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大ホール

カナダ・アニメーション映画名作選

A Selection of Canadian Animation: From the Collection of la Cinémathèque québécoise
2009.3.17-3.29

2009年3月17日(火)~3月29日(日)

開催要領

主催:東京国立近代美術館フィルムセンター、シネマテーク・ケベコワーズ
協力:カナダ国立映画制作庁、ケベック州政府在日事務所

会場=大ホール
定員=310名(各回入替制)
料金=一般500円/高校・大学生・シニア300円/小・中学生100円/障害者(付添者は原則1名まで)は無料
発券=2階受付

・観覧券は当日・当該回にのみ有効です。
・発券・開場は開映の30分前から行い、定員に達し次第締切となります。
・学生、シニア(65歳以上)、障害者の方は、証明できるものをご提示ください。
・発券は各回1名につき1枚のみです。

★開映後の入場はできません。
★3月の休館日:月曜日、3月31日(火)

 フィルムセンターではこのたびシネマテーク・ケベコワーズと共同で「カナダ・アニメーション映画名作選」を開催する運びとなりました。
 カナダでは、1939年に設立された国立映画制作庁(NFB/ONF)を中心に、ノーマン・マクラレンやルネ・ジョドゥアン、ジョージ・ダニング、コリン・ロウ、コ・ホードマンをはじめとする優れた作家たちが世界中から集まり、斬新な技法でアニメーション映画の可能性を拡大しながら、世界映画史に刻まれる数々の作品を世に送りました。
 それらNFBから生まれた傑作群にインディペンデント作品や長篇作品を加え、1941年から1985年までの作品計100本の上映を通してカナダ・アニメーション映画の歴史を系統的に回顧する今回の企画は、アニメーション映画の収集と保存で世界的に知られるシネマテーク・ケベコワーズ(モントリオール)の充実したコレクションを我が国へ大々的に紹介する初めての試みともなります。
 本企画は、ともに国際フィルム・アーカイブ連盟(FIAF)の会員組織であるフィルムセンターとシネマテーク・ケベコワーズの交換事業の一つとして実現したものであり、フィルムセンターのコレクションをモントリオールで上映した昨年の「アニメの源へ――日本のアニメーション映画」(1924-1952)に続いての開催となります。
 この「カナダ・アニメーション映画名作選」を通して、より多くの方々に、カナダが誇る偉大な映画遺産に触れていただければ幸いです。皆様のご来場をお待ち申し上げます。

※「カナダ・アニメーション映画名作選」カタログ(定価500円)を販売しております。⇒詳しくはこちら

1 戦中と戦後のカナダ(計63分)
郵便はお早めに(2分・16mm・カラー)
我らの勝利のために!(2分・16mm・カラー)
めんどりの踊り(4分・35mm・カラー)
2+2=5 貯蓄への誘い(3分・16mm・カラー)
ドル札の踊り(4分・35mm・カラー)
星とストライプ(3分・16mm・カラー)
道すがら/櫂の力(5分・16mm・白黒)
ホッピティ・ポップ(2分・16mm・カラー)
絵画の幻想(4分・16mm・白黒)
隣人(8分・35mm・カラー)
2 アニメーションと音楽:歌えや踊れ!!(計65分)
灰色めんどり(6分・35mm・カラー)
フィードゥル・ディー・ディー(3分・16mm・カラー)
末っ子ルッセル(9分・16mm・カラー)
色彩幻想―過去のつまらぬ気がかり(8分・35mm・カラー)
つぐみ―小鳥のファンタジー(5分・35mm・カラー)
スクエア・ダンス(3分・16mm・カラー)
三角形のダンス(5分・35mm・カラー)
アスファルトの花(3分・35mm・カラー)
ネコのカルテット(4分・35mm・カラー)
恋愛中毒(5分・35mm・カラー)
3 フレンチ・カナダの台頭(計68分)
カラスとキツネ(3分・35mm・カラー)
わたしはわたし(7分・16mm・カラー)
ムッシュー・ポワンツ(13分・35mm・カラー)
インスタント・フレンチ(1分・16mm・カラー)
スピーク・ホワイト(6分・35mm・白黒)
クラック!(15分・35mm・カラー)
目覚め(5分・35mm・カラー)
電話(4分・35mm・カラー)
母さん、あなたに言うわよ!(14分・35mm・カラー)
4 コスモポリタン・カナダ(計72分)
ホット・スタッフ(9分・35mm・カラー)
オーカッサンとニコレット(16分・35mm・カラー)
ストリート(10分・35mm・カラー)
死後の世界(7分・35mm・カラー)
生存競争(7分・35mm・カラー)
ルナ・ルナ・ルナ(13分・35mm・カラー)
アニジャム(10分・35mm・カラー)
5 アニメーションと教育(計78分)
カナダの交通物語(11分・35mm・カラー)
ジェット・エンジン(14分・16mm・カラー)
人口問題を考える(14分・16mm・カラー)
コズミック・ズーム(8分・35mm・カラー)
大陸移動(10分・16mm・カラー)
太陽の衛星(12分・35mm・カラー)
アニメーション・モーション 1(9分・35mm・カラー)
6 シュールレアリスムと幻想世界(計71分)
線と色の即興詩(5分・35mm・カラー)
魔法使い(5分・16mm・カラー)
ユーリノーム(7分・16mm・カラー)
変身(11分・35mm・白黒)
心象風景(8分・35mm・白黒)
ブランズウィック事件(23分・35mm・カラー)
浜辺(3分・35mm・カラー)
オールド・オーチャード・ビーチ(9分・16mm・カラー)
7 吼える60年代(計70分)
たいへん素晴らしい(7分・16mm・白黒)
垂直線(6分・35mm・カラー)
水平線(6分・35mm・カラー)
見聞話考夢行動映画(25分・16mm・カラー)
オプ・ホップ―ホップ・オプ(4分・35mm・白黒)
なにが起こってるだ!(10分・35mm・カラー)
散歩(5分・35mm・カラー)
シンクロミー(7分・35mm・カラー)
8 知性とユーモア:カナディアン・カートゥーン(計69分)
ファイナンシャル・キャリア(7分・35mm・カラー)
ハエを飲み込んだおばあちゃん(5分・16mm・カラー) 
大玩具強盗(7分・35mm・カラー)
あやとり(10分・35mm・カラー)
会社でへとへとになった日(6分・16mm・カラー)
どうしてボク?(9分・35mm・カラー)
特別な配達(7分・35mm・カラー)
3分で解る世界史(3分・35mm・カラー)
ジェスチャー(5分・35mm・カラー)
大喧嘩(10分・35mm・カラー)
9 匠の技とニューテクノロジー(計71分)
カノン(9分・35mm・カラー)
パ・ドゥ・ドゥ(13分・35mm・白黒)
風(9分・35mm・カラー)
椅子取りゲーム(13分・35mm・カラー)
餓鬼(11分・35mm・カラー)
長方形と長方形(8分・35mm・カラー)
ピアノ弾きのトニー(8分・35mm・カラー)
10 社会派(計68分)
いたずら椅子(10分・35mm・白黒)
Air!(2分・35mm・カラー)
ビーズ・ゲーム(6分・35mm・カラー)
犬と狼の間で(21分・16mm・白黒)
「イー」(7分・35mm・カラー)
戦争の思い出(16分・35mm・カラー)
ふくろうとねずみ(6分・35mm・カラー)
11 こどももまた観客(計67分)
算数あそび(8分・35mm・カラー)
へんてこなボール(6分・35mm・カラー)
シュッ・シュッ(14分・35mm・カラー)
カエルのデート(5分・35mm・カラー)
古ぼけた箱(9分・35mm・カラー)
砂の城(13分・35mm・カラー)
イリュージョン(12分・35mm・カラー)
12 ヘヴィメタル(90分・35mm・カラー)

日程:3月21日(土)
時間:1:00pm

「匠の技とニューテクノロジー」上映前
解説:マルコ・ドゥ・ブロワ氏(シネマテーク・ケベコワーズ学芸員)

※トーク・イベントのみの参加はできません。

日程:3月21日(土)
時間:4:00pm

「社会派」上映前の解説 および 上映終了後Q&A
語り手:マルコ・ドゥ・ブロワ氏(シネマテーク・ケベコワーズ学芸員)

※トーク・イベントのみの参加はできません。

日程:3月20日(金)
時間:3:15pm

入場無料・通訳付(当日2:00pmの上映をご覧になった方は、そのまま講演会に参加することができます。)
講演者:マルコ・ドゥ・ブロワ氏

本企画にあわせて来日するシネマテーク・ケベコワーズ学芸員のマルコ・ドゥ・ブロワ氏(アニメーション部門プログラミング/保存担当)が、カナダ・アニメーション映画の歴史とシネマテーク・ケベコワーズの活動について講演を行います。

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The National Museum of Modern Art, Tokyo