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2009年7月の新着図書紹介

2009年6月より、フィルムセンター図書閲覧室に「新着図書コーナー」を設置いたしました。
毎月の新着図書の中から選んだ数冊を紹介し、ホームページでもお知らせいたします。

映画大臣―ゲッベルスとナチ時代の映画

フェーリクス・メラー (著), 瀬川 裕司 (翻訳)

出版社: 白水社
ISBN-13: 978-4560080023
発行日: 2009/06

【目次】

序章 ヨーゼフ・ゲッベルスの日記
第1章 「前衛派人物の極めて効果的な仕事」
—精通者としての支配者?
第2章 「いまや我々がドイツ映画を掌握している」
—映画産業の掌握
第3章 「いまや映画にとっても非政治的時期は終わりを告げた」
—三三年から三九年まで新しい映画への困難な道のり
第4章 「戦争がテーマを与えてくれる」
—四〇年から四五年までの映画政策
第5章 「総統は、上映しない方が良いという考えだ」
—ゲッベルスと映画の検閲
第6章 「ドイツ的英雄性の映画叙事詩」
—プロパガンダ手段としての週間ニュースと記録映画
第7章 「総統はグスタフ・グリュントゲンスがお嫌いだ」
—スター崇拝と迫害 新たな照明のもとに見たナチと映画芸術家

怪奇映画天国アジア

四方田犬彦(著)

出版社: 白水社
ISBN-13: 978-4560094037
発行日: 2009/06

【目次】

第1章 怪奇映画はいかに語られてきたか
第2章 インドネシアの怪奇映画
第3章 タイの怪奇映画
第4章 二〇〇〇年代のインドネシアの怪奇映画
第5章 二〇〇〇年代のタイの怪奇映画
第6章 マレーシア、シンガポール、カンボジアの怪奇映画
第7章 結論

シネキャピタル

廣瀬純(著)

出版社: 洛北出版
ISBN-13: 978-4903127101
発行日: 2009/05

【目次】

1 イメージたちはなぜ労働を拒否するのか。

2 マキノ雅弘から金融危機へ
  あるいは、○☆◇×年☆◇月に『運動イメージ』を読むということ

3 「あとがき」にかえて
   映画と働かぬ権利(闇のなかの音楽)

解説 安井 豊(映画批評家)
   

澁澤龍彦映画論集成

澁澤龍彦(著)

出版社: 河出書房新社
ISBN-13: 978-4309409580
発行日: 2009/5/30

【目次】

第1章 怪奇と恐怖
第2章 エロスと悪
第3章 モンローとドヌーヴ
第4章 精神分析と深層心理
第5章 SFと巨匠
第6章 日本映画

小津安二郎周游

田中眞澄 (著) 周以量 (译)

出版社:广西师范大学出版社 (/电影馆)
ISBN:978-7-5633-8262-0
出版日期:2009/5

【图书目录】

周游小津(代序)
第一章 拳击的故事
第二章 蒲田进行曲的目击者
第三章 学习与游历的闪回
第四章 摩登都市的光与影
第五章 那是以“摇摇”开始的
第六章 并非碌碌无为的1936年
第七章 《独生子》的东京学
第八章 在异国的战场上
第九章 “开天窗”的战争
第十章 归来的男人
第十一章 “大东亚共荣圈”概略记
第十二章 所谓的“占领下”的反讽
第十三章 古都漫游
第十四章 东京(复数的)故事
第十五章 另一种才华
第十六章 彩色之路,形形色色
第十七章 勿忘死亡
后记(似的东西)
小津安二郎导演电影目录
译后记

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