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Screening 上映・企画情報
大ホール

日本オランダ年2008-2009
オランダ映画祭2009

Nederland in Japan 2008-2009
Holland Film Festival 2009

※お知らせ
本企画の2『ドゥスカ』は上映時間が90分から117分に、20『アムステルダム・グローバル・ヴィレッジ』は245分から254分に変更となりました。あらかじめご了承ください。

2009.2.24-3.15

2009年2月24日(火)~3月15日(日)

開催要領

主催:東京国立近代美術館フィルムセンター、
    株式会社キネマ旬報社
特別協賛:ホランドフィルム
協賛:オランダ王国大使館
協力:ぴあ株式会社

会場=大ホール
定員=310名(各回入替制)
料金=一般800円/高校・大学生・シニア600円/小・中学生400円/障害者(付添者は原則1名まで)は無料
発券=2階受付

・観覧券は当日・当該回にのみ有効です。
・発券・開場は開映の30分前から行い、定員に達し次第締切となります。
・学生、シニア(65歳以上)、障害者の方は、証明できるものをご提示ください。
・発券は各回1名につき1枚のみです。

★開映後の入場はできません。

 日本-オランダ間の交流史は、オランダ船「デ・リーフデ(博愛)号」が大分の臼杵に来航した1600年にまでさかのぼります。その後、1609年に平戸(長崎)の商館を拠点として本格的な通商を開始し、日本開国後の1858年には日蘭修好通商条約を締結して、以来今日に至るまで、両国は盛んに交流を行ってきました。この度は、昨年の日蘭外交関係開設150周年、ならびに本年の日蘭通商400周年を記念する「日本オランダ年2008-2009」にちなんで、フィルムセンターはキネマ旬報社との共同開催により、「オランダ映画祭2009」を開催します。
 九州とほぼ同面積の国土に約1600万人の人口を持つオランダは、無声時代から充実した映画製作が行われ、ドキュメンタリー映画の巨匠ヨリス・イヴェンス、1980年代にハリウッド進出を果たしたポール・バーホーベンら国際的に著名な映画人を輩出する一方で、毎年世界中から多くの秀作が集まるロッテルダム国際映画祭を開催するなど、豊かな映画文化を育んできました。ハリウッド映画の勢いに押されながらも、オランダは政府による積極的な製作支援や他国との共同製作により、国際市場にも通用する作品を生み出す環境を着実に整えて現在に至っています。
 日本でのオランダ映画祭は、ぴあ主催で1989年に、オランダ映画祭実行委員会主催で1998年、1999年、2000年に行われ、オランダ映画の特徴を浮き彫りにする選りすぐりの新作・近作が紹介されました。またフィルムセンターでも、2000年に日蘭交流400周年を記念して、アムステルダムの映画博物館(Filmmuseum)が所蔵する貴重なオランダ無声映画を一堂に紹介し、そのユニークな映画史をたどる「シネマの冒険 闇と音楽:オランダの無声映画」を開催しました。今回の「オランダ映画祭2009」は、一連の上記オランダ映画祭で紹介された『水の味』(1982年)や『密航者』(1997年)を含む12本、あいち国際女性映画祭や山形国際ドキュメンタリー映画祭などで紹介された3本に加え、国際的に評価の高いヨス・ステリング監督の最新作『ドゥスカ』、オランダ国内で大ヒットを記録した『ラブ・イズ・オール』、『ドゥーニャ&デイジー』の日本初公開作品3本と近年作られた短篇アニメーションを取り揃えて、1980年代以降のオランダ映画の魅力に迫ります。

→「オランダ映画祭2009」の特設ページはこちら

※「日本オランダ年2008-2009」公式サイトはこちら

◆日本初公開作品
1 ラブ・イズ・オール(120分・35mm・カラー)
2 ドゥスカ(117分・35mm・カラー)
3 ドゥーニャ&デイジー(96分・35mm・カラー)
◆オランダ映画近作選
4 水の味(104分・35mm・カラー)
5 ワン・マンス・レイター(103分・35mm・カラー) 
6 アイリス(91分・35mm・カラー)
7 バニシング(106分・35mm・カラー)
8 密航者(91分・35mm・カラー) 
9 テーチェの旅(95分・35mm・カラー)
10 オール・スターズ(113分・35mm・カラー)
11 失われたトランク(100分・35mm・カラー)
12 フェリーチェさん(103分・35mm・カラー)
13 ポーランド人の結婚(89分・35mm・カラー) 
14 三人のプレイヤー(92分・35mm・カラー)
15 ノートレインズ、ノープレインズ(104分・35mm・カラー)
16 私の青い鳥(81分・35mm・カラー) 
17 ティラミス(81分・35mm・カラー) 
◆アニメーション選集
18 アニメーション選集1(計81分)
キャラクターズ(8分・35mm・カラー)
ダダ(10分・35mm・カラー)
フェイマス・ペインティングス(20分・35mm・カラー)
三人のお嬢さん(11分・35mm・カラー)
バーコード(8分・35mm・カラー)
ぞうとかたつむり(6分・35mm・カラー)
竹ざおを使う人々(13分・35mm・カラー)
干潟(5分・35mm・カラー)
19 アニメーション選集2(計88分)
カー・クレイズ(13分・35mm・カラー)
鳥のくちばし(13分・35mm・カラー)
出口(5分・35mm・カラー)
テスト・ワン・トゥー(5分・35mm・カラー)
雨(3分・35mm・カラー)
ハードボイルド・チキン(5分・35mm・カラー)
ロスト・カーゴ(16分・35mm・カラー)
ファントム・オブ・シネマ(7分・35mm・カラー)
7人の兄弟(13分・35mm・カラー)
パトゥーフェ劇場(8分・35mm・カラー)
◆ドキュメンタリー作品
20 アムステルダム・グローバル・ヴィレッジ(254分・35mm・カラー)

日程:2月24日(火)
時間:3:00pm

『ドゥーニャ&デイジー』上映前の舞台挨拶・上映終了後のトーク
ゲスト:レオンティーン・ペティート(『ドゥーニャ&デイジー』プロデューサー)

日程:2月24日(火)
時間:7:00pm

『ドゥスカ』上映終了後のトーク
ゲスト:ヘーネ・ベルヴッツ(『ドゥスカ』『バニシング』主演俳優)

日程:2月25日(水)
時間:3:00pm

『ラブ・イズ・オール』上映終了後のトーク
ゲスト:ヨーラム・リュルセン(『ラブ・イズ・オール』監督)

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The National Museum of Modern Art, Tokyo