2019年7月の新着図書紹介
2019年7月の新着図書紹介
映画で考える生命環境倫理学 吉川 孝, 横地 徳広, 池田 喬 (編著)
発行: 勁草書房
ISBN-13: 978-4326102730
発行日： 2019/2
［目次］
序章 映画とともに思考するとき
第1章 『2001年宇宙の旅』にみる「人間の条件」
第2章 ナヴィのように「見ることを学ぶ」ことができるか
第3章 クローン人間と臓器移植をめぐる物語
第4章 人型ロボットは愛することができるか
第5章 人はAIと恋愛することができるのだろうか
間奏 生命環境倫理学とは何か―生命圏と技術圏
第6章 「手」が創設する倫理
第7章 カタストロフィを語る哲学と映画
第8章 “絶対戦争”後の世界を考えること
第9章 食べること、人間であること、生き残ること
終章 なぜ映画で倫理学なのか
影の美学 : 日本映画と照明 宮尾 大輔 (著), 笹川 慶子 (訳), 溝渕 久美子 (訳)
出版社: 名古屋大学出版会
ISBN-13: 978-4815809515
発行日： 2019/6
［目次］
凡 例
序 章 影の美学とは何か
第1章 照明と資本主義
第2章 刀の閃きとスターの輝き
第3章 ストリート映画
第4章 影の美学
終 章 宮川一夫の映画撮影
注
訳者あとがき
参考文献
図版一覧
索 引
黒澤明の羅生門 : フィルムに籠めた告白と鎮魂 ポール アンドラ (著), 北村 匡平 (訳)
出版社: 新潮社
ISBN-13: 978-4105071110
発行日： 2019/5
［目次]
プロローグ
門
原光景
はじまり(野良犬の物語)
告白
弁士
迷路
証言者と沈黙
黒澤兄弟を語る
もう一人の芥川龍之介
スローモーション
裁判
レクイエム/再生
神戸と映画 : 映画館と観客の記憶 板倉 史明 (著)
出版社: 神戸新聞総合出版センター
ISBN-13： 978-4862852892
発行日： 2019/2
［目次]
第一部 神戸の映画史[神戸上陸-一九五〇年代]～映画興行と観客の歴史
第1章 「盛り場」新開地から「都市」三宮へ
第2章 昭和初期の神戸市・兵庫県における映画の配給と興行
第3章 日本映画史、神戸に始まる
第4章 神戸における新聞読者の映画経験
第5章 神戸新開地のトーキー反対争議
第6章 焼け跡の映画興行をめぐる占領と復興
第二部 神戸の映画史[一九七〇年代以降]～映画文化とアマチュア映画の歴史～
第7章 <グループ無国籍>の自主上映と一九七〇年代の新開地
第8章 伊丹グリーン劇場における特撮映画ファンの共同体
第9章 ミニシアター/シネコンからその先へ
第10章 絵葉書に見る神戸の映画史
第11章 よみがえるアマチュア制作の小型映画
コラム
神戸映画館マップ
あとがき
主要参考文献
索引
戦時・占領期における映像の生成と反復 : メディアの生み出す社会的記憶 原田 健一 (著)
出版社:知泉書館
ISBN-13： 978-4862852892
発行日： 2019/2
［目次]
第1部 写真家の誕生と戦時・占領
第2部 つくり手の戦時・占領―近代的な映画会社・東宝
第3部 メディアとしての映画の戦時・占領
第4部 新しい現実と古い現実―占領期における映像空間
あとがきにかえて
初出誌一覧
引用文献
索引
日本統治下の朝鮮シネマ群像 : 戦争と近代の同時代史 下川 正晴 (著)
出版者： 弦書房
ISBN-13：978-4863291881
発行日： 2019/5
［目次]
第一部 『望楼の決死隊』のミステリー
第一章 満州・朝鮮国境の国策映画
第二章 原節子と今井正の謎
第三章 戦争と解放、その後
第二部 朝鮮シネマの光芒
第一章 ベストシネマ『授業料』
第二章 『家なき天使』の墜落
第三章 「解放」前後の朝鮮シネマ
[年表]朝鮮シネマの社会文化史/朝鮮シネマ人物事典
ジャック・ドゥミ―夢のルーツを探して ジャン=ピエール ベルトメ (著), 瀧本 雅志 (訳)
出版社: 水声社
ISBN-9978-4801004252
発行日： 2019/5
［目次]
第1章 いくつかの道しるべとして
第2章 ロワール渓谷の木靴職人
第3章 冷淡な美男子
第4章 グレヴァン蝋美術館/母と子
第5章 アルス
第6章 ローラ
第7章 新・七つの大罪:淫乱の罪
第8章 天使の入江
第9章 シェルブールの雨傘
第10章 ロシュフォールの恋人たち
第11章 モデル・ショップ
第12章 ロバと王女
第13章 ハメルンの笛吹き
第14章 モン・パリ
第15章 ベルサイユのばら
第16章 夜明け
第17章 都会のひと部屋
第18章 パーキング
第19章 想い出のマルセイユ
第20章 ジャック・ドゥミの少年期
第21章 ドゥミを魔法から解く
