過去のイベント

  • 2020.2.14 - 2.15

第2回 Rising Filmmakers Project ライジング・フィルムメイカーズ・プロジェクト
次世代を拓く日本映画の才能を探して

PDF版でもご覧いただけます↑

2020年2月14日(金)・15日(土)

主催:国立映画アーカイブ

開場:小ホール(地下1階)

定員:151名(各回入替制・全席自由席)

★各回の開映後の入場はできません。

 
前売券・当日券についてはこちらをご覧ください

 

 

令和元年度美術館・歴史博物館重点分野推進支援事業

概要

若い才能を発掘する映画祭が全国各地で開催されています。その中から、劇映画界で活躍するコンペティション受賞者を数多く生み出してきた、各地の代表的な映画祭の受賞・推薦作品を2日間にわたって上映します。各回、映画祭による作品の紹介、監督とゲストとのトークを行います。皆様のご来場をお待ちしています。

 

森田和樹
ゆうばり国際ファンタスティック映画祭 オフシアター・コンペティション部門 グランプリ、シネガー・アワード

葉名恒星
カナザワ映画祭 期待の新人監督 入選

磯部鉄平
SKIPシティ国際Dシネマ映画祭 SKIPシティアワード

芳賀俊・鈴木祥
田辺・弁慶映画祭 コンペティション部門 弁慶グランプリ、キネマイスター賞、観客賞、俳優賞

中尾広道
ぴあフィルムフェスティバル PFFアワード グランプリ

 

■(監)=監督 (脚)=脚本・脚色 (撮)=撮影 (照)=照明 (録)=録音 (美)=美術 (音)=音楽 (編)=編集 (出)=出演 
■記載した上映分数は、当日のものと多少異なることがあります。
■各回、上映前と後にトークがあります。

上映作品詳細

1されど青春の端くれ(68分・Blu-ray・カラー)

  • 2020年2月14日2:00 PM@小ホール

2018(監・脚・撮・編)森田和樹(撮)滝梓(美)板倉勇人(音)栗田一生、薮内恵(出)黒住尚生、佛淵和哉、櫻井保幸、村田奈津樹、十夢、佐藤一輝、三宅里沙、小山梨奈

北朝鮮からミサイルが発射された。だけど、僕たち3人は変わらずに毎日一緒に遊んでふざけている。

★ゆうばり国際ファンタスティック映画祭 オフシアター・コンペティション部門 グランプリ、シネガー・アワード

 

 

 

森田和樹(もりた・かずき)
1988年生まれ、鳥取県出身。ニューシネマワークショップ実習作品『春を殺して』(16)が全国多数の映画祭で入選・受賞。卒業後、『戯言』(17)、『メーキング』(17)、そして『されど青春の端くれ』(18)を制作。新作『ファンファーレが鳴り響く』の劇場公開を控えている。

 

ゆうばり国際ファンタスティック映画祭(1990年から29回開催)
ファンタスティック映画を対象とした映画祭。ファンタランド大賞(観客賞)を獲得した『カメラを止めるな!』はその後、一大旋風を巻き起こした。井口昇、真利子哲也、入江悠、松本花奈などが輩出。


2愛うつつ(70分・ProRes・カラー)

  • 2020年2月14日4:45 PM@小ホール

2018(監・脚・編)葉名恒星(撮)島大和(録)横田彰文、内田達也(音)山城ショウゴ(出)細川岳、山本和穂、佐藤岳人、井上実莉、大澤由理、黒木克幸

愛してるからこそ抱けない男と愛してるからこそ抱かれたい女の、愛とSEXの形をめぐる人間ドラマ。監督自らの経験を基に執筆。

★カナザワ映画祭 期待の新人監督 入選

 

 

 

葉名恒星(はな・こうせい)
1992年生まれ、広島県出身。ニューシネマワークショップクリエイターコースを受講。現在、WEB、テレビCMなどの制作、ディレクター。

 

 

カナザワ映画祭(2007年から13回開催)
北陸地方を代表する映画祭。若手監督作品のコンペ「期待の新人監督」は、粗削りながらも作家の衝動を感じさせる作品が並ぶ。内藤瑛亮、小林勇貴、二宮健、大野大輔、岩切一空、阪元裕吾などが輩出。


3ミは未来のミ(60分・HDCAM・カラー・英語字幕付 with English subtitles)

  • 2020年2月14日7:25 PM@小ホール

2019(監・脚・編)磯部鉄平(脚)永井和男(撮・照)小林健太(録)杉本崇志(音)kafuka(江島和臣)(出)櫻井保幸、佐野弘樹、カレン、松本知道、中藤契、新井敬太、桜木梨奈

高3の拓也は秋になっても進路を決めかね、焦りを感じながらもダラダラと毎日を過ごしていた。ある日、仲良しグループの高木が交通事故に遭う。拓也は皆で交わしたある約束を果たすため仲間を集める。

★SKIPシティ国際Dシネマ映画祭 SKIPシティアワード

 

                     ©八王子日本閣 

 

磯部鉄平(いそべ・てっぺい)
1978年生まれ、大阪府出身。ビジュアルアーツ専門学校大阪卒業。小谷忠典監督『フリーダ・カーロの遺品』(15)の海外撮影に参加。帰国後は企業VP、MVのディレクターや、インディーズ映画のスタッフとして活動。2016年から自主映画製作を開始。『予定は未定』(18)は、SKIPシティ国際Dシネマ映画祭2018にて短編部門優秀作品賞を受賞。

 

SKIPシティ国際Dシネマ映画祭(2004年から16回開催)
デジタルで撮影・編集された映画のみを扱う国際映画祭。受賞後の支援も厚く、数々の作品を海外映画祭へ紹介。白石和彌、中野量太、坂下雄一郎、上田慎一郎、片山慎三などが輩出。


4おろかもの(96分・ProRes・カラー)

  • 2020年2月15日11:40 AM@小ホール

2019(監・撮・照・編)芳賀俊(監)鈴木祥(脚・照)沼田真隆(照)五十嵐一人(録)柳田耕佑(音)柴山明史(編)秦敏樹(出)笠松七海、村田唯、イワゴウサトシ、猫目はち、葉媚、広木健太、林田沙希絵、南久松真奈

高校生の洋子は結婚を目前に控えた兄の健治が、美沙という女性と浮気をしている現場を目撃する。衝動と好奇心に突き動かされて美沙と対峙した洋子は、美沙の独特の柔らかさと強さ、脆さに惹かれていく。2人の女性の奇妙な共犯関係が始まる。

★田辺・弁慶映画祭 コンペティション部門 弁慶グランプリ、キネマイスター賞、観客賞、俳優賞(笠松七海、村田唯)

 

芳賀俊(はが・たかし)
1988年生まれ、宮城県出身。日本大学芸術学部卒業後、『舞妓はレディ』(14)、『モリのいる場所』(18)等の撮影助手を務める。撮影を務めた作品に『ボーダー』(11)、『空(カラ)の味』(16)がある。本作が初監督作品。

 

 

鈴木祥(すずき・しょう)
1987年生まれ、埼玉県出身。日本大学芸術学部卒業。卒業制作の監督作品『ボーダー』(11)がうえだ城下町映画祭審査員賞、映文連アワード2011優秀作品賞を受賞。『空(カラ)の味』(16)等の助監督を務める。本作が初の長篇監督作品。

 

田辺・弁慶映画祭(2007年から13回開催)
近畿圏で注目株の映画祭。多くの映画ファンが集い、上映後のトークを盛り上げる。受賞作品は、テアトル新宿、シネ・リーブル梅田で上映される。沖田修一、瀬田なつき、岨手由貴子、今泉力哉などが輩出。


5おばけ(62分・ProRes・カラー)

  • 2020年2月15日3:10 PM@小ホール

2019(監・脚・撮・録・編)中尾広道(音)TRIOLA、波多野敦子、松田圭輔(出)中尾広道

1人で自主映画をつくり続ける監督と、彼を見守るはるか宇宙の星たち。誰も知らないささやかな映画制作の過程は大きな宇宙へとつながってゆく。ぴあフィルムフェスティバルでの上映後に再編集された版で上映。

★ぴあフィルムフェスティバル PFFアワード グランプリ

 

 

中尾広道(なかお・ひろみち)
1979年生まれ、大阪府出身。友人の撮影を手伝ったことをきっかけに、自分でも映画を撮り始める。可能な限り、自分一人の力でつくるスタイルで作品制作を続けている。過去のPFFアワードでも『船』(15)、『風船』(17)が入選。

 

ぴあフィルムフェスティバル(1977年から41回開催)
若手監督の登竜門として名高い映画祭。「PFFスカラシップ」など受賞者へ様々な支援を行っており、現在活躍する監督の中に出身者は多い。近年は、石井裕也、山戸結希、二ノ宮隆太郎などが輩出。


5作品監督トークイベント(60分予定)

  • 2020年2月15日4:50 PM@小ホール
5作品の監督たちが一堂に集い、今後の活動などを語ります。質疑応答あり。

入場無料

※『おばけ』の上映をご覧になった方は、そのまま参加することができます。
トークのみの参加もできます。


★この他、各回、上映前に映画祭ゲストによる作品紹介と、上映後に監督とゲストとのトークがあります。詳細はこちら


2020年2月14日

11:00 AM 開館

2020年2月14日2:00 PM@小ホール
2020年2月14日4:45 PM@小ホール
2020年2月14日7:25 PM@小ホール

2020年2月15日

11:00 AM 開館

2020年2月15日11:40 AM@小ホール
2020年2月15日3:10 PM@小ホール
2020年2月15日4:50 PM@小ホール

トークイベント(1/22更新)

★各回の上映前に映画祭ゲストによる作品解説と、上映後に監督とゲストによるトークイベントがあります。

こちらから、トークのレポートをご覧いただけます。(4/10更新)

*各上映後のトークのみの参加はできません。

 

▶『されど青春の端くれ』2/14(金)2:00-3:40pm                
上映前:塩田時敏さん(ゆうばり国際ファンタスティック映画祭 プログラミング・ディレクター)                         
上映後:森田和樹監督×入江悠さん(映画監督)                             

 

▶『愛うつつ』2/14(金)4:45-6:25pm                           
上映前:小野寺生哉さん(カナザワ映画祭 代表)                                    
上映後:葉名恒星監督×足立紳さん(脚本家・映画監督)                         

 

▶『ミは未来のミ』2/14(金)7:25-8:55pm                           
上映前:長谷川敏行さん(SKIPシティ国際Dシネマ映画祭 プログラミング・ディレクター)                                    
上映後:磯部鉄平監督×犬童一心さん(映画監督)                                    

 

▶『おろかもの』2/15(土)11:40am-1:50pm                
上映前:掛尾良夫さん(田辺・弁慶映画祭 特別審査員長)   
上映後:芳賀俊監督と鈴木祥監督×沖田修一さん(映画監督)                              

 

▶『おばけ』2/15(土)3:10-4:45pm
上映前:茨木玲子さん(ぴあフィルムフェスティバル 広報)
上映後:中尾広道監督×犬童一心さん(映画監督)                                  


5作品監督トークイベント 2/15(土)4:50-5:50pm(予定)

5作品の監督たちが一堂に集い、今後の活動などを語ります。質疑応答あり。
入場無料。

*『おばけ』の上映をご覧になった方は、そのまま参加することができます。
*トークのみの参加もできます。

■ 料金(前売券・当日券)

一般520円/高校生・大学生・シニア(65歳以上)310円/小・中学生100円
※障害者(付添者は原則1名まで)、国立映画アーカイブのキャンパスメンバーズは当日券のみあり・無料

※学生、シニア(65歳以上)、障害者、国立映画アーカイブのキャンパスメンバーズの方は証明できるものをご提示ください。

■ チケット
[前売券]
1月18日[土]10:00amより、チケットぴあにて全上映回の前売券(全席自由席・各50席分)を販売します。
[Pコード:550-848]

[前売券購入方法]
●チケットぴあ店舗、セブン-イレブンで購入

 前売料金に加え、1枚につき発券手数料110円がかかります。
●受付電話(0570-02-9999)で購入
 前売料金に加え、1枚につき発券手数料110円がかかります。 
 毎週火・水曜2:30am〜5:30amはシステムメンテナンスのため受付休止となります。
●チケットぴあウェブサイト(https://w.pia.jp/t/nfaj-rfp/)で購入
 前売料金に加え、1枚につき発券手数料110円、また決済方法によって1件ごとに決済手数料がかかる場合があります。
※チケットぴあの手数料等については、チケットぴあHPのヘルプ利用料一覧のページをご覧ください。
※本前売券の購入に、システム利用料はかかりません。
※前売券の払い戻し、交換、再発行はいたしません。

[当日券]
当日券で入場される方には、開館(11:00am)と同時に、当日上映される全ての回の入場整理券を1階ロビーにて発券します。
当日券は、入場時にお求めいただきます。定員に達し次第、締切ります。
※整理券・当日券の発券は各回1名につき1枚のみです。

■ 入場方法
●前売券をお持ちの方は、開場時(開映20分前)に、前売券に記載された整理番号順にご入場いただけます。
●その後は、当日券の整理券をお持ちの方が、整理番号順にご入場いただけます。前売券をお持ちの方は、随時ご入場いただけます。

※前売券、当日券は当日・当該回のみ有効です。各回、開映後の入場はできません。

当日のトークイベントを公開しています。(4/10更新)

『されど青春の端くれ』2/14(金)2:00pm-
森田和樹監督×入江悠さん(映画監督)

『愛うつつ』2/14(金)4:45pm-
葉名恒星監督×足立紳さん(脚本家・映画監督)

『ミは未来のミ』2/14(金)7:25pm-
磯部鉄平監督×犬童一心さん(映画監督)

『おろかもの』2/15(土)11:40am-
芳賀俊監督と鈴木祥監督×沖田修一さん(映画監督)

『おばけ』2/15(土)3:10pm-
中尾広道監督×犬童一心さん(映画監督)

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