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映画女優 高峰秀子展
Exhibition: Hideko Takamine, Film Actress

会期:2004年9月3日(金)-2005年3月27日(日)
*毎週月曜日および11月29日(月)-12月6日(月)、
12月27日(月)-1月4日(火) は休室

東京国立近代美術館フィルムセンター展示室(7階)

開室時間: 午前11時 -午後6時30分(入場は午後6時まで)

料金=一般200円(100円)/大学生・シニア70円(40円)/高校生40円(20円)
*料金は常設の「展覧会 映画遺産」の入場料を含みます。
*( )内は20名以上の団体料金です。小・中学生は無料です。
*大ホールで企画上映をご覧になった方は当日に限り、半券のご提示により団体料金が適用されます。
*シニア(65歳以上)の方は、必ず年齢を証明できるものをご提示ください。
*無料観覧日=11月3日(水)文化の日

主催:東京国立近代美術館フィルムセンター
協力(五十音順):(株)秋山庄太郎事務所 池田真魚 (財)川喜多記念映画文化財団 木村尚子 田村武能 (財)土門拳記念館 日本ドリームコンテンツ(株) (株)マーランド 松下電器産業(株) 明治製菓(株) 森永製菓(株) (株)リュウスタジオ

 1929(昭和4)年の子役デビューから1979(昭和54)年の引退宣言まで、映画女優高峰秀子の足跡は、そのまま日本映画の豊かな歴史の骨格といえるものでした。しかも、それが激動の昭和史、日本人の運命の表現でもあったことは、時代の中での彼女の存在感の大きさを物語っています。

 アイドル”デコちゃん”として庶民に愛される一方で、自分の立場を客観的に認識する賢明さは、一流の文化人たちとの交流も生み、人間観察の鋭い洞察は、やがてすぐれたエッセイスト高峰秀子に発展していきます。

 本展は、この不世出の大女優の半世紀にわたるキャリアを軸としながら、しばしば映画の枠を超えて展開された彼女の多彩な活動を、多方面の作品・記録・資料をもとに検証する試みです。それが、二十世紀最大の大衆文化であった映画の意味を、歴史と文化とのかかわりの中で再検討するきっかけになれば幸いです。高峰秀子はそれに値する女優なのです。

ギャラリー・トーク開催:「映画女優 高峰秀子展」

現在開催中の「映画女優 高峰秀子展」の会場で、映画史家の田中眞澄氏によるギャラリー・トークを開催することとなりました。貴重な展示品の解説を通して、日本を代表する映画女優としてはもちろん、昭和史を飾ったマルチタレントとしての高峰秀子像を描いていただきます。ぜひご参加ください。

開催日程(予定):
第1回 12月18日(土)13時~
第2回 2005年1月22日(土)13時~
第3回 2005年2月19日(土)13時~

講師:田中眞澄氏(映画史家)

参加無料(観覧券は必要です)、申込不要 30分程度
集合場所:7階展示室入口
※日時は変更されることがあります。変更の際はフィルムセンターのウェブサイト、メールマガジン、会場張り紙等でお知らせいたしますのでご留意ください。