南旺映画時代に千葉と組んだ八田尚之が製作・原作・脚色を担当した野心作。島崎雪子の初主演作で、幼さと性的な奔放さを併せ持つ、若いダンス芸者に扮している。当時の批評では『情婦マノン』（1949、アンリ＝ジョルジュ・クルーゾー監督）の影響が指摘されている。
大ホール
夜の緋牡丹
（105分・35mm・白黒）
（105分・35mm・白黒）
1950（銀座ぷろだくしょん）（監）千葉泰樹（原）（脚）八田尚之（撮）鈴木博（美）下河原友雄（音）早坂文雄（出）伊豆肇、島崎雪子、月丘夢路、龍崎一郎、北澤彪、山本禮三郎、田崎潤、高堂國典、勝見庸太郎
■（監）＝監督・演出 （原）＝原作・原案 （脚）＝脚本・脚色 （撮）＝撮影 （美）＝美術・舞台設計 （音）＝音楽 （出）＝出演
■スタッフ、キャストの人名は原則として公開当時の表記を記載しています。
■特集には不完全なプリントが含まれていることがあります。
■記載した上映分数は、当日のものと多少異なることがあります。
