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2014年1月の新着図書紹介

あかんやつら 東映京都撮影所血風録

春日 太一 (著)

出版社: 文藝春秋
ISBN-13: 978-4163768106
発行日: 2013/11/14

[目次]

序章 小指のない門番
第1部 時代劇黄金期
第2部 混乱する撮影所
第3部 暴力とエロスの都
第4部 必死のサバイバル
終幕 逆風の中で
おわりに
主要参考文献

現代中国独立電影

中山 大樹 (著)

出版社: 講談社
ISBN-13: 978-4062182676
発行日: 2013/11/15

[目次]

1 王宏偉 ワン・ホンウェイ(アートディレクター、俳優)
2 張献民 チャン・シャンミン(プロデューサー、大学教授)
3 応亮 イン・リャン(映画監督)
4 王兵 ワン・ビン(映画監督)
5 趙曄 チャオ・イエ(映画監督)
6 楊洋 ヤン・ヤン(映画祭ディレクター)
7 顧桃 グー・タオ(映画監督)
8 楊瑾 ヤン・ジン(映画監督)
9 徐童 シュー・トン(映画監督)
10 于広義 ユー・グァンイー(映画監督)
11 趙大勇 チャオ・ダーヨン(映画監督)
12 呉文光 ウー・ウェングアン(映画監督、オーガナイザー)
13 馮艶 フォン・イェン(映画監督、翻訳者)

戦後「忠臣蔵」映画の全貌

谷川 建司 (著)

出版社: 集英社
ISBN-13: 978-4420310680
発行日: 2013/11/26

[目次]

巻頭エッセイ 「忠臣蔵」と映像―九代目松本幸四郎
第1部 戦後「忠臣蔵」関連映画総目録
はじめに 戦後「忠臣蔵」映画ポスターギャラリー
第2部 戦後「忠臣蔵」映画の発展と変質
映画ジャンルとしての「忠臣蔵」
第1章「忠臣蔵」の“国民の物語”化と占領期の自粛
第2章 戦後「忠臣蔵」映画の解禁とその展開
第3章 テレビにおける「忠臣蔵」の展開
第4章 戦後日本映画界の発展と戦後「忠臣蔵」映画の内容の変化
おわりに 戦後「忠臣蔵」映画黄金時代の意味
あとがき
「忠臣蔵」関連作品DVDリスト
戦後「忠臣蔵」関連映画索引

鶴子と雪洲―ハリウッドに生きた日本人

鳥海 美朗 (著)

出版社: 海竜社
ISBN-13: 978-4759313383
発売日: 2013/11

[目次]

プロローグ ハリウッドの日本人スター
第1章 女優への道
第2章 雪洲登場
第3章 ドラゴン・ペインター
第4章 鶴子の転進
第5章 サムライ
第6章 放蕩のスター
第7章 雪洲の生還
第8章 最後の銀幕、最後の共演
エピローグ 息子の誇り

帝国日本の朝鮮映画―植民地メランコリアと協力

李 英載 (著)

出版社: 三元社
ISBN-13: 978-4883033478
発行日: 2013/10

[目次]

プロローグ 一九四一年の京城、ある日記、ある映画
第1章 帝国日本の朝鮮映画、韓国映画史の苦境
第2章 協力の心情―“志願兵”前夜、あるいはメランコリーの日々
第3章 協力の制度―『半島の春』とトーキー時代の朝鮮映画
第4章 帝国と朝鮮、啓蒙主体をめぐる競合―『家なき天使』を中心に
第5章 帝国とローカル、変転する物語―『孟進士宅の慶事』をめぐる民族表象
エピローグ 映画、国家、そしてトランスナショナルな旅

東映ゲリラ戦記

鈴木 則文 (著)

出版社: 筑摩書房
ISBN-13: 978-4480818386
発行日: 2013/11/25

[目次]

前編 京都ポルノ戦線
後編 帝都進攻作戦
エピローグ
我が“大いなる助走”『文学賞殺人事件 大いなる助走』
人物走馬灯

風景の死滅 増補新版 (革命のアルケオロジー)

松田 政男 (著)

出版社: 航思社; 増補新版
ISBN-13: 978-4906738052
発行日: 2013/11/5

[目次]

密室・風景・権力――若松映画と性の「解放」
風景としての都市
ゲリラ空間とは何か
組織論をめぐって
子供についての一考察
転形期の構図
奈落への旅の途上で
わが列島、わが風景
映像 風景 言語
不可視のムラの入口で
ユートピアの反語
「風景」と「情況」
ふるさともなく、うたもなく
夜から夜への通底器
机の前の永久革命者
迷路の奥のコンミューン
誰から殺すべきか
野獣と革命
大義について
喪われた祭り
密室のテロル
なぜ風景戦争なのか
出会いと訣れ
天使の誘惑
風景の死滅のために
風景1~6
風景の起点
解説(平沢剛)

森崎東党宣言!

藤井仁子 (編集)

出版社: インスクリプト
ISBN-13: 978-4900997400
発行日: 2013/11/25

[目次]

I|森崎東を見る
屑の本分――遅れてきた森崎東論(藤井仁子)
森崎東のボトム(上野昂志)
森崎映画の「涙」と「観念性」(高橋洋)
喜劇の到来――森崎東のレジスタンスをめぐる覚書(中村秀之)
豊代のこと――『女咲かせます』の切実さについて(渥美喜子)
しくじったあと――『街の灯』の輝き(三宅唱)
そのようにしかあることができない――『ニワトリはハダシだ』論(濱口竜介)
出航せず――『生きてるうちが花なのよ死んだらそれまでよ党宣言』(青山真治)

II|森崎東を語る
一個一個作っていく、そういうことがふっとできる映画[インタビュー](倍賞美津子)
ちゃんと芝居が分かる監督さん、こちらが任せられる監督さん[インタビュー](大楠道代)
人から出発する、だから物語も予想がつかない[インタビュー](加瀬亮)
まず俺たちが考える、というのがありますね[座談会](浜田毅・長田達也・下村優)
ごった煮が出来るまで――森崎映画のシナリオ作り(近藤昭二)

III|森崎東が語る(聞き手=山根貞男)
映画はもうほとんど世界である
I|わが映画遍歴、そして家族
II|心の結ぼれをほどく芸能を求めて
III|エトスを美的に娯楽的に刺激したい
他流試合に臨む――『時代屋の女房』、六年の空白を越えて
おとぎ話と現実の間の涙――『ラブ・レター』という難題
垂れた糞は見たくない――『ニワトリはハダシだ』では終わらない

[特別収録]『男はつらいよ フーテンの寅』準備稿
寅次郎の「ディグニティ」――『男はつらいよ フーテンの寅』準備稿覚書(大澤浄)

[資料]森崎東の軌跡(作成=中村有孝)
I|映画監督作品
II|映画脚本作品
III|テレビドラマ演出・脚本作
IV|テレビドキュメンタリー演出作品
V|出演作品
VI|映画監督作品使用楽曲

東(あずま)への道――編者あとがき

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The National Museum of Modern Art, Tokyo