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会期:2005年10月28日(金)‐12月25日(日)
*月曜日および11月28日(月)-12月5日(月)は休室

東京国立近代美術館フィルムセンター展示室(7階)

開室時間:午前11時-午後6時30分(入場は午後6時まで)
料金=一般200円(100円)/大学生・シニア70円(40円)/高校生40円(20円)
*料金は常設の「展覧会 映画遺産」の入場料を含みます。
*( )内は20名以上の団体料金です。小・中学生は無料です。
*大ホールで企画上映をご覧になった方は当日に限り、半券のご提示により団体料金が適用されます。
*シニア(65歳以上)の方は、必ず年齢を証明できるものをご提示ください。

主催:東京国立近代美術館フィルムセンター

 戦後ポーランドのポスターは、グラフィック・デザインの世界で国際的にも高い評価を確立していますが、その中にひときわ大きな位置を占めているのが映画ポスターです。その表現は、しばしば映画の内容と衝突しかねないほどの自由さで見る者を圧倒し、映画ポスターに対する我々の固定的なイメージを揺るがします。そして、このことは我々に馴染みの深い日本映画のポスターについても例外ではなく、常に予想もつかないようなデザインがファンの目を釘付けにして放しません。

 フィルムセンターでは1972年の「ポーランド映画の回顧」以来、数次にわたる特集上映を通して同国の映画文化を紹介してきましたが、それらを機にポーランドから譲渡された映画ポスターも多数に上っています。小ホールの上映プログラム「ポーランド映画、昨日と今日」に続いて開催の運びとなった本展では、コレクションの中から選りすぐった約50点のポスターを紹介しながら、極めてユニークな映画とデザインの関係を概観します。

 フィルムセンターが誇る貴重な収集の成果をお楽しみください。

ギャラリー・トーク開催

展示ポスターの魅力や歴史的背景について各界の専門家の方々に語っていただきま す。
ぜひご参加ください。

第1回 11月26日(土)13時~
語り手:久山宏一(ポーランド研究者)

第2回 12月24日(土)15時~
語り手:今井良朗(武蔵野美術大学教授、絵本学会会長)

参加無料(展示室の観覧券のみ必要。)
申込不要、30分程度。
会場:7階展示室
※日時は変更することがあります。