『天国と地獄』公開の同年に、日本の美術工芸を海外に紹介する目的で作られた外務省企画の文化映画。浜田庄司（陶器）、富本憲吉（磁器）、森口華弘（友禅）、松田権六（蒔絵）、田辺竹雲斎（竹工芸）、棟方志功（版画）、前田青邨（日本画）の手わざを記録。実際にそれらの作品を使用して撮影された香川の出演場面は貴重。
大ホール
日本の美術工芸 その手わざと美
（28分・35mm・カラー）
（28分・35mm・カラー）
'63（桜映画社）（監）村山英治（撮）木塚誠一（音）間宮芳生（出）三宅邦子
モスラ
（101分・35mm・カラー）
（101分・35mm・カラー）
南海の島から連れ去られた小美人たちを救うため、守護神モスラが卵からかえり日本に上陸する。原案に純文学畑から中村真一郎、福永武彦、堀田善衛を招き、ファンタジックな要素あふれる異色の怪獣映画が生まれた。ジャーナリストを演じたフランキー堺と香川のコンビも知的で軽妙なセンスを加えている。
'61（東宝）花村ミチ（監）本多猪四郎（原）中村真一郎、福永武彦、堀田善衛（脚）関沢新一（撮）小泉一（美）北猛夫、安倍輝明（音）古関裕而（特技監督）円谷英二（出）フランキー堺、小泉博、ザ･ピーナッツ、ジェリ－・伊藤、上原謙、平田昭彦、志村喬
■（監）＝監督・演出 （原）＝原作・原案 （脚）＝脚本・脚色 （撮）＝撮影 （美）＝美術・装置 （音）＝音楽 （出）＝出演
■クレジット中の赤字は香川京子の役名です。
■スタッフ、キャストの人名は原則として公開当時の表記を記載しています。
■特集には不完全なプリントが含まれていることがあります。
■記載した上映分数は、当日のものと多少異なることがあります。
