美しい常盤津の師匠・菊次（中田）、菊次に焦がれて死んだ按摩の辰の市（船越）の幽霊、その弟・徳の市（船越二役）、菊次のヒモ孝次郎（小林）が繰り広げる愛と欲にまみれた駆け引きの物語。同時期封切の『怪談お岩の亡霊』とともに怪談ものの一つの到達点を示した。
大ホール
怪談 蚊喰鳥
（78分・35mm・白黒）
（78分・35mm・白黒）
'61（大映京都）（監）森一生（原）宇野信夫（脚）国弘威雄（撮）本多省三（美）西岡善信（音）倉島暢（出）船越英二、中田康子、小林勝彦、山本弘子、丹羽又三郎、寺島雄作、水原浩一、村田扶実子、丸凡太、松岡良樹、森宏之、和田房子
■（監）＝監督・演出 （原）＝原作・原案 （脚）＝脚本・脚色 （撮）＝撮影 （美）＝美術・装置 （音）＝音楽 （出）＝出演
■スタッフ、キャストの人名は原則として公開当時の表記を記載しています。
■特集には不完全なプリントが含まれていることがあります。
■記載した上映分数は、当日のものと多少異なることがあります。
