『新しき土』は、ファンクが監督する[ドイツ版]と同時並行で、同じコンティニュイティ・俳優・スタッフを用いて伊丹万作が監督する日本語・英語版が撮影された。2つのバージョンは、冒頭や風景ショットの編集などで異なり、日英版は「西洋」対「日本」という対立構造を弱めるように構成されている。円谷英二の協力により、日本で初めて本格的なスクリーン・プロセス撮影が行われた。
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新しき土[日英版]
THE NEW EARTH (114分・35mm・白黒・英語部分日本語字幕なし) 『新しき土』は、ファンクが監督する[ドイツ版]と同時並行で、同じコンティニュイティ・俳優・スタッフを用いて伊丹万作が監督する日本語・英語版が撮影された。2つのバージョンは、冒頭や風景ショットの編集などで異なり、日英版は「西洋」対「日本」という対立構造を弱めるように構成されている。円谷英二の協力により、日本で初めて本格的なスクリーン・プロセス撮影が行われた。 '37(ファンク映画製作所=東和商事=J.O.スタヂオ)(監)(脚)アーノルト・ファンク(監)伊丹万作(撮)リヒャルト・アングスト(美)吉田謙吉(音)山田耕筰(出)早川雪洲、原節子、小杉勇、市川春代、ルート・エヴェラー、髙木永二、英百合子、中村吉治、村田かな江、常盤操子、マックス・ヒンダー ■(監)=監督・演出 (原)=原作・原案 (脚)=脚本・脚色 (撮)=撮影 (美)=美術 (音)=音楽 (出)=出演 |
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