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Screening 上映・企画情報
大ホール

フィルムセンター開館40周年記念②
フィルム・コレクションに見るNFCの40年

The 40th Anniversary of National Film Center Part 2
To the Sources of the NFC Film Collection

※8月20日(金)-8月22日(日)、8月27日(金)-8月29日(日)の2回目は弁士・伴奏付き無声映画の上映(特別料金)となります。
※作品によって開映時間が異なりますのでご注意ください。
2010.6.29-7.14
2010.7.31-9.9
作品詳細
2 7/3(土) 1:00pm 8/5(木) 7:00pm  
お伽の森
LA LÉGENDE DE POLICHINELLE
(10分・18fps・35mm・無声・染調色/彩色)

当時のパテ社の主要監督アルベール・カペラニが手がけた、同社製夢幻劇映画の中で最も有名な作品。主演のマックス・ランデーは本作での個性的な演技が評価され、喜劇王への道を駆け上がることになる。ラストシーンのみ極彩色のパテカラーが使用されている。1990年に寄贈を受けた小宮登美次郎氏旧蔵の外国無声映画の1本。

'07(フランス/パテ・フレール)(監)アルベール・カペラニ(脚)ミシェル・カレ(出)マックス・ランデー

花の奇蹟
MIRACLE DES FLEURS
(13分・18fps・35mm・無声・彩色)

移り気な美女に一喜一憂するピエロの物語。男性ピエロに扮する女優スターシャ・ナピエルコフスカは、1910年代に人気を誇った女性パントマイム・ダンサーでもあり、後にジャック・フェデーの大作『女郎蜘蛛』(1921年)で主演することとなる。小宮登美次郎コレクション

'12(フランス/パテ・フレール)(監)ルネ・ルプランス(出)スターシャ・ナピエルコフスカ、ドロドーニ嬢

毒流
SHOES
(10分・18fps・35mm・無声・染色)

ユニヴァーサル社の数ある子会社の一つでありながら、日本で高い評価を受けていたブルーバード社の作品。貧困に耐えかねて水商売に手を染める少女の悲劇を、技巧によらず素朴に描いている。小宮登美次郎コレクション

'16(アメリカ/ブルーバード)(監)(脚)ロイス・ウェーバー(原)ステラ・ウィン・ハーロン(撮)スティーヴン・S・ノートン、キング・D・グレイ、アル・シーグラー(出)メアリー・マクラレン、ハリー・グリフィス、ウィッティング夫人、ジェシー・アーノルド、ウィリアム・モング

プラーグの大学生
*日本語字幕無し(英語インタータイトル)
DER STUDENT VON PRAG
(56分・18fps・35mm・無声・染調色)

『カリガリ博士』(1920年)以前の最も有名なドイツ映画で、ドッペルゲンガーを主題とする本作は、当時の心理学者からも強い関心を集めた。自らの鏡像につきまとわれるプラハの学生バルドゥインを主人公に展開される幻想的な物語。1926年にも怪奇映画を得意としたヘンリク・ガレーンによってリメイクされている。小宮登美次郎コレクション

'13(ドイツ/ドイッチェ・ビオスコープ)(監)ステラン・リュエ(脚)ハンス・ハインツ・エーヴェルス(撮)グイド・ゼーバー(美)ローベルト・A・ディートリヒ(出)パウル・ヴェゲナー、グレーテ・ベルガー、ロター・ケルナー、フリッツ・ヴァイデマン、ヨーン・ゴットウト

■(監)=監督・演出 (原)=原作・原案 (脚)=脚本・脚色 (構)=構成 (撮)=撮影 (美)=美術 (音)=音楽 (編)=編集 (出)=出演 (解)=解説・ナレーション
■スタッフ、キャストの人名は原則として公開当時の表記を記載しています。
■特集には不完全なプリントが含まれていることがあります。
■記載した上映分数は、当日のものと多少異なることがあります。
■本企画で上映されるニュース映画は全てアメリカ議会図書館からの返還映画です。

*一部に日本語字幕の無い外国映画が含まれています。あらかじめご了承下さい。

Calendar 上映・展示カレンダー
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The National Museum of Modern Art, Tokyo