熊本から上京した大学生の、中途半端で空回りな愛しき日々

夢はあるものの語るだけ。したいことは分かっているけど、どうすればいいか分からない。まだ何者でもないからこそ、根拠のない自信と不安がないまぜな若者の青春を、脚本・主演そして監督の3役をこなし、当事者目線でセキララに綴る俺映画、そして多分あなたの、私たちの映画。青春の落とし前をつけるには、考える前に跳べ!

父の再婚相手の過剰な世話焼きに可奈子はなんとか対処してきたが…

母でもない女性を母と呼びながら、彼女は他人でも肉親でもない女性と、ひとつ屋根の下2人きりで暮らす。なにかが異常なのか、それともこれが正常なのか。なんでもない、でもなにかがおかしい。その境界をおぼろげに照らす薄暗い照明の元、2人の女性の生活に、時に恐怖が、時にアクションが、そして時に感動が、生まれる。