大ホール
会期
2012年5月5日(土)~5月24日(木)
開催要領
会場=大ホール 本年は、黄金期の日本映画を代表する巨匠・今井正(1912-1991)の生誕百年を記念する年にあたります。1935年に京都のJ.O.スタヂオに入社した今井は、1937年にJ.O.とP.C.L.など4社の合併で東宝映画が生まれると、助監督経験2年半という異例のスピードで監督昇進を果たし第1作『沼津兵學校』(完成は1939年)を発表します。朝鮮総督府後援の『望樓の決死隊』(1943年)は日本映画ばなれした活劇の演出が評判を呼び、戦後は民主主義の啓蒙をテーマにした『民衆の敵』(1946年)で第1回毎日映画コンクールの監督賞を受賞。その後も、ヒューマニズムと社会性に富んだ作風で『青い山脈』(1949年)や『ひめゆりの塔』(1953年)などの大ヒット作、話題作を連発する一方、戦後日本の独立プロ運動を牽引しながら、「キネマ旬報」ベストワンの最多受賞監督として、ジャーナリズムの注目を一身に集めることとなります。 ↓↓↓↓↓PDF版でもご覧いただけます↓↓↓↓↓ |
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