センター・アルシーブ)
「フランス国立映画センター・アルシーブにおける短命映画規格とその保存」
11:55
④洪源[ハン・ユエン](香港電影資料館)
「香港における手彩色サウンドフィルム」
12:20
⑤パオロ・カネッペレ(オーストリア映画博物館)
「映画館におけるスライド映写とその技術」
12:30
昼食
14:00
⑥ポール・リード(FIAFテクニカル・コミッション)
「テクノロジストの視点から見た映画の色彩」
14:40
⑦大口孝之(映像ジャーナリスト)
「日本の特殊大型映像」
15:05
⑧八尋義幸(福岡市総合図書館)
「日本の小型映画の現状と保存 8mmフィルムを中心に」
15:30
休憩
15:45
⑨フランシスコ・ガイタン・フェルナンデス(メキシコ国立自治大学フィルモテカ)
「9.5mmフィルム保存のためのオプチカルプリンターについて」
16:10
⑩パトリック・ロックニー(ジョージ・イーストマン・ハウス)
「ジョージ・イーストマン・ハウスの短命規格フィルムとその保存」
16:40
討議(司会:パトリック・ロックニー)
17:05
終了

※4月7日のテクニカル・デブリーフィング(最新技術解説)については「イベント」欄をご覧ください。

4月8日(日) 大ホール
■第2セッション(09:00~14:10)
  「日本の場合」

チェア:入江良郎(東京国立近代美術館フィルムセンター)
09:00
①板倉史明(東京国立近代美術館フィルムセンター)、松本夏樹(映画コレクター、映画史家)
「紙フィルムの歴史と保存」
09:25
②松本夏樹(映画コレクター、映画史家)、小崎泰嗣(弁士)
「日本最古のアニメフィルムと玩具映画」
09:50
③太田米男(大阪芸術大学)
「玩具映画とその保存」
10:15
休憩
10:30
④草原真知子(早稲田大学)
「ベビートーキーとその時代」
10:55
⑤岡田秀則(東京国立近代美術館フィルムセンター)
「日本の再生フィルム」
11:10
⑥芝綾子(写し絵研究者)
「写し絵の保存と伝承」
11:35
討議(司会:入江良郎)
12:00
昼食
13:30
写し絵の実演
劇団みんわ座(山形文雄、田中祐子)
■第3セッション(14:10~17:35)
  「モノの映画史」

チェア:エルキ・フータモ(カリフォルニア大学ロサンジェルス校)
14:10
①ローラン・マノーニ(シネマテーク・フランセーズ)
「プリシネマ映像装置の保存」
14:30
②ドナータ・ペゼンティ・カンパニョーニ(トリノ映画博物館)
「映画規格の考古学的研究」
14:50
③ロサリオ・ロペス・デ・プラード(フィルモテカ・エスパニョーラ)
「映画関連資料のカタロギングとその問題」
15:20
休憩
15:35
④ニコラウス・ヴォストリー(フィルムアルヒーフ・オーストリア)
「初期可燃性フィルムとその映写に関する研究」
16:05
⑤エグベルト・コッペ(ドイツ連邦アーカイブ/フィルムアルヒーフ)
「稀少サウンドフィルムのトレジャー・チェスト」
16:35
⑥エルキ・フータモ(カリフォルニア大学ロサンジェルス校)
「アーバンのスピログラフについて」
16:50
討議(司会:エルキ・フータモ)
17:15
まとめ
ジャン=ピエール・ヴェルシュール、パトリック・ロックニー、入江良郎、エルキ・フータモ、岡島尚志
17:30
閉会
高野悦子(東京国立近代美術館フィルムセンター名誉館長)

4Kデジタル映写
システム・コーディネーション、オペレーション:ソニー株式会社、ソニーマーケティング株式会社


4月7日(土)と9日(月) 21:00~22:30 小ホール

3D(立体)映画に関する講演と上映 ※英語のみ
発表:シュテファン・ドレスラー(ミュンヘン映画博物館)

3D映写
システム・コーディネーション:株式会社ナック イメージテクノロジー
協力:株式会社ビジュアル コミュニケーションズ、クリスティ・デジタル・システムズ日本支社、株式会社キクチ科学研究所、株式会社ユーリンク

映画第2世紀フォーラム

※同時通訳つき(日・英・仏・西語)

4月9日(月) 09:00~12:30 大ホール

テーマ「フェアユースとアクセスに関するFIAF宣言に向けて」
主催:FIAFプログラミング&アクセス・コミッション
チェア:パオロ・ケルキ・ウザイ(オーストラリア国立映画音響保存所)
①呉聖智[オ・ソンチ](韓国映像資料院)
「韓国の映画著作権」
②とちぎあきら(東京国立近代美術館フィルムセンター)
「日本の映画著作権」
③ガブリエル・クラース(ベルギー王立シネマテーク)
「ヨーロッパ・シネマテーク協会と国際映画製作者連盟の合意書と新しい契約モデル」
④パトリック・ロックニー(ジョージ・イーストマン・ハウス)
「フェアユースとアクセスに関するFIAF宣言について」
⑤エリック・ル・ロワ(フランス国立映画センター・アルシーブ)
「2008年パリ会議シンポジウムにおける本テーマの討議について」

ワークショップ

※英語のみ

4月9日(月) 14:00~15:30 大ホール

フィルム・アーカイブ・マネジメントに関するワークショップ
主催:FIAF運営委員会
チェア:エヴァ・オルバンツ(FIAF会長)



4月9日(月) 14:00~16:00 フィルムセンター6階会議室

カタロギング&ドキュメンテーション・コミッション・ワークショップ
主催:FIAFカタロギング&ドキュメンテーション・コミッション
チェア:ナンシー・ゴールドマン(パシフィック・フィルム・アーカイブ)



4月9日(月) 16:00~18:00 大ホール

テクニカル・コミッション・ワークショップ
主催:FIAFテクニカル・コミッション
チェア:トーマス・C・クリステンセン(デンマーク映画協会)

4Kデジタル映写
システム・コーディネーション、オペレーション:ソニー株式会社、ソニーマーケティング株式会社

上映会

※作品解説は英語のみ(4月8日 特別上映会を除く)

4月7日(土)19:00 大ホール

【京都府京都文化博物館提供】
○祗園小唄絵日傘 狸大尽(7分・18fps・35mm・白黒・無声・短縮版)
1930(マキノ御室)監督:金森万象
【川崎市市民ミュージアム提供】
○平和記念都市 ひろしま(30分・35mm・白黒)
1954(内外映画社)監督:秋元憲
【福岡市総合図書館提供】
○バクダット姫(48分・35mm・白黒)
1948(三幸映画社)監督:芦田巌



4月8日(日)18:45 有楽町朝日ホール *この上映会には有料の入場券が必要となります。

第63回FIAF東京会議2007開催記念特別上映会
狂った一頁with高橋悠治

主催:東京国立近代美術館フィルムセンター、朝日新聞社
協賛:株式会社IMAGICAウェスト
運営協力:ぴあ株式会社
演奏者:高橋悠治(ピアノ)

座談会
ゲスト:エヴァ・オルバンツ(FIAF会長)、パオロ・ケルキ・ウザイ(オーストラリア国立映画音響保存所所長)
司会:岡島尚志(東京国立近代美術館フィルムセンター主幹)

【フィルムセンター所蔵作品】
○狂った一頁(78分・18fps・35mm・白黒・無声)
1926(新感覚派映画連盟)監督:衣笠貞之助



4月9日(月)19:00 大ホール

【広島市映像文化ライブラリー提供】
○少年諸君(28分・24fps・35mm・白黒・無声)
1932(兄弟プロダクション)監督:高田保
【フィルムセンター所蔵作品】
○煙り草物語(3分・24fps・35mm・無声・染色)
1926(東京自由映画社)監督:大藤信郎
○中山七里(37分・21fps・35mm・白黒・不完全)
1930(発声映画)監督:落合浪雄
○RHYTHM[リズム](2分・16fps・35mm)
○PROPAGATE[開花](4分・16fps・35mm)
○AN EXPRESSION[表現](3分・30fps・35mm)
1935 監督:荻野茂二
○かわいい魚屋さん(3分・35mm・カラー)
1953(小西六写真工業)監督:新村士行
○銀輪(12分・35mm・カラー・英語版・日本語字幕なし)
1955(新理研映画)監督:矢部正男、松本俊夫、樋口源一郎



4月11日(水)19:00 大ホール

【映画保存協会提供】
○モダン怪談100,000,000円(15分・16fps・35mm・白黒・無声・短縮版)
1929(松竹蒲田)監督:斎藤寅次郎
【立命館大学アート・リサーチセンター提供】
○温泉悲話 三朝小唄(60分・18fps・35mm・白黒・無声・英語字幕付)
1929(マキノ御室)監督:人見吉之助
*いずれも弁士付上映
弁士:澤登翠
伴奏:湯浅ジョウイチ(ギター)、鈴木真紀子(フルート)

4月9日(月)と11日(水) 11:00~18:30 展示室

企画展「生誕110周年記念 衣笠貞之助の世界」
常設展「展覧会 映画遺産 ―東京国立近代美術館フィルムセンター・コレクションより―」



4月6日(金) 18:30~21:00 八重洲富士屋ホテル 桜の間

開会式
協賛:株式会社IMAGICA



4月7日(土) 17:20~18:20 大ホール

テクニカル・デブリーフィング(最新技術解説) ※日本語
富士フイルムおよびソニーの研究者による、アナログおよびデジタルのハイエンド技術に関する講演と質疑応答



4月10日(火)

エクスカージョン
富士フイルム神奈川工場足柄サイト、フィルムセンター相模原分館訪問
協力:富士フイルム株式会社
*参加できるのはFIAF会員・外国招待者のみです。



4月12日(木) 19:30~22:00 東京国立博物館 法隆寺宝物館

閉会式

Calendar 上映・展示カレンダー
上映・展示カレンダー
The National Museum of Modern Art, Tokyo