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大ホール

生誕百年 映画監督 今井正(2)

Tadashi Imai Retrospective at his Centenary [Part2]
2012.7.31-8.26

2012年7月31日(火)~8月26日(日)

開催要領

会場=大ホール
定員=310名(各回入替制)
料金=一般500円/高校・大学生・シニア300円/小・中学生100円/障害者(付添者は原則1名まで)、キャンパスメンバーズは無料
★東京国立近代美術館60周年を記念して、誕生日当日のご入場は無料となります(証明できるものをご提示ください)。

発券=2階受付
・観覧券は当日・当該回のみ有効です。
・発券・開場は開映の30分前から行い、定員に達し次第締切ります。
・学生、シニア(65歳以上)、障害者、キャンパスメンバーズの方は、証明できるものをご提示ください。
・発券は各回1名につき1枚のみです。

★開映後の入場はできません。
★8月の休館日:月曜日
※7月30日(月)-8月13日(月)は展示室は休室です。
※8月27日(月)-9月3日(月)は映画の上映はありません。

 本年は、黄金期の日本映画を代表する巨匠・今井正(1912-1991)の生誕百年を記念する年にあたります。1935年に京都のJ.O.スタヂオに入社した今井は、1937年にJ.O.とP.C.L.など4社の合併で東宝映画が生まれると、助監督経験2年半という異例のスピードで監督昇進を果たし第1作『沼津兵學校』(完成は1939年)を発表します。朝鮮総督府後援の『望樓の決死隊』(1943年)は日本映画ばなれした活劇の演出が評判を呼び、戦後は民主主義の啓蒙をテーマにした『民衆の敵』(1946年)で第1回毎日映画コンクールの監督賞を受賞。その後も、ヒューマニズムと社会性に富んだ作風で『青い山脈』(1949年)や『ひめゆりの塔』(1953年)などの大ヒット作、話題作を連発する一方、戦後日本の独立プロ運動を牽引しながら、「キネマ旬報」ベストワンの最多受賞監督として、ジャーナリズムの注目を一身に集めることとなります。
 本企画では、全体を5月5日-5月24日、6月26日-7月10日の第1部と、この第2部に分けて、『沼津兵學校』から遺作となった1991年の『戦争と青春』まで、50年以上にわたるその足跡を回顧します。
 皆様のご来場をお待ち申し上げます。


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        「NFCカレンダー」2012年8月号

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The National Museum of Modern Art, Tokyo