狂犬病にかかって苦悶する小島の燈台守をめぐる悲劇で、前衛、ドキュメンタリー、商業劇映画を自在に横断した映画作家ジャン・グレミヨンの無声作品。“水のシネアスト”とも呼ばれたグレミヨンらしく荒れる海の表現は印象深く、また、職業人の任務遂行も彼の作品に頻出するテーマと言える。日本で発見された染色版の復元プリントを上映する。
大ホール
燈台守
GARDIENS DE PHARE 狂犬病にかかって苦悶する小島の燈台守をめぐる悲劇で、前衛、ドキュメンタリー、商業劇映画を自在に横断した映画作家ジャン・グレミヨンの無声作品。“水のシネアスト”とも呼ばれたグレミヨンらしく荒れる海の表現は印象深く、また、職業人の任務遂行も彼の作品に頻出するテーマと言える。日本で発見された染色版の復元プリントを上映する。 ’29(監)ジャン・グレミヨン(原)ポール・オーティエ、クロクモン(脚)ジャック・フェデー(撮)ジョルジュ・ペリナルほか(美)アンドレ・バルザック(出)ジェニカ・アタナシウ、ガブリエル・フォンタン、ジェイモン・ヴィタル、ポール・フロメ |
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