Art東京国立近代美術館
Craft&Design東京国立近代美術館工芸館
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2012年の夏休み★

デザイン:中西要介 イラスト:井上コトリ
デザイン:中西要介 イラスト:井上コトリ


ドキドキ、ワクワク
すてきな映画と出会えるよ!


【日時】2012年7月27日(金)、28日(土)、8月3日(金)、4日(土)
      午後1:30~3:30(午後1時開場)
【会場】フィルムセンター 小ホール(地下1階)
【定員】各日150名

協力:IMAGICA

―――――全プログラム事前申込み制です。―――――

■各プログラムの内容及び詳細はこちら(以下)から■
⇒7月27日(金)
⇒7月28日(土)
⇒8月3日(金)
⇒8月4日(土)
⇒【お申込方法】
⇒【料金】



美術館・工芸館・フィルムセンター合同のご案内はこちら

7月27日(金)  午後1時30分スタート!

映画の上映とお話
&映写室(当選者のみ)・展示室(希望者のみ)訪問
活弁と音楽の世界
―ニコニコ大会

ニコニコ大会とは喜劇映画をまとめて見られる上映会。観客が一緒になって楽しめる映画ならではのこの体験を、活弁と音楽とともに実感してみよう。

《上映作品》
『マックスの近視眼』(1910年)
フランス/監督:リュシアン・ノンゲ
悪気はないものの周囲に迷惑をかけ、遂には決闘をすることになってしまうマックス。世界的に有名だったマックス・ランデーの主演作。(6分)
『石川五右ヱ門の法事』(1930年)
日本/監督:斎藤寅次郎
有名な盗賊が自分の子孫を助けるために幽霊になって復活。喜劇の神様とも呼ばれた斎藤寅次郎監督のハラハラドキドキの作品。(21分)
『南北珍雄腕比べ』(1926年)
アメリカ/監督:クラレンス・バッジャー
主人公は南軍のスパイ、次々と襲う危機を乗り越えていくが……。アメリカの文化遺産に指定された喜劇映画。(53分)

7月28日(土)  午後1時30分スタート!

映画の上映とお話
&映写室(当選者のみ)・展示室(希望者のみ)訪問
不思議な動きと物語♪

アニメーションには、不思議な動きがいっぱい!いろんな時代の、映画ならではの面白さを体験してみよう。

《上映作品》
『マクラレン開会の辞』(1960年)
カナダ/監督:ノーマン・マクラレン
まずはみなさんにご挨拶!(7分)
『線と色の即興詩』(1955年)
カナダ/監督:ノーマン・マクラレン
動きと色の自由な作品!(5分)
『動絵狐狸達引(うごきえこりのたてひき)』(1933年)
日本/監督:大石郁雄
きつねとたぬきの親子が化かし合う、今見ても面白い昭和8年の作品。(11分)
「アサヒホームグラフ No.37」(1940年)
日本
昔は映画館でニュースを見たよ。こども向けのニュース映画。(10分)
『チコタン ぼくのおよめさん』(1971年)
日本/監督:岡本忠成
大好きなチコタンへの気持ちがめいっぱい広がる、躍動感あふれるアニメーション。(11分)
『おこんじょうるり』(1982年)
日本/監督:岡本忠成
狐のおこんが、おばあさんに恩返し。不思議な力で人々の病を治す、東北弁と人形の味わい豊かな物語。(26分)

8月3日(金)  午後1時30分スタート!

映画の上映とお話
&映写室(当選者のみ)・展示室(希望者のみ)訪問
いろいろなオモシロ映画

線が動く!折り紙が動く! そして…マヨネーズが踊る!?
アニメーション、人形劇から、実験映画、折り紙映画、企業PR映画など普段なかなか目にすることのない作品を親子一緒に楽しもう。

《上映作品》
『めんどりの踊り』(1942年)
カナダ/監督:ノーマン・マクラレン
楽しいカナダ民謡に乗せてすべてのものが踊り出す!(4分)
『5万匹 へんないのしし』(1962年)
日本/監督:横山隆一
背中に木が生えたイノシシくんの運命は?(4分)
『茶目子の一日』(1931年)
日本/監督:西倉喜代治
アニメで愉しく描かれる小学生の一日。(7分)
『花ともぐら』(1970年)
日本/監督:岡本忠成
草花の世話をするもぐらの秘密をめぐるSF人形劇。(16分)
『マヨネーズ物語』(1972年)
日本/監督:清本隆男
みんな大好き!マヨネーズの出来るまで。(16分)
『ホーム・マイホーム』(1970年)
日本/監督:岡本忠成
キツネくんとモグラくんが目指した先にあるものは?(3分)
『いたずら椅子』(1957年)
カナダ/監督:ノーマン・マクラレン
まるで生きているような椅子との追っかけっこ。(10分)

8月4日(土)  午後1時30分スタート!

映画の上映とお話
&映写室(当選者のみ)・展示室(希望者のみ)訪問
活弁と音楽の世界
―映画と乗り物

列車や馬車や自動車からタルまで…映画には昔から乗り物がたくさん!乗り物と一緒に映画の歴史を発見しよう!

《上映作品》
『ラ・シオタ駅への列車の到着』(1895年)
フランス/撮影:ルイ・リュミエール
駅に列車が到着するまでを撮影した、映画が誕生した最初期の映画!(1分)
『アメリカ消防夫の生活』(1903年)
アメリカ/監督:E・S・ポーター
火事場に入って親子を助ける消防夫たちのお話。昔の消防車は馬がくっついていた?!(7分)
『大列車強盗』(1903年)
アメリカ/監督:E・S・ポーター
強盗団が列車を襲ってきた!馬と列車と拳銃と、西部劇がここに誕生!(11分)
『ドリーの冒険』(1908年)
アメリカ/監督:D・W・グリフィス
少女ドリーが誘拐され、タルに乗って川を下る大冒険!アメリカ映画の父、D・W・グリフィスの監督第1作!(12分)
『悪太郎(キートンの強盗騒動)』(1921年)
アメリカ/監督:バスター・キートン、マル・セント・クレア
強盗犯に間違えられ、警察官に追われるキートン!列車に自動車、トラック、馬の彫像まで!乗り物満載のアクション・コメディ!(19分)

【弁士】佐々木亜希子
活動写真(映画)の弁士。NHK山形放送局にてニュース番組のアシスタント・キャスターを務めた後、関東でテレビやラジオのアナウンス、リポートに携わる。1999年、活弁に出会い傾倒、2001年より弁士として各地で公演を行っている。

【演奏】FEBO
2003年に結成。ギターの小沢あき、ピアノの永田雅代による即興中心のアンサンブル。

■活弁とは?
無声映画の時代に日本の映画館で行われていた、弁士による映画説明のことです。当時はそれぞれの劇場が弁士を雇い、その評判によって劇場の人気が左右されるほど大切な役割を担っていました。

下記①~⑥までの必要事項をご記入の上Eメールまたは往復はがきにて「フィルムセンターこども映画館係」までお申し込みください。受付票を返信いたします。
しめきりは実施日の1週間前(必着)です。各回、定員(150名)に達し次第しめきります。

【記入事項】①希望日②参加者全員の名前(おとなもこどもも)③学年(こどものみ)④住所・電話番号・Eメールアドレス⑤展示室見学の希望の有無⑥映写室訪問の希望の有無(映写室は当日行われる抽選の当選者のみ参加可)

<Eメール>kids-cinema2012☆momat.go.jp
送信時に、☆印を@に変えてください。
<往復はがき>〒104-0031 東京都中央区京橋3-7-6
  フィルムセンターこども映画館係

申込み記入例

こども映画館2012への参加を希望します。

①希望日:7月○日△曜日
②参加者:映画陽子(③幼児)
        映画太郎(③小学2年)
        映画良郎(③大人)
        映画三郎(③シニア)
④住所:〒104-0031 東京都中央区京橋○-△-□
  電話番号:03-3561-○△○△
  E-mail:kids-momat@○○○○
⑤展示室見学:希望します(or希望しません)
⑥映写室見学:希望します(or希望しません)
(※映写室訪問は抽選により当選された方のみ見学できます。)



◆内容に関してのお問い合せ: 電話03-3561-0823

中学生以下/無料
一般/500円
高校・大学生・シニア/300円


★「こども映画館」はこどもたちのためのイベントです。こどもの引率や付添ではない成人の方々の単独でのお申し込みはご遠慮願います。
★各プログラムは原則として中学生までを対象としています。高校生もお申し込みいただけますが、全体の申し込み数が定員を超えた時は、やむなくご参加をお断りする場合もございます。
★当日の会場への入場は先着順です。発券・開場は開映の30分前から行います。受付票をご提示の上、観覧券をお求めください。観覧券は当日・当該回のみ有効です。
シニア(65歳以上)の方は、当日必ず年齢を証明できるものをご提示ください。
★お申し込みの際にいただきます個人情報は、今後の「こども映画館」に関するご案内の目的のみに利用することとし、第三者への提供は行いません。

保護者・指導教員・引率者の皆様へ

「こども映画館」は、小・中学生を対象としたフィルムセンターの映画イベントで、夏休みの期間に開催します。「こども映画館」は次のような目的で企画されています。

●こどもたちに、映画という偉大な文化芸術遺産の素晴らしさ、楽しさを知ってもらう。

●こどもたちに、テレビ等の家庭内視聴では得られない、大きなスクリーンによる本物の映画(フィルム)を楽しむ機会を提供する。

●優れた映画作品の鑑賞を通して、こどもたちの豊かな情操と高い映像理解能力(リテラシー)を育む。

こどもたちが映画館に集まり、みんなが暗闇のなかで集中して大きなスクリーンを見つめ、泣き、笑い、緊張し、興奮し、感動する―かつてはごく当たり前であった、こうした映画の原風景の素晴らしさを、今日のこどもたちにも味わってもらいたいと思います。きっと良い思い出になることでしょう。

Calendar 上映・展示カレンダー
上映・展示カレンダー
The National Museum of Modern Art, Tokyo