Art東京国立近代美術館
Craft&Design東京国立近代美術館工芸館
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2009年の夏休み★



いろいろな映画が見られるよ!
映画の冒険が始まるよ!


*2009年のこども映画館は終了しました。

【日時】2009年7月31日(金)、8月1日(土)
      8月7日(金)、8月8日(土)
      午後1:30~3:30(午後1時開場)
【開場】フィルムセンター 小ホール(地下1階)
【定員】各日150名

協力:IMAGICA

※全プログラム事前申込み制となります。

■各プログラムの内容及び詳細はこちら(以下)から■
⇒7月31日(金)
⇒8月1日(土)
⇒8月7日(金)
⇒8月8日(土)
⇒【お申し込み方法】
⇒【料金】



美術館・工芸館・フィルムセンター合同のご案内はこちら

アニメーション映画の世界


昔話や寓話をもとにしたユニークな作品がいっぱい!かげ絵や人形によるアニメーションも見られるよ。

●映画の上映とお話

《上映作品》
『蟹満寺縁起』(1924年)
日本/奥田秀彦監督
京都郊外にある蟹満寺の縁起に基づく影絵映画。日本映画の巨匠・内田吐夢も製作に携わった。(11分)
『新説カチカチ山』(1936年)
日本/市川崑監督
昔話「カチカチ山」を題材にして、若かりし頃の市川崑監督がほぼ一人で仕上げた作品。(6分)
『こぶとり』(1958年)
日本/持永只仁監督
多層式アニメ撮影台の開発に貢献した持永只仁による、昔話「こぶとりじいさん」の人形アニメーション。(20分)
『花折り』(1968年)
日本/川本喜八郎監督
日本の人形アニメーション映画をリードする川本喜八郎が、日本の伝統芸能を題材に製作した作品。(14分)
『注文の多い料理店』(1991年)
日本/岡本忠成監督
様々な素材でアニメーション製作を試みた故岡本忠成のプランを基に、盟友の川本喜八郎が監修し完成させた作品。宮沢賢治の寓話が原作。(19分)


●映写室・展示室訪問(希望者のみ)
*映写室訪問は当日行う抽選の当選者のみ参加可能です。

(終了予定 午後3時30分)

活弁と音楽の世界
ダイナミックな動き!


映画の迫力にびっくり!日本人が撮影した最も古い映像、日本で初の映画スター・尾上松之助の動きや、はげしいチャンバラなど。

●映画の上映とお話

《上映作品》
『紅葉狩』(1899年)
日本/柴田常吉撮影
日本人が撮影した現存する最古の映像。歌舞伎の名優・九代目団十郎や五代目菊五郎が舞う「紅葉狩」の舞台を再現した作品。(6分)
『豪傑児雷也』(1921年)
日本/牧野省三監督
日本の映画スター第1号・尾上松之助扮する児雷也が悪者たちと戦う。日本映画の父・牧野省三監督の忍術映画。(21分)
『弥次喜多 伏見鳥羽の巻』(1928年)
日本/池田富保監督
伏見鳥羽の戦に出征することになった弥次さんと喜多さんの戦いぶりを描いたコメディ映画。(23分)
『長恨』(1926年)
日本/伊藤大輔監督
敵に包囲された弟とその恋人を逃がすため、兄が命をかけて闘う。(13分)


●映写室・展示室訪問(希望者のみ)
*映写室訪問は当日行う抽選の当選者のみ参加可能です。

(終了予定 午後3時30分)

活弁と音楽の世界
映画の冒険


映画がいろんなところへ連れて行ってくれるよ!南極大陸、海の底、川の上、そしてふしぎな空間を旅しよう。

●映画の上映とお話

《上映作品》
『日本南極探検』(1912年)
日本/田泉保直撮影
日本人で初めて南極大陸へたどり着いた白瀬中尉たち。彼らの探検の様子をとらえた記録映画。(20分)
『浦島太郎』(1918年)
日本/北山清太郎監督
昔話「浦島太郎」を題材とした日本最初期のアニメーション映画。(2分)
『煙り草物語』(1924年)
日本/大藤信郎監督
国内外で高く評価された大藤信郎による、実写とアニメを合成したユニークなアニメーション映画。(3分)
『保津川の急流』(1906年)
フランス
フランス・パテ社が京都の保津川を撮影した染調色の紀行映画(トラベローグ)。(4分)
『難船ス物語 第壱篇 猿ヶ嶋』(1930年)
日本/政岡憲三監督
猿ヶ嶋に漂着した難破船で生き残った赤ん坊の成長が描かれる。日本漫画映画を大きく前進させた政岡憲三の切り絵アニメーション映画。(24分)
『くもとちゅうりっぷ』(1943年)
日本/政岡憲三監督
意地悪なクモからてんとう虫の少女を助ける花の物語。(15分)


●映写室・展示室訪問(希望者のみ)
*映写室訪問は当日行う抽選の当選者のみ参加可能です。

(終了予定 午後3時30分)

心あたたまる映画


人と人とのつながりや身の回りの自然がすてきに描かれているよ!日本のいきいきした暮らしをのぞいてみよう。

●映画の上映とお話

《上映作品》
『団栗と椎の実』(1941年)
日本/清水宏監督
都会から来た引っ込み思案な少年が、田舎のこどもたちや周囲の環境に融けこんでゆく様子が描かれる。(27分)
『秀子の車掌さん』(1941年)
日本/成瀬巳喜男監督
客足が減ってしまったバスに活気を取り戻そうと奮闘するかわいい車掌さんの物語。(54分)


●映写室・展示室訪問(希望者のみ)
*映写室訪問は当日行う抽選の当選者のみ参加可能です。

(終了予定 午後3時30分)



※不完全なプリントが含まれていることがあります。

【弁士】佐々木亜希子
活動写真(映画)の弁士。NHK山形放送局にてニュース番組のアシスタント・キャスターを務めた後、関東でテレビやラジオのアナウンス、リポートに携わる。1999年、活弁に出会い傾倒、2001年より弁士として各地で公演を行っている。

【演奏】FEBO
2003年に結成。ギターの小沢あき、ピアノの永田雅代による即興中心のアンサンブル。

■活弁とは?
無声映画の時代に日本の映画館で行われていた、弁士による映画説明のことです。当時はそれぞれの劇場が弁士を雇い、その評判によって劇場の人気が左右されるほど大切な役割を担っていました。

※参加は申込み制です

下記①~⑥までの必要事項をご記入の上Eメールまたは往復はがきにて「フィルムセンターこども映画館係」までお申し込みください。受付票を返信いたします。
しめきりは実施日の1週間前(必着)です。各回、定員(150名)に達し次第しめきります。

【記入事項】①希望日②参加者全員の名前(おとなもこどもも)③学年(こどものみ)④住所・電話番号・E-mailアドレス⑤展示室見学の希望の有無⑥映写室訪問の希望の有無(映写室は当日行われる抽選の当選者のみ参加可)

<Eメール>kids-cinema2009@momat.go.jp
※受付票を添付して返信するため、パソコンからご送信ください。
<往復はがき>〒104-0031 東京都中央区京橋3-7-6
  フィルムセンターこども映画館係

申込み記入例

こども映画館2009への参加を希望します。

①希望日:8月○日△曜日
②参加者:映画陽子(③幼児)
        映画太郎(③小学2年)
        映画良郎(③大人)
        映画三郎(③シニア)
④住所:〒104-0031 東京都中央区京橋○-△-□
  電話番号:03-3561-○△○△
  E-mail:kids-momat@○○○○
⑤展示室見学:希望します(or希望しません)
⑥映写室見学:希望します(or希望しません)
(※映写室訪問は抽選により当選された方のみ見学できます。)



◆内容に関してのお問い合せ: 電話03-3561-0823

中学生以下/無料
一般/500円
高校・大学生・シニア/300円


★「こども映画館」はこどもたちのためのイベントです。こどもの引率や付添ではない成人の方々の単独でのお申し込みはご遠慮願います。
★各プログラムは原則として中学生までを対象としています。高校生もお申し込みいただけますが、全体の申し込み数が定員を超えた時は、やむなくご参加をお断りする場合もございます。
★当日の会場への入場は先着順です。発券・開場は開映の30分前から行います。受付票をご提示の上、観覧券をお求めください。観覧券は当日・当該回のみ有効です。
シニア(65歳以上)の方は、当日必ず年齢を証明できるものをご提示ください。
★お申し込みの際にいただきます個人情報は、今後の「こども映画館」に関するご案内の目的のみに利用することとし、第三者への提供は行いません。

保護者・指導教員・引率者の皆様へ

「こども映画館」は、小・中学生を対象としたフィルムセンターの映画イベントで、夏休みの期間に開催します。「こども映画館」は次のような目的で企画されています。

●こどもたちに、映画という偉大な文化芸術遺産の素晴らしさ、楽しさを知ってもらう。

●こどもたちに、テレビ等の家庭内視聴では得られない、大きなスクリーンによる本物の映画(フィルム)を楽しむ機会を提供する。

●優れた映画作品の鑑賞を通して、こどもたちの豊かな情操と高い映像理解能力(リテラシー)を育む。

こどもたちが映画館に集まり、みんなが暗闇のなかで集中して大きなスクリーンを見つめ、泣き、笑い、緊張し、興奮し、感動する―かつてはごく当たり前であった、こうした映画の原風景の素晴らしさを、今日のこどもたちにも味わってもらいたいと思います。きっと良い思い出になることでしょう。

Calendar 上映・展示カレンダー
上映・展示カレンダー
The National Museum of Modern Art, Tokyo