デジタル技術の進歩は非常に速く、データを保存するメディアにおいても進展は著しいものがあります。
保存メディアとして、代表的なものには、光ディスク、磁気テープ、磁気ディスク、半導体の4種類があります。
これまで、フィルムに記録され、保存されてきた映像や画像はデジタル化され、前述の保存メディアに保存されるようになってきています。これら4種類の保存メディアにはそれぞれ特徴があるので。ここではその特徴について述べてみたいと思います。
詳細はレポートを参照してください。
1.記憶容量(1TB=約1,000GB=約1,000,000MB)
一般的な光ディスクの容量は以下のようになっています。
- CD(Compact Disc)1枚で、700MB(メガバイト)
- DVD(Digital Versatile Disc)1枚で、4.7GB(ギガバイト)
- BD(Blue-ray Disc)1枚で25GB
最近、BDより高密度なアーカイバルディスク(AD)が発売され、1枚の容量としては、両面で300GBあります。
一方、磁気テープでは、LTO(Linear Tape Open)テープ1本に6TB(テラバイト)記録することができます。
将来的にはLTO1巻当たり150TBを超える記録容量が可能であると報告されています(注1)。