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シネマの冒険 闇と音楽 2014 from ウィーン
フィルムアルヒーフ・オーストリアの無声映画コレクション

Silent Film Renaissance 2014 from Vienna:
Treasures of Filmarchiv Austria
2014.11.11-11.16
作品詳細
5 11/13(木) 7:00pm 11/16(日) 1:00pm  
理想の映画づくり
IDEALE FILMERZEUGUNG
(7分・18fps・35mm・無声・染色・ドイツ語インタータイトル)

トリック撮影や染色による色の使い分けを駆使して、フィルムの穿孔、撮影、現像、プリント、字幕作成など映画製作の各工程を解説。映画というメディアの技術的側面を主題にした初期映画にはきわめて珍しい例。

1914(サーシャ・フィルム)(撮)(特殊技術)ルートヴィヒ・シャシェク

カフェ・エレクトリック
CAFÉ ELEKTRIC
(91分・22fps・35mm・無声・白黒・ドイツ語インタータイトル)★

撮影から転向したウチツキー3作目の監督作。副題は「女が道を踏み外すとき」。マレーネ・ディートリッヒとヴィリ・フォルストが、それまでの端役から一挙に主役に引き上げられて脚光を浴びた。本作完成後、サーシャ創業者のコロヴラート伯爵が死去。ウチツキーも本作の成功を機にウィーンを離れ、ドイツに活躍の場を移すことになる。現存するフィルムはラストが失われている。

1927(サーシャ・フィルム)(監)グスタフ・ウチツキー(原)フェリックス・フィッシャー(脚)ジャック・バハラハ(撮)ハンス・アンドローシン(美)アルトゥア・ベルガー(出)フリッツ・アルベルティ、マレーネ・ディートリッヒ、イゴ・スム、ヴィリ・フォルスト

■(監)=監督 (原)=原作 (脚)=脚本・脚色 (撮)=撮影 (美)=美術 (音)=音楽 (出)=出演
■上映作品には全て日本語字幕が付いています。
■特集には不完全なプリントが含まれていることがあります。
■記載した上映分数は、当日のものと多少異なることがあります。
★印の作品は伴奏付、または弁士・伴奏付で上映します。『薔薇の騎士』はオーケストラ伴奏を録音したDCP上映となります。

●作品解説=常石史子(フィルムアルヒーフ・オーストリア技術部長)

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The National Museum of Modern Art, Tokyo