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Screening 上映・企画情報
大ホール

生誕百年 映画監督 山中貞雄

Sadao Yamanaka Retrospective
at his Centenary
2009.9.15-9.27
作品詳細
1 9/15(火) 3:00pm 9/23(水) 2:00pm  
右門捕物帖十六番手柄[玩具フィルム]
(52秒・16fps・35mm・無声・染色)

シリーズ第4作。江戸の街に相次ぐ奇怪な辻斬り。遺体の傍らに残されていたのは金槌と五寸釘、そして呪いの藁人形…。事件の背後には、岩槻藤堂家のお家騒動が隠されていた。大阪芸術大学藝術研究所「玩具映画プロジェクト」が2003年に復元したプリント。(プリント提供:玩具映画および映画復元・調査・研究プロジェクト)

’31(東亜キネマ京都)(監)仁科熊彦(原)佐々木味津三(脚)山中貞雄(撮)藤井春美(出) 嵐寛壽郎

むっつり右門捕物帖一番手柄 南蠻幽霊
(99分・16fps・16mm・無声・白黒)

新人の山中が一躍有望な脚本家として注目を集めるきっかけをつくった「右門捕物帖」シリーズの第1作。八丁堀の役人慰労会の席上、与力と同心の眼前で起きた大胆不敵な殺人事件を解決すべく、捕物名人・右門が謎さばきに乗り出す。偏屈で無口な「むっつり右門」は「鞍馬天狗」と並ぶ嵐寛壽郎の当り役となり、戦前だけで24作が発表されたが、山中は1932年に自ら監督した『三十番手柄 帯解仏法』まで8本の脚本を執筆している。(プリント提供:プラネット映画資料図書館)

’29(東亜キネマ京都)(監)橋本松男(原)佐々木味津三(脚)山中貞雄 (撮)藤井春美 (出)嵐寛壽郎、頭山桂之介、尾上紋弥、嵐橘右衛門、平塚泰子、瀬川路之介、木下双葉、大和勇一、鳴戸史郎、声望儀之助

■(監)=監督・演出 (原)=原作・原案 (脚)=脚本・脚色 (撮)=撮影 (美)=美術・装置 (音)=音楽 (出)=出演
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The National Museum of Modern Art, Tokyo