山本富士子が衣笠作品で初めて主役を演じた作品。鶴田浩二とコンビを組んだこの作品によって彼女のヒロイン像が確立されたといえる。よく知られた泉鏡花の悲恋物語を、衣笠は円熟した匠の技で映像化し、見事に明治の空気と匂いをスクリーン上に現出させている。
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婦系図 湯島の白梅
(116分・35mm・白黒) 山本富士子が衣笠作品で初めて主役を演じた作品。鶴田浩二とコンビを組んだこの作品によって彼女のヒロイン像が確立されたといえる。よく知られた泉鏡花の悲恋物語を、衣笠は円熟した匠の技で映像化し、見事に明治の空気と匂いをスクリーン上に現出させている。 '55(大映東京)(監)(脚)衣笠貞之助(原)泉鏡花(脚)相良準(撮)渡邊公夫(美)柴田篤二(音)齋藤一郎(出)鶴田浩二、山本富士子、森雅之、藤田佳子、川上康子、髙松英郎、八木澤敏、三田隆、小澤榮、加東大介、中村伸郎、澤村貞子、杉村春子 ■(監)=監督・演出 (原)=原作・原案 (脚)=脚本・脚色 (撮)=撮影 (美)=美術・装置 (音)=音楽 (出)=出演 |
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