谷口千吉監督が手掛けた犯罪映画の佳作。恋人（岡田）との結婚を控えた木崎（池部）は、道端で酔いつぶれていた男の胸ポケットにあった大金に目がくらみ、もみ合いになったはずみでその男を殺してしまう。木崎は、逃亡の過程で、街の顔役（清水）や売春婦（三益）に助けられるが・・・。犯罪に手を染めた主人公が、次第に正常な判断力を失っていくが最後には正気を取り戻すさまと、彼が目の当たりにする様々な都会の暗部とが共に描き出される。
小ホール
京橋映画小劇場 No． 28
Kyobashi-za No.28 |
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| 2014.5.9-5.25 |
夜の終り
（94分・35mm・白黒）
（94分・35mm・白黒）
'53（東宝）（監）谷口千吉（脚）菊島隆三（撮）山田一夫（美）松山崇（音）芥川也寸志（出）池部良、岡田茉莉子、三益愛子、志村喬、小川虎之助、清水将夫、清水元、藤原釜足、坪内美子、音羽久米子、虹川レイ子、宮崎恭子、菅井きん
→「よみがえる日本映画vol.6 [東宝篇]――映画保存のための特別事業費による」より
■（監）＝監督 （原）＝原作・原案 （脚）＝脚本・脚色 （撮）＝撮影 （美）＝美術 （音）＝音楽 （出）＝出演
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