夫に裏切られた女が生霊となり、夫と愛人を恨んで呪いの五寸釘で祈り殺そうとする能の「鉄輪」が本作の出発点。セックスと嫉妬というテーマを全面展開しながら、古代・現代の2つのストーリーを同時に進めてゆく。頭に鉄輪をかぶった乙羽信子の演技が鬼気迫る。
大ホール
鉄輪(かなわ)
夫に裏切られた女が生霊となり、夫と愛人を恨んで呪いの五寸釘で祈り殺そうとする能の「鉄輪」が本作の出発点。セックスと嫉妬というテーマを全面展開しながら、古代・現代の2つのストーリーを同時に進めてゆく。頭に鉄輪をかぶった乙羽信子の演技が鬼気迫る。 ’72(近代映画協会)(監)(脚)新藤兼人(撮)黒田清己(美)春木章(音)林光(出)乙羽信子、観世栄夫、フラワーメグ、戸浦六宏、殿山泰司、原田大二郎、川口敦子、蓼くにえ、中村門 |
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