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大ホール

よみがえる日本映画 vol.6
[東宝篇]
――映画保存のための特別事業費による

The Little Known Japanese Cinema vol.6
- NFC's Newly Acquired Collection from Major Film Studios
2013.10.31-11.24
作品詳細
8 11/6(水) 7:00pm 11/23(土) 1:00pm  
權三と助十
(81分・35mm・白黒)

伊丹万作のJ.O.スタヂオ移籍第2作。講談「大岡政談」の中の「権三と助十」を下敷きにした岡本綺堂の同名戯曲の映画化で、長屋の人々の描写などに演出の巧さが光る秀作。本作公開と同年の1937年、P.C.L.とその親会社の写真化学研究所、J.O.スタヂオ、東宝映画配給の4社が合併し、東宝映画(以降、東宝と呼ぶ)が誕生。翌年伊丹はその東宝で、『巨人伝』を撮るが、監督作はそれが最後となる。

'37(J.O.)(監)(脚)伊丹万作(原)岡本綺堂(撮)三木茂(美)高橋庚子(音)紙恭輔(出)小笠原章二郎、花井蘭子、鳥羽陽之助、髙堂国典、澤村昌之助、横山運平、鬼頭善一郎、澤井三郎、山田好良、上田吉二郎、進藤英太郎、深見泰三、冬木京三

■(監)=監督・演出 (原)=原作・原案 (脚)=脚本・脚色 (撮)=撮影 (美)=美術・装置 (音)=音楽 (出)=出演
■スタッフ、キャストの人名は原則として公開当時の表記を記載しています。
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The National Museum of Modern Art, Tokyo