2011年1月の新着図書紹介
１秒２４コマの美 黒澤明・小津安二郎・溝口健二
出版社: 日本経済新聞出版社
ISBN : 978-4532167639
発行日： 2010/11
[目次]
1 黒澤の夢
(ゴッホの鴉を飛ばせ―全身全霊で画作り セザンヌになりたい―青年画家の挫折と再起 鉄斎のように大胆に―風と雨 フィルムに描く―画コンテに込めた情熱)
2 小津好み
(背後の名画―日本画家との交流 煙突、原っぱ、洗濯物―下町と木村伊兵衛 モダンボーイの梁山泊―蒲田と河野鷹思 相似形が壊れるとき―秩序と混沌)
3 溝口神話
(完全主義者の闘い―美術監督・水谷浩 不屈のアバンギャルド―向島と柳瀬正夢 生身の女―京都と甲斐庄楠音 世界映画へ―ヌーベルヴァーグの熱狂)
映画監督ジュリアン・デュヴィヴィエ
出版社: 国書刊行会; 初版
ISBN : 978-4336051691
発行日： 2010/11
[目次]
はじめに
第1部 サイレント映画時代
(処女作まで アセルダマ血の代償(一九一九) セルジュ・ルノーディエの再生(一九二〇) ロックヴィヤール (一九二二) ほか)
第2部 トーキー映画時代
(ゴルダー(一九三〇) カイロの戦慄(一九三一) 巴里―伯林(一九三二) にんじん(一九三二) ほか)
おわりに
フィルモグラフィ
映画というテクノロジー経験 (視覚文化叢書)
出版社: 青弓社
ISBN : 978-4787272942
発行日： 2010/11
[目次]
はじめに
第１部 リュミエール映画の考古学
第１章 リュミエール映画の考古学――「自生性」の発見
第２章 リュミエール映画の神話学１――『列車の到着』の神話学
第３章 リュミエール映画の神話学２――触覚的経験としての映画
第４章 リュミエール映画の考古学・再考──リュミエールと宮崎駿の「細部」
第２部 テクノロジー、身体、古典映画
第５章 テクノロジー経験としての映画──戦争、全体主義、そして生命のリズム
第６章 テクノロジーのリズムと物語映画――山中貞雄、マキノ雅弘、ハワード・ホークスをめぐって
第７章 アニメーションというテクノロジー－宮崎駿をめぐって
第３部 映画におけるフィクション
第８章 検閲の誕生-大正期の警察と活動写真
第９章 フィクション映画の「社会性」とは何か
第４部 時間的想像力の可能性
第10章 映画、時間。小津
第11章 記憶と忘却の経験としての映画
第12章 レイアウトとしての映画
徳川夢声のあかるみ十五年
出版社: 清流出版
ISBN : 978-4860293437
発行日： 2010/12
[目次]
前篇 映優五年生
(不如帰 ほろよひ人生 あゝヲン痴難苦行 きぬた・たぬき噺 ほか)
後篇 映優老年生
(彦六大いに嘆く ぐづり方教室 或る日の九郎兵衛 予感病患者 ほか)
解題（濱田研吾）
編集あとがき（高崎俊夫）
徳川夢声フィルモグラフィー
徳川夢声のくらがり二十年
出版社: 清流出版
ISBN : 978-4860293420
発行日： 2010/12
[目次]
くらがり二十年
(あゝら不思議 グルグル廻りの「襷」 初期の戦争映画 非映画ファン 自分の名前に呆れる ほか)
続くらがり二十年
(山田耕筰氏に毛があった事 映画物語の始まりの事 渋谷キネマ昼夜一回興行の事 大井閑居 華の新宿十年前 ほか)
解題（濱田研吾）
歿―映画人忌辰抄
出版社: ワイズ出版
ISBN : 978-4898302460
発行日： 2010/11
[目次]
映画人、逝く1
(アン・バンクロフト 松村達雄 高津利治 ほか)
映画人、逝く2
(南田洋子 南原宏治 清川虹子 ほか)
紀行
(森谷司郎監督の“終の棲み処” フェデリコ・フェリーニ追悼紀行 「映画人の墓碑銘」より ほか)
The Attractive Empire: Transnational Film Culture in Imperial Japan
出版社: Univ Hawaii Pr School of Social
ISBN-10: 082483223X
ISBN-13: 978-0824832230
発行日： 2008/5
[目次]
Acknowledgments
Lost Histories
From Film Colony to Film Sphere
Media Empire: Creating Audiences
Imperial Acts: Japan Performs Asia
Competing Empires in Transnational Asia
The Emperor's Celluloid Army Marches On
Selected Filmography
Notes
Selected Bibliography
Index
