大学病院の実習医・治夫（萩原）の、母親への嫌悪感や移り気な恋心が描かれ、若さゆえの複雑で繊細な心情を捉えている。原作は、石原慎太郎の同名小説。萩原健一は本作で、1973年度製作者協会新人賞を受賞した。
大ホール
化石の森
（117分・35mm・カラー）
（117分・35mm・カラー）
’73（東京映画）（監）篠田正浩（原）石原慎太郎（脚）山田信夫（撮）岡崎宏三（美）粟津潔（音）武満徹（出）萩原健一、二宮さよ子、杉村春子、岩下志麻、八木昌子、田中明夫
■（監）＝監督・演出 （原）＝原作・原案 （脚）＝脚本 （撮）＝撮影 （美）＝美術 （音）＝音楽 （出）＝出演 （解）＝解説・ナレーション
■スタッフ、キャストの人名は原則として公開当時の表記を記載しています。
■特集には不完全なプリントが含まれていることがあります。
■記載した上映分数は、当日のものと多少異なることがあります。
