顔の皮膚を損傷した娘のため、外科医の父親が、若い女を誘拐してはその皮膚を娘に移植する。グロテスクな植皮手術も生々しいが、名手シュフタンの撮影を得て、恐怖と詩性が見事に共存するフランジュの怪奇映画。白い仮面をつけたE・スコッブの悲しげな佇まい、そして人形を思わせるか細い肢体に惹きつけられる。
大ホール
顔のない眼
LES YEUX SANS VISAGE 顔の皮膚を損傷した娘のため、外科医の父親が、若い女を誘拐してはその皮膚を娘に移植する。グロテスクな植皮手術も生々しいが、名手シュフタンの撮影を得て、恐怖と詩性が見事に共存するフランジュの怪奇映画。白い仮面をつけたE・スコッブの悲しげな佇まい、そして人形を思わせるか細い肢体に惹きつけられる。 ’60(監)ジョルジュ・フランジュ(原)ジャン・ルドン(脚)ピエール・ボワロー、トマ・ナルスジャック、ピエール・ガスカール、クロード・ソーテ(撮)オイゲン・シュフタン(美)オーギュスト・カプリエ(音)モーリス・ジャール(出)アリダ・ヴァリ、ピエール・ブラッスール、エディット・スコッブ、ジュリエット・メニエル、フランソワ・ゲラン |
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