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大ホール

発掘された映画たち2009

Cinema: Lost and Found 2009
2009.4.21-5.3
作品詳細
A-5 4/22(水) 3:00pm 4/28(火) 7:00pm  
CIE映画選集2
(計102分)

CIE映画(別名・ナトコ映画)は、GHQの民間情報教育部(CIE)が日本人教育を目的に製作した教育映画。桐生市図書館旧蔵の35mmプリントが88本(85作品)寄贈されたことを受け、前回の「発掘された映画たち2008」では11本を復元して紹介したが、今回は日本国内で製作されたと思われる作品を中心に、新たに16本を映写可能なフィルムに複製し、ノイズリダクションを行い復元した(以下の作品解説は『USIS映画目録1953』[米国大使館映画部]より)。

公民館
Citizen's Public Hall
(32分・35mm・白黒)

カメラは大津公民館、福島県の田舎町にある公民館、飛騨の山奥の公民館、瀬戸内海の離れ小島の公民館…等、日本全国各地の公民館を次々に訪ねます。これらの公民館は、いずれもその町の人たちの集会場であり、レクリエイションや教育の中心として活動しているのです。

’50(日本映画社[日本版製作])

わが街の出来事
It Happened in Our Town
(14分・35mm・白黒)

世論と近所の人たちの努力で、日本のある町で起った衛生上の問題を解決する話です。

’50(シュウタグチプロ)(脚)加藤璣一(撮)岡崎宏三(音)前田騏(解説)三神茂

農村の生活改善
Better Rural Homes
(18分・35mm・白黒)

若い世代の日本の農村青年たちが、どのようにしてその生活環境の向上を図っているかを描いています。生活環境や衣服を科学的で実際的なやり方で改善し、その結果、生活がいかに向上したかを示します。

’51(理研映画[日本版製作])

保健婦の手紙
Public Health Nurse
(18分・35mm・白黒)

都会の保健婦と田舎の保健婦が、手紙でお互いの仕事について話しあいます。

’51(プレミヤ映画[日本版製作])

ある村の歩み
Changing Village
(20分・35mm・白黒) 

日本のある村で起った様々な変化―農地改革法を実施するために色んな委員会を設けたり、民主的な農協組合を作ったり、公民館の建設や農業改良普及員の仕事などを、一人称で物語って行きます。

’52(日本映画社[日本版製作])

■(監)=監督 (脚)=脚本・作 (撮)=撮影 (美)=美術・装置 (音)=音楽 (出)=出演
■スタッフ、キャストの人名は原則として公開当時の表記を記載しています。
■記載した上映分数は、当日のものと多少異なることがあります。
■特集には不完全なプリントが含まれていることがあります。
■各プログラム中の上映順序は変更になる場合があります。

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The National Museum of Modern Art, Tokyo