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Screening 上映・企画情報
大ホール

生誕百年
映画監督 マキノ雅広(2)

Masahiro Makino Retrospective
at his Centenary Part 2
2008.2.19-3.30
作品詳細
5 3/25(火) 4:00pm 3/30(日) 2:00pm  
赤垣源蔵
(53分・35mm・白黒)

赤穂浪士の有名な挿話のひとつ「徳利の別れ」を描いた作品で、浪曲師・吉田大和之丞(奈良丸)の唸りを堪能できる浪曲トーキー。上映するのは、近年渡部修吉氏より寄贈された17.5mmフィルムを35mmフィルムにブローアップして復元したもの。源蔵は討入りの決意を胸に秘めて兄夫婦の家を訪れるが、兄は不在で、兄嫁からは冷たくあしらわれてしまう。

'36(マキノトーキー)(指揮)マキノ正博(監)平尾善夫(撮)大森伊八(出)澤村國太郎、志村喬、大倉文男、曽呂利進、松浦築枝、花野國子、團徳麿、清水英太朗

決鬪高田の馬場[『血煙高田の馬場』改題短縮版]
(50分・35mm・白黒)

赤穂浪士・堀部安兵衛(中山安兵衛)の婿入り前の英雄譚。飲んだくれの安兵衛(阪妻)が、叔父の決闘に助太刀するために八丁堀から高田馬場まで韋駄天走り。『自來也』と本作の2本同時公開で、「早撮り監督」のイメージが強まることを恐れたマキノは、日活の同僚・稲垣浩監督の名を借り、ふたりの共同監督として発表した。

'37(日活)(共同監督)稲垣浩(脚)牧陶三(マキノ正博、他)(撮)三井六三郎、石本秀雄(音)高橋半(出)阪東妻三郎、市川百々之助、伊庭駿三郎、志村喬、香川良介、市川正二郎、團徳麿、大倉千代子、小松みどり、原駒子

■(原)=原作・原案 (脚)=脚本・脚色 (撮)=撮影 (美)=美術・装置 (音)=音楽 (出)=出演
■スタッフ、キャストの人名は原則として公開当時の表記を記載しています。
■特集には不完全なプリントが含まれていることがあります。
■記載した上映分数は、当日のものと多少異なることがあります。

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The National Museum of Modern Art, Tokyo