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大ホール

よみがえる日本映画 vol.6
[東宝篇]
――映画保存のための特別事業費による

The Little Known Japanese Cinema vol.6
- NFC's Newly Acquired Collection from Major Film Studios
2013.10.31-11.24
作品詳細
15 11/10(日) 1:00pm 11/19(火) 7:00pm  
浦島太郎の後裔
(83分・35mm・白黒)

終戦後、盛んに作られた民主主義高揚映画の一種で、成瀬作品の中では異色作。フランク・キャプラ監督『スミス都へ行く』(1939)、『群衆』(1941)などからの影響が色濃く見られる。奇妙な叫び声で人気を得た元復員兵・浦島五郎(藤田)を、新聞社は政党に売りつけ、政党は民衆の扇動に利用する。のちに第一次東宝争議と呼ばれることになる、東宝従業員組合のストライキの最中に公開された。

'46(東宝)(監)成瀨巳喜男(脚)八木隆一郎(撮)山崎一雄(美)安部輝明(音)山田和男(出)藤田進、高峯秀子、山根壽子、管井一郎、進藤英太郎、花澤德衛、飯田房江、矢の島ひで子、鹿野千代子、靑野太郎、中村伸郎、杉村春子、三津田健、龍岡晋、宮口精二

■(監)=監督・演出 (原)=原作・原案 (脚)=脚本・脚色 (撮)=撮影 (美)=美術・装置 (音)=音楽 (出)=出演
■スタッフ、キャストの人名は原則として公開当時の表記を記載しています。
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The National Museum of Modern Art, Tokyo