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2011年の夏休み★

デザイン:中西要介 イラスト:井上コトリ
デザイン:中西要介 イラスト:井上コトリ


とびきりすてきな映画の旅に出よう!

【日時】2011年7月29日(金)、30日(土)、8月5日(金)、6日(土)
      午後1:30~3:30(午後1時開場)
【会場】フィルムセンター 小ホール(地下1階)
【定員】各日150名

協力:IMAGICA

―――――全プログラム事前申込み制です。―――――

■各プログラムの内容及び詳細はこちら(以下)から■
⇒7月29日(金)
⇒7月30日(土)
⇒8月5日(金)
⇒8月6日(土)
⇒【お申し込み方法】
⇒【料金】



美術館・工芸館・フィルムセンター合同のご案内はこちら

7月29日(金)  午後1時30分スタート!

映画の上映とお話
&映写室(当選者のみ)・展示室(希望者のみ)訪問
“最初”の映画

映画を原点からたどってみよう。

《上映作品》
「エジソンの初期短篇集」(1897-99年)
アメリカ
映画の始まりのころの、一つの光景だけを見せる色も音もない作品。(約1分)
『チーズトースト狂の夢』(1906年)
アメリカ/エドウィン・S・ポーター監督
食べすぎた男の夢でおこるふしぎな出来事、漫画からの映画化作品。(5分)
『赤い幽霊』(1906年)
フランス/フェルディナン・ゼッカ監督
手品なのか魔法なのか、女性が消されてしまう。初期の色つき映画。(7分)
『お伽の森』(1907年)
フランス/アルベール・カペラニ監督
人形にされている恋人の救出に向かう若者の冒険。こちらも色つき。(10分)
『忠臣蔵』(1910-12年)
日本/牧野省三監督
ひとつの目的に向けて協力する武士の話。その最後の部分を上映する。(約6分)
『マルセルマルソオの公園にて』(1955年)
フランス/ポール・パヴィオ監督
ことばを使わずに、主演のマルソオが複数の人々を演じ分けた作品。(18分)

7月30日(土)  午後1時30分スタート!

映画の上映とお話
&映写室(当選者のみ)・展示室(希望者のみ)訪問
活弁と音楽の世界
<変身>

映画の中ではいろいろなものが変身して楽しい世界をつくったり、時にはおおさわぎになったりします。そんなヘンテコな世界をのぞいてみよう!アニメもあるよ!!

《上映作品》
『ココさんの消防夫』(1920年)
アメリカ/デイヴ・フライシャー監督
道化師ココが活躍する人気アニメーション・シリーズ「インク壷から」の初期作品。デイヴの兄であり製作者であるマックスが、アニメーターの役で出演している。(9分)
『メーベルの劇的な半生』(1913年)
アメリカ/マック・セネット監督
家事手伝いのメーベルが、恋に敗れ、映画女優になったことで引き起こされる騒動を描く。“喜劇の王様”マック・セネットが監督・出演している。(15分)
『機械人形』(1917年)
アメリカ/ハーマン・レイメイカー監督ほか
人気喜劇俳優ベン・ターピンが、自分そっくりのロボットになりすまして、周囲を巻き込んでゆくドタバタ喜劇。(27分)

8月5日(金)  午後1時30分スタート!

映画の上映とお話
&映写室(当選者のみ)・展示室(希望者のみ)訪問
活弁と音楽の世界
ずっと愛されているファンタジー

お父さんもお母さんも、みんなが知っている大好きなものがたり“ピーターパン”。80年以上も昔につくられた白黒映画が、活弁と音楽であざやかによみがえるよ!

《上映作品》
『ピーターパン』(1924年)
アメリカ/ハーバート・ブレノン監督
ある夜、ピーターパンがウェンディたちの前にあらわれた!まほうの粉で空をとべるようになったウェンディたちは、ピーターパンにつれられてネバーランドに行くことに。こどもたちの冒険がはじまる!(101分)

8月6日(土)  午後1時30分スタート!

映画の上映とお話
&映写室(当選者のみ)・展示室(希望者のみ)訪問
アニメーションにみる こども、いろいろ

アニメーションもいろいろあれば、そこに登場するこどももいろいろ。その《いろいろ》をみてみよう!

《上映作品》
『メトロポリタン・ミュージアム』(1984年)
日本/岡本忠成監督
大きな美術館のなかを探検する少女を楽しげに描いた作品。(2分)
『ジャックと豆の木』(1956年)
ドイツ/ロッテ・ライニガー監督
同名のイギリス童話を題材にした美しい影絵アニメーション。(12分)
『魔法のペン』(1946年)
日本/熊川政雄監督
戦争で破壊された町を元どおりにしてゆく、魔法のペンの物語。(11分)
『うかれバイオリン』(1955年)
日本/薮下泰司監督
奏でると、周囲の人たちが踊りだしてしまう不思議なバイオリンの物語。(13分)
『小さな五つのお話』(1974年)
日本/岡本忠成監督
いろいろなアニメーションの技法で、日々のできごとをとらえた作品。(20分)


※不完全なプリントが含まれていることがあります。
※終了時間は前後する可能性があります。

【弁士】佐々木亜希子
活動写真(映画)の弁士。NHK山形放送局にてニュース番組のアシスタント・キャスターを務めた後、関東でテレビやラジオのアナウンス、リポートに携わる。1999年、活弁に出会い傾倒、2001年より弁士として各地で公演を行っている。

【演奏】FEBO
2003年に結成。ギターの小沢あき、ピアノの永田雅代による即興中心のアンサンブル。

■活弁とは?
無声映画の時代に日本の映画館で行われていた、弁士による映画説明のことです。当時はそれぞれの劇場が弁士を雇い、その評判によって劇場の人気が左右されるほど大切な役割を担っていました。

下記①~⑥までの必要事項をご記入の上Eメールまたは往復はがきにて「フィルムセンターこども映画館係」までお申し込みください。受付票を返信いたします。
しめきりは実施日の1週間前(必着)です。各回、定員(150名)に達し次第しめきります。

【記入事項】①希望日②参加者全員の名前(おとなもこどもも)③学年(こどものみ)④住所・電話番号・Eメールアドレス⑤展示室見学の希望の有無⑥映写室訪問の希望の有無(映写室は当日行われる抽選の当選者のみ参加可)

<Eメール>kids-cinema2011☆momat.go.jp
送信時に、☆印を@に変えてください。
<往復はがき>〒104-0031 東京都中央区京橋3-7-6
  フィルムセンターこども映画館係

申込み記入例

こども映画館2011への参加を希望します。

①希望日:7月○日△曜日
②参加者:映画陽子(③幼児)
        映画太郎(③小学2年)
        映画良郎(③大人)
        映画三郎(③シニア)
④住所:〒104-0031 東京都中央区京橋○-△-□
  電話番号:03-3561-○△○△
  E-mail:kids-momat@○○○○
⑤展示室見学:希望します(or希望しません)
⑥映写室見学:希望します(or希望しません)
(※映写室訪問は抽選により当選された方のみ見学できます。)



◆内容に関してのお問い合せ: 電話03-3561-0823

中学生以下/無料
一般/500円
高校・大学生・シニア/300円


★「こども映画館」はこどもたちのためのイベントです。こどもの引率や付添ではない成人の方々の単独でのお申し込みはご遠慮願います。
★各プログラムは原則として中学生までを対象としています。高校生もお申し込みいただけますが、全体の申し込み数が定員を超えた時は、やむなくご参加をお断りする場合もございます。
★当日の会場への入場は先着順です。発券・開場は開映の30分前から行います。受付票をご提示の上、観覧券をお求めください。観覧券は当日・当該回のみ有効です。
シニア(65歳以上)の方は、当日必ず年齢を証明できるものをご提示ください。
★お申し込みの際にいただきます個人情報は、今後の「こども映画館」に関するご案内の目的のみに利用することとし、第三者への提供は行いません。

保護者・指導教員・引率者の皆様へ

「こども映画館」は、小・中学生を対象としたフィルムセンターの映画イベントで、夏休みの期間に開催します。「こども映画館」は次のような目的で企画されています。

●こどもたちに、映画という偉大な文化芸術遺産の素晴らしさ、楽しさを知ってもらう。

●こどもたちに、テレビ等の家庭内視聴では得られない、大きなスクリーンによる本物の映画(フィルム)を楽しむ機会を提供する。

●優れた映画作品の鑑賞を通して、こどもたちの豊かな情操と高い映像理解能力(リテラシー)を育む。

こどもたちが映画館に集まり、みんなが暗闇のなかで集中して大きなスクリーンを見つめ、泣き、笑い、緊張し、興奮し、感動する―かつてはごく当たり前であった、こうした映画の原風景の素晴らしさを、今日のこどもたちにも味わってもらいたいと思います。きっと良い思い出になることでしょう。

Calendar 上映・展示カレンダー
上映・展示カレンダー
The National Museum of Modern Art, Tokyo