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Screening 上映・企画情報
小ホール

京橋映画小劇場 No.25
東京国立近代美術館60周年記念
美術館と映画:
フィルムセンター以前の上映事業

Kyobashi-za No.25
The 60th Anniversary of The National Museum of Modern Art, Tokyo
Film in the Museum: Screenings before National Film Center
※金曜日・土曜日・日曜日のみの上映となります。
2012.11.9-12.23

2012年11月9日(金)~12月23日(日)

開催要領

会場=小ホール
定員=151名(各回入替制)
発券=地下1階受付
料金=一般500円/大学・高校生・シニア300円/小・中学生100円/障害者(付添者は原則1名まで)、キャンパスメンバーズは無料
★東京国立近代美術館60周年を記念して、誕生日当日のご入場は無料となります(証明できるものをご提示ください)。

・観覧券は当日・当該回のみ有効です。
・発券・開場は開映の30分前から行い、定員に達し次第締切ります。
・学生、シニア(65歳以上)、障害者、キャンパスメンバーズの方は、証明できるものをご提示ください。
・発券は各回1名につき1枚のみです。

★開映後の入場はできません。

●《京橋映画小劇場》とは
平成18(2006)年度よりフィルムセンターは、それまで教育機関のための特別映写や一部の共催事業の会場として使用されてきた小ホールを、《京橋映画小劇場》(KYOBASHI-ZA)の名のもと、年に数回、フィルムセンターの主催上映企画にも利用し、さらなる上映活動の拡充を図っています。
フィルムセンター所蔵作品の公開を中心に、外部団体との共催企画も引き続き模索しつつ、多彩な上映企画の実現を目指します。大ホール・展示室企画ともども、皆さまのご来場を心よりお待ちしております。

 国内では初の国立美術館となる「国立近代美術館」(現・東京国立近代美術館)が開館したのは1952年12月1日のこと。それはまた同時に、美術館の映画事業「フィルム・ライブラリー」(フィルムセンターの前身)が上映活動を開始した日にもあたります。上映会の会場には、当時京橋にあった美術館(1970年に竹橋に移転)の建物(旧・日活本社)に付属する80席の映写室が用いられ、開館記念として3本の美術映画――『桃山美術』『ピカソ訪問』『フランクリン・ワトキンズ』が、12月28日までの4週間にわたり上映されました。
 以後、美術映画の他にも文化・記録映画、アニメーション映画などの短篇映画を幅広く紹介する「月例映写会」が継続的に開かれる一方、翌1953年には、再上映の機会が稀であった映画史上の古典作品を上映する「特別鑑賞会」が始まり、間もなく1週間のうち月例映写会を4日間、特別鑑賞会を2日間の割合で、各日1回の上映を行うスタイルが定着するようになります。
 映画の渡来から55年目を迎え、1958年には国内の映画人口が11億人を超えるピークに達しようとしていた当時、古典映画の上映はもちろん、その前提となるフィルムの所在を明らかにすることも困難であった状況下で、国立のフィルム・アーカイブ/シネマテークはその第一歩を踏み出したのです。
 この特集では、“フィルム・ライブラリー時代”(1952-1969年)の上映プログラムを再現しながら、国立美術館における映画の上映と、フィルムセンターの原点を振り返ります。



【訂正情報】
*『カリガリ博士』は、日本語字幕付きに訂正いたします。




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      京橋映画賞劇場No.25 「東京国立近代美術館60周年記念 美術館と映画:フィルムセンター以前の上映事業」

1 美術映画プログラム(計73分)

桃山美術
(18分・16mm・白黒)
上代彫刻(18分・16mm・白黒)
歌麿(14分・35mm・カラー)
北齋(23分・35mm・白黒)
2 ジークフリート(80分・35mm・白黒・サウンド版)
3 日本アニメーション・プログラム(計72分)

蛸の骨
(9分・24fps・35mm・無声・白黒)
蜘蛛の絲(10分・35mm・白黒)
すて猫トラちゃん(21分・35mm・白黒)
小人とあお虫(16分・16mm・白黒)
こねこのスタジオ(16分・35mm・カラー)
4 アッシャー家の末裔(57分・20fps・35mm・無声・染色)
5 文化・記録映画プログラム[1](計58分)

或日の干潟
(18分・35mm・白黒)
霜の花(19分・35mm・白黒)
いねの一生(21分・35mm・白黒)
6 美と力への道(104分・22fps・16mm・無声・白黒・英語版・日本語字幕無し)
7 寒椿(86分・16fps・35mm・無声・白黒)
8 朝から夜中まで(69分・18fps・35mm・無声・白黒)
9 文化・記録映画プログラム[2](計54分)

日本百科映画大系 眞空の世界
(11分・16mm・白黒)
文部省学術映画シリーズ5 アイヌの川漁(23分・16mm・白黒)
文部省学術映画シリーズ6 ニホンザルの自然社会(20分・35mm・白黒)
10 路上の靈魂(112分・18fps・35mm・無声・白黒)
11 明治・大正期活動写真プログラム(計67分)

旅順開城と乃木將軍
(20分・16fps・16mm・無声・白黒)
日本南極探檢(20分・15fps・35mm・無声・白黒)
先代萩(6分・16fps・35mm・無声・白黒)
豪傑児雷也(21分・16fps・35mm・無声・白黒)
12 空気の無くなる日(51分・35mm・白黒)
13 人生案内(94分・35mm・白黒)
14 極北の怪異 [極北のナヌーク](63分・22fps・16mm・無声・白黒・日本語字幕無し)
15 二人妻 妻よ薔薇のやうに(74分・35mm・白黒)
16 外人部隊(104分・35mm・白黒)
17 マダムと女房(56分・35mm・白黒)
18 カリガリ博士(52分・20fps・35mm・無声・白黒・英語版)日本語字幕付きに訂正いたします
19 ピグマリオン(86分・35mm・白黒)
20 フランス前衛映画プログラム(計73分)

チューブ博士の狂気
(14分・18fps・35mm・無声・白黒)
三面記事(23分・18fps・35mm・無声・白黒)
幕間(19分・18fps・35mm・無声・白黒)
バレエ・メカニック(17分・16fps・35mm・無声・白黒)
21 外国アニメーション・プログラム(計54分)

隣人
(8分・16mm・カラー)
線と色の即興詩(5分・16mm・カラー)
算数あそび(9分・16mm・カラー)
つかの間の組曲(5分・16mm・カラー)
珍説 世界映画史の巻(8分・35mm・カラー・日本語版)
珍説 酒は呑むべしの巻(10分・35mm・カラー・日本語版)
猫とネズミ(9分・35mm・カラー)
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The National Museum of Modern Art, Tokyo