Art東京国立近代美術館
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Exhibition 企画・展示情報

シネマブックの秘かな愉しみ

The Discreet Charm of Film Books
2015.4.14-8.2
会場

東京国立近代美術館フィルムセンター 展示室(企画展)

会期

2015年4月14日(火)~8月2日(日)
*月曜日および5月26日(火)から28日(木)は休室です。

開室時間

11:00am-6:30pm
(入室は6:00pmまで)

休室日

月曜日

観覧料

一般210円(100円)/大学生・シニア70円(40円)/高校生以下及び18歳未満、障害者(付添者は原則1名まで)、MOMATパスポートをお持ちの方、キャンパスメンバーズは無料

*料金は常設の「NFCコレクションでみる 日本映画の歴史」の入場料を含みます。
*( )内は20名以上の団体料金です。
*学生、シニア(65歳以上)、障害者、キャンパスメンバーズの方はそれぞれ入室の際、証明できるものをご提示ください。
*フィルムセンターの上映企画をご覧になった方は当日に限り、半券のご提示により団体料金が適用されます。
*2015年5月17日(日)は、「国際博物館の日」(毎年5月18日)を記念して展示を無料でご覧いただけます。

主催

東京国立近代美術館フィルムセンター

 120年になろうとする映画の歴史―その誕生の瞬間から、書物は映画とともにありました。
 映画はそれまでの諸芸術やテクノロジーを貪欲に吸収し、あらゆる人々に開かれた大衆性を持ったことで、20世紀以降の文化をリードするとともに数えきれないほどの言葉と書物を生み出しました。《映画》と《映画の本》は、離れられない運命的な仲といえるでしょう。
 国内最大の映画専門図書室を擁するフィルムセンターは、この度こうした映画の書物をめぐる展覧会を開催いたします。映画史を知るための基本文献、明治・大正期の貴重書や無声映画時代の“映画文庫”、豪華な大型本・愛らしい豆本、こども向けの本や優れたデザインの書籍、映画という職業をめぐる本まで、映画史と寄り添って脈々と生み出され、さまざまな魅力を放つ日本の映画書を一堂に集めて展示し、併せて、映画の本を収集している日本各地の映画図書館をご紹介します。
 多彩なゲストを迎えた連続講座も交えて、書物という切り口から、映画という豊饒な知の体系に触れられる絶好の機会となるでしょう。

田中純一郎「日本映画発達史」(1957-1968年)全4巻版 原弘装丁
田中純一郎「日本映画発達史」(1957-1968年)全4巻版 原弘装丁
山本武夫装丁 高田浩吉「冬鶴春鶴」(1957年)
山本武夫装丁 高田浩吉「冬鶴春鶴」(1957年)
徳川夢声「くらがり二十年」(1934年)
徳川夢声「くらがり二十年」(1934年)
成田三樹夫「成田三樹夫遺稿句集 鯨の目」(1991年)
成田三樹夫「成田三樹夫遺稿句集 鯨の目」(1991年)
林静一装丁 山根貞男「遊侠一匹 加藤泰の世界」(1970年)
林静一装丁 山根貞男「遊侠一匹 加藤泰の世界」(1970年)
夏川静江「私のスタヂオ生活」第4巻(1933年)
夏川静江「私のスタヂオ生活」第4巻(1933年)
和田誠装丁 戸田奈津子「字幕の中に人生」(1994年)
和田誠装丁 戸田奈津子「字幕の中に人生」(1994年)
映画物語本 「拳骨」「怪火」「名金」「犠牲」(1916年)
映画物語本 「拳骨」「怪火」「名金」「犠牲」(1916年)
横尾忠則編「憂魂、高倉健」(2009年復刻版)
横尾忠則編「憂魂、高倉健」(2009年復刻版)
鈴木一誌装丁 滝沢一・山根貞男編「映画監督中川信夫」(1987年)
鈴木一誌装丁 滝沢一・山根貞男編「映画監督中川信夫」(1987年)
対訳シナリオ 「モーション・ピクチュア・ライブラリー」(1946-1949年) 表紙イラスト:野口久光
対訳シナリオ 「モーション・ピクチュア・ライブラリー」(1946-1949年) 表紙イラスト:野口久光
≪俳優本≫たち
≪俳優本≫たち

1 ABC

2 

3 

4 

映画書の過去・現在・未来を知る!

※申込不要、参加無料(展示室内で開催のトークは、観覧券が必要です)。
※当日の企画上映チケットの半券をご提示いただくと、割引が適用されます。
※詳細は後日ホームページなどでお知らせいたします。

「若手映画書編集者対談」

日程: 2015年4月18日(土)

講師:樽本周馬(国書刊行会)×佐野亨(編集者・ライター)

「映画古書の深淵へ」

日程: 2015年5月16日(土)

講師:中山信行(稲垣書店店主)×高崎俊夫(書籍編集者・映画批評家)

「映画書のデザインをめぐって」

日程: 2015年6月13日(土)

講師:鈴木一誌(ブックデザイナー)

「日本映画史の稀覯書をめぐって―出品文献解説」

日程: 2015年7月11日(土)

講師:本地陽彦(日本映画史・日本映画文献史研究家)

「映画本渡世―編集者人生45年」

日程: 2015年8月1日(土)

講師:山根貞男(映画評論家)

映画のすべてを学べるシネマブックの宝庫! 研究員・司書の解説つきで、日頃は見られないフィルムセンター図書室の書庫をのぞいてみませんか?

7月31日(金)  8月1日(土)  両日とも11:30~ (40分程度)
*申請者は中学校以上の学生と、学校の教員に限ります。
*個人申込のみで、団体申込はありません。

【参加は申込制です(Eメールのみ)】
7月16日(木)10:00より受付開始
メールにて下記①~⑤の必要事項をご記入の上「フィルムセンター 図書室見学係」までお申し込みください。表題は「図書室見学希望」としてください。受付票をメールにて返信いたします。
締切は実施日の1週間前(必着)です。各回、定員(20名)に達し次第しめきります。

【記入事項】
①希望日(7月31日または8月1日) ②参加者の名前 ③学生の場合は学年、教員の場合は勤務先 ④メールアドレス ⑤電話番号(緊急時連絡用)
◎Eメール:フィルムセンター 図書室見学係 cinemabook☆momat.go.jp (送信時に☆印を@に変えてください。受付開始まではこのアドレスは使用できません)

Calendar 上映・展示カレンダー
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The National Museum of Modern Art, Tokyo